市町村長・議会議員選挙

いわゆる統一地方選挙後半戦。個人的には小さな村の議会議員選挙の結果が興味深かった。初めて女性の村議が誕生した山梨県小菅村とか、定数8で1位と9位の得票差がたったの11票という新潟県粟島浦村とか、得票が同数(15票)で抽選で当落が決まった東京都御蔵島村とか。小さな村だけに濃密なドラマがありそうだ。

市議会議員選挙では有名人がトップ当選するケースが目立った。調布市議の真山勇一とか、市川市議のプリティ長島とか、秋田市議のまるさん(知らなかったがローカルタレントらしい)とか。余談だが、真山勇一当選の記事に「元日テレキャスター」と書かれていて、「がんじつテレキャスター」とはどういう意味だと思っていたら、「元・日本テレビキャスター」という意味だった。本とビくらい略さず書け。

あと、旅田卓宗が和歌山市議選に当選したが、民事訴訟でお金を市に返還するような判決が出たが返していないので、供託金を差し押さえられることを検討しているらしい。いやはや。

市長選で注目が集まったのは長崎と夕張だが。長崎は市長の娘婿をおさえて、元職員が当選。世襲批判というよりも、市政に精通した人を選んだ結果だと思う。夕張はあの三上誠三(羽柴秀吉)が善戦。というかもう少しで市長になるところだった。効果が不透明な劇薬を使って治そうするようなものか。