寝過ごしな2日目

朝起きたら、電車に乗る予定の時間だった。一度起きたんだけど、無意識にすぐ寝てしまった。これではだめだ。

そういうわけで予定変更。三重方面に展開。これだと名張に泊まった意味がない。津か久居あたりに泊まればよかったのだが、仕方がない。

そういうわけで三重県のバスに乗ったわけだが、そこで乗ったバスの中になんと今月末に廃止されるものがあった。もし今回乗らないと乗れないところだった。最初はこの三連休で三重方面と奈良方面の路線バスの旅をするつもりだったが、それはしんどいということで三重方面は延ばして奈良方面だけするつもりだった。それが朝の寝過ごしで三重方面に繰り出すことになったのだ。そういうわけで、朝の寝過ごしは路線バスの神様による天啓だったのではないだろうか。路線バスの旅の神様なんているのか?とは思うが、そういう神様はいると信じることにする。おそらくここでこのバスに乗っていなかったら後悔していただろう。寝過ごしに感謝したいが、三日間にまたがって行われる中川と名張の二往復は無駄だった。

その他、船に乗ったり、近鉄特急に乗ったり。船はよかった。展望のきく甲板で座っていると偉くなったみたいだった。私は山で育った人間で、海の世界はほとんど知らない。洋上に広がっている世界(ジェットスキーをしていたり筏の上で作業をしていたり)を見られた意義は大きい。近鉄特急は前の席にうるさい家族がいてうるさかった。というか、私はどうもうるさいに巻き込まれることが多い。そういうふうに仕組まれているみたいに。やっぱり自衛のアイテムは必要だ。

20分着の船に乗って、22分発の特急に間に合うとは思わない。しかし、実際は早着で間に合った。30分発の特急券を持っていたので買えてもらえるかと思ったのだが、一つしかない窓口でしかも混んでいたのでとりあえずそのまま。特急は近鉄の主力商品なんだから、特急券が買える自動販売機、乗変もできるような高機能なやつを駅に設置すればいいのに。しかし、近鉄の駅に配置されている特急券発行システムってかなり古そう。BASICで組まれているんじゃないか。22分発だと直通で行けたのだが、30分だと鳥羽乗り換えなのだ。ただ鳥羽乗り換えも悪いことばかりではなくて、ここでの乗り換えを利用して弁当を購入。車内で食べて夕食とした。なお、うるささは鳥羽からも持ち越された。中川で隣にも乗ってきた。特急は盛況だ。