高千穂鉄道の意義

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060327/mng_____tokuho__000.shtml

自分が高千穂に行ったとき、バスは安価なフリー切符があるからかなり混んでいたけど、鉄道は空いていたよ。

地方の鉄道の多くと同じように高千穂鉄道の経営は苦しかった。高千穂の人が延岡に行くのに自家用車を使わないで、鉄道に乗ればそれだけ経営は楽になったと思う。それをせずに、観光客を乗せることを考えるというのは、神話の里だけに、神頼みとも言える。ただ、身近に鉄道に乗れるのは、神ではなく地元の人だ。

そもそも高千穂のバスターミナルはまわりが中心地だとわかる立地だが、駅は外れにあって、夜に行ったらかなりうら寂しかった。

高千穂から日之影温泉まで運行するというが、観光客を当て込む休日はともかく、平日は通学時間のみの運行という、末期の国鉄ローカル線みたいなダイヤになるかもしれない。