八幡和郎「江戸三○○藩 最後の藩主」

目の付け所は面白いと思ったのだが、各藩の説明が似たり寄ったりになって、途中で読むのがだれてくる。それ以前に、筆者の視点が主観的な印象を受ける。現在的な視点で語っているもの気になる。冗長な記述も目立ち、筆力のなさを感じた。後で調べたところ、筆者は大津市長選挙に二度落選しているとのこと。

江戸三〇〇藩 最後の藩主 (光文社新書)

江戸三〇〇藩 最後の藩主 (光文社新書)