2006年11月一覧


日本のうたごえ祭典

http://www.fukuishimbun.co.jp/topics.php?code=13995

一万二千人が参加。地元の人も多いだろうが、全国から集まっているらしいし、福井のみならず鯖江でも行われていたようで、そうなるとあのあたりのホテルの空室がなくなるはずだ。来年は11月23日から25日に奈良で行われる。おそらく今からホテルは予約されるのだろう。もっとも奈良だったら大阪あたりのホテルを予約しても問題ないけど。


福井3日目

福井3日目といっても、既に福井からは去ったのだが。

[北陸]に乗って帰る。けっこう混んでいた。B個室は満席。A個室は空いていたみたいだけど、さすがにAはねぇ…。富山を過ぎた頃に寝る。大宮で降りる。10分くらい遅れた。後は家に帰るのみ。


福井2日目

敦賀から普通列車で福井に戻る。今回は3両編成。まま混む。それでも、東京のこの時間帯の列車の印象はない。

今日はまず越美北線に乗って大野まで行く。越美北線といえば、現在は一乗谷から美山の間が不通になっていて、代行バスが運行されている。そういうわけで福井からは一乗谷行きの列車に乗る。ワンマンの単行列車で、席がだいたい埋まった。越前花堂、六条、足羽と経て次の越前東郷で代行バスに乗り換えとなる。この区間があっけない。福井から代行バスに乗れるようにしたほうがいいのでは?とも思えるが、朝の通勤通学時間帯は福井市内が混雑して代行バスが定時運転できない、という記事を目にした。そこで道路が混む福井あたりも列車を走らせているようである。越前東郷から乗った代行バスはJR西日本バスだった。そういえば、昔は福井県内にJR西日本バスの路線バスが走っていたのであった。バスはほぼ満席。復旧工事をしているのが見えた。美山でまた列車に乗り換える。そして越前大野に到着。越前大野駅では九頭竜湖方面に行こうとする子供の団体が待っていた。

JRで大野に来ると大野市観光利用券というものがもらえる。施設の入館が無料になったりする券でもらわない手はない。その存在は知っていたのだがすっかり忘れいていた。前の人がもらって気づいた。まず、武家屋敷内山家に行ってみる。ここは200円なのだが券があるので無料、と思っていたら、文化の日ということで誰でも無料だった。次に越前大野城に行こうと思ったのだが、熊が出るため山に登れないという。近くにある民族資料館は休館。なんなんだ。その後、蕎麦屋に入る。券があるとおろしそばが無料。500円。さすがに金を払わず食べるのもなんなので、結局量が少ないというおろしそばを2つ食べる。2つ食べて500円。その後、御清水に行って朝倉義景の墓に行く。なんで大野が朝倉義景なのかと思ったら、大野を治めていた朝倉義鏡を頼ったものの、義鏡に裏切られて結局自刃したのが大野の地だったのだった。そこまで細かいことは覚えていなかった。近くには義景集会所というのもある。その後、歴史博物館に行こうと思ったらここも休館。券をよく見ると国民の祝日の翌日は休館と書いてある。確かに昨日は文化の日で、今日はその翌日だ。とはいえ観光客が大勢訪れる土曜日を休みにするとは、やる気があるのあるのだろうか。

大野から勝山までバスに抜ける。実は利用券にはバスが500円分無料になる券もついている。結局、そばの500円とバスの500円が浮いた格好。バスは途中から乗る人がそこそこいて、延べ十人弱といった程度。

勝山駅に着いてえちぜん鉄道に乗る。永平寺口までは周遊きっぷが使えないので普通に切符を買う。永平寺口で降りて永平寺に行こうと思った。バスの時間があえばバスで行き、そうでなければ自転車を借りて行こうかと思ったのだが、バスがあるが周遊きっぷが使えないという。この区間は周遊きっぷが使えるはずだと思っていたのだが、京福バスの路線バスではなく、その隙間を埋める直通のバス(というよりは大きなワゴン車)であった。運賃は一緒と言っても、京福バスであれば無料で乗れるがそのバスだとお金を払わなければならない。いきなり第三の案を突きつけられても困る。実のところ永平寺はそれほど興味がなくて、時間もあるし周遊きっぷで乗れるから行く、というくらいであって、そこで追加のお金を払う気にはなれなかった。ちなみに自転車はえちぜん鉄道の駅で無料で借りられる。結局そのバスには乗らずに自転車で行くことにする。そこまで行くのにかなり疲れたが、なんとか到着。禅寺というイメージとは違って門前町は普通に土産物屋などが並んで俗っぽい。永平寺は修行の道場です、ということで、いろいろと断り書きが書いてある。ただ中に入るのに500円取られる。500円分の良さは感じないだろうと思い、中に入るのはよした。自分に宗教心がないということもある。

帰りはせっかく自転車で来たからということもあって、廃線となった京福永平寺線の跡の写真を撮る。観光客は多いのだがほとんどが自家用車か観光バス。しかも永平寺のあたりはほとんど住宅がなく、割合としてはほとんどが観光需要だろう。そういうわけで、廃線も当然の理か。

駅員に借りた自転車の鍵を返したのだが、他の駅員との談笑はやめず、こちらには何も言わないで顔を向こうに向けたまま手だけ向けて鍵を受け取った。そういえば、昨日買った駅弁の店員も客に駅弁を売ることよりも雑談をするほうが熱心だったり、大野の件もそうだけど、観光客を受け入れる態度が、その他多くの観光客の受け入れる人の態度とプラス面とマイナス面が相殺されて、プラマイ0だな、と感じた。

永平寺口からえちぜん鉄道に乗って福井口で降り、そこで乗り換えて田原町まで行く。すぐの接続で福井鉄道市内線に乗り市役所前で降りて、福井の鉄道は完乗となった。

帰りは金沢から北陸に乗るが時間が有り余っている。とりあえず特急が使える加賀温泉まで行くことにした。直近の特急は[しらさぎ]富山行きだったが混んでいたのでパス。次の特急は8分待って金沢行きの[雷鳥]。これは空いていた。北陸内で特急に乗るときは[雷鳥]に乗るというのが鉄則かもしれない。加賀温泉で降りるのは特急が使える使えないの境目だから、というためだけではなく、温泉たまごを買うため。山代温泉の温泉たまごが加賀温泉駅の近くのアルプラザで買える。山代温泉で買うよりは高いが、交通費を考えると安い。

加賀温泉から普通列車で金沢まで行く。直近に[雷鳥]が出てやはり空いていたが、ここから先は特急料金がかかるので我慢する。もっとも、特に急いでも金沢での待ち時間が増えるだけなので、急がないほうがいい。

金沢といえば、金沢フォーラスがオープンということで、広告もけっこうやっている。行ってみた。フォーラスはイオン系だけど、イオンショッピングセンターとかがファミリー向けなのに対して、若者向け、だと思う。21時だけどかなり客はいた。時間をつぶしたい場合、メダルゲームなどで時間がつぶせるが、最低1000円は使わないといけない。私がやっていたときは500円くらいで買えたと思ったのだけど、今は違うのかな?他にも映画館もあるが、[北陸]や[能登]の時間にはあわせようとすると、最後までは見られないと思う。後、あまり大っぴらにはできないような裏技も見つけた。


福井1日目

福井に行くことにした。

東京から寝台急行銀河に乗る。銀河に乗るのは初めて。銀河と言うことで、BGMはフジファブリック「銀河」。満席というアナウンスがあったが、私の区画は下二つが空いていた。他にもいくらか空きがあった。やはり横になって寝られるのは大きい。座席の夜行列車や夜行バスとは違う。寝台列車を再評価する動きが出てもいいように思うのだが、どちらかというと衰退の方向に向かっているのは寂しい。

福井というのは意外と行きにくい場所で、まず乗り換えなしで行く手段が夜行バスくらいしかない。夜行バスは疲れるし、そもそもほとんど満席(トイレなしのバスが空席ありだったがこれはグレードが低くてより疲れるだろう)でパス。福井あたりを周遊するので、周遊きっぷで行くと決め、そうなると新幹線を使うのはばかばかしいので、行きは銀河、帰りは金沢まわりで在来線特急+新幹線も考えたが、こちらも寝台列車に決め、北陸に乗ることにした。

米原で下車する。5時40分到着で、5時25分頃車掌が起こしにきた。私は5時過ぎには起きていた。米原から普通列車を乗り継いで福井に向かう。ついこの間敦賀まで直流化されて、近江塩津行きなどという列車も運行されている。普通列車の運用を考えれば、敦賀で分断するというのが自然な運用だから、この直流化は意味があるものなのだと思う。前のエントリにも書いたが、今回は福井に泊まりたかったのだが、福井のみならず鯖江や武生にも宿がとれず、敦賀に泊まることになっている。後で福井の観光案内所に事情を聞いたら「うたごえ」というイベントがあって、その関係者がもう1年前から予約をとっているらしい。皆に宿がないと言われると言っていた。そういうわけで敦賀のコインロッカーにでも大きい荷物を置いていこうかと思ったのだが、改札外まで出るのがめんどうくさくなって福井で荷物を預けた。敦賀から福井までの普通列車は混むかと思ったが、6両編成と地方にしては長編成で、通勤需要を見込んでいるのだろうが今日は祝日で学校が休みなのでそれほど乗らず、混んでいなかった。

福井からえちぜん鉄道であわら湯のまちまで行く。この区間は京福時代に乗ったことがあるが、えちぜん鉄道になってから乗ったことはない。あわら湯のまちから三国港までは乗ったことがある。客はそこそこいたが新田塚で半分以上降りる。ただ、この時間帯は福井方面に行く需要が大きい。実際、福井行きはけっこう混んでいるようだった。

せっかく芦原温泉まで来たので温泉につかることにする。夜行明けということもある。そういうわけで、セントピアあわらに行く。実はここに来るのは四度目だ。開くのを待っていく形。特にジャグジーっぽい風呂は、悪い意味でにおいが気になる。

バスでJR芦原温泉駅に出る。東尋坊から来たバスだが、客が一人もいなかった。私も周遊きっぷ利用だし。次に来る列車が特急なのでそれに乗る。これも周遊きっぷの恩恵だ。名古屋行きの特急[しらさぎ]。空席がほとんどなく、わずかにあった空席に座る。福井から乗る人も多かった。

福井に戻って近辺を歩く。福井市街地の観光地を整備しているようだが、いかんせん小ぶりだ。敦賀まで特急[雷鳥]に乗って戻る。国鉄っぽい車両だった。少し前に京都まで停まらないという特急が行ったせいか、それほど混んでいなかった。


Lモード終了

http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITba002001112006

「Lモード終了会見の様子」の写真が、部屋がそこそこ広いのだけど、記者が五人くらいしかいなくて、空いている椅子が十個くらいあって、かなりすかすかで、もの哀しい。

私はLモードが始まったときに、このサービスを使う人はいるのか?と思っていて、利用者が増えているという記事を目にして意外に思ったのだが、やはり利用は落ち込んで終了という事態になったようだ。Lモードを使いこなせるくらいだったら、携帯電話も使いこなせるだろう。


高校の必修科目未履修問題

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006110101000319.html

50時間だったら、1日10時間やれば5日で終わる。夏休みが終わる間近に宿題を片付ける高校生みたいだ。

ちなみに私は学習指導要領が変わる前に高校生だったけど、社会は1年生のときに現代社会、2年生のとき世界史、3年生の日本史だった。

ちょっと気になったのは、「進学校は受験に出ない科目を勉強する時間がない」という生徒の声がでていたこと。今夏に行った直江津駅で客の意見とか苦情とかが張り出されていたのだけど、「私は進学校の生徒で通学の列車の中で勉強をしたいのだが、進学校でない高校の生徒が騒いで勉強ができない、なんとかしてほしい」と言った主旨のことが書かれていて、そう意識ってあるのね、と思った次第。ちょっと、高校の役割というのをもう一度見直した方がいいと思う。