2007年11月一覧

中日・福留の針路

4年17億円という呈示は妥当というか、もらいすぎな感じがするが、それでもFAするならばそれはそれでいいと思う。個人的にはメジャーリーグに行ってほしい。読売が「メジャー流出阻止」なんて言って、結局ほしいだけなんだろうけど。中日からメジャーに行った選手といえば、メジャーに行けなくて一年在籍した大塚だけなので、中日生え抜きの福留がメジャーに行って活躍するのは、期待したいところである。ただ、福留がメジャー指向かどうかはわからない。読売は本当に外から選手をとらないで自前の野手を育てるべきだと思うのだが。


司馬遼太郎「峠」

読んだのはけっこう前のこと。上巻、中巻の密度に比べると下巻の密度が薄いように感じた。北越戦争がなんかあっけない。Wikipediaには丸谷才一が司馬遼太郎のことを「全体の五分の三あたりのところから雑になる」と評したと書かれているが、まさにそんな感じだ。まあ、つまらないかおもしろいかと聞かれればおもしろい。

峠 (上巻) (新潮文庫)

峠 (上巻) (新潮文庫)


JALのバースデー割引が廃止になっていた

来年の1月の3連休はバースデー割引を使って四国に行こうかと思ったのだが、いつの間にか廃止になっていた。今年の4月に廃止になったようだ。1年に1回しか使う機会がないので、気づくのも1年に1回なのだ。2月、3月生まれで使おうかと思っている人は気づいていないかもしれない。

行きの午前便に至っては先得割引も使えない。いちばん安くて株主優待を使う方法か。片道に夜行バスを使うか、四国に行かないかのどちらかにしようかと思う。


凛として時雨ライブ at SHIBUYA-AX

チケット発売開始になってもなかなかSOLD OUTにならないのでチケットを買った。確かにSHIBUYA-AXだから売り切れるのはたいへんだ。会場外で当日券を売っていたのでそれほど客が入らないのではと思って中に入ったら、そんなことはなかった。最終的にはほぼ満員になった。

SHIBUYA-AXは中にコインロッカーがあったと思ったのだが、実際は外にある。値段は300円。

今回は後ろのほうで見ることにする。前のほうはかなり盛り上がっていた。もうダイブとか普通にやっているし。あれに混ざりたい気もしたが、2時間立っているだけでも腰が痛くなったので、おっさんは下がっていてよかったか。実際客層が若い。

演奏には間違えなかった。私が予想していた通り1曲目は「nakano kill you」から始まったが、最初からポテンシャルの高いパフォーマンスであった。個人的に演ってほしい曲目をやらなかったのが残念といえば残念だったが、あとは特に文句はない。

なんだかんだ言っていちばん拍手があったのは、ピエール中野のMCが終わったときだった。あまり拍手をしないまわりの人もだいたい拍手していたし。


客が不入りなアジアシリーズ

野球のアジアシリーズが東京ドーム行われているが、中日ドラゴンズの試合でも客数が10000人台、一昨日、昨日の中日ドラゴンズ以外の試合では客数が2000人台とかなり客数が少ない。名古屋が本拠地のチームが出場しているのに東京で試合をやっているということもあるだろうが、アジアシリーズ自体への関心が薄いこともあると思う。今日の試合であれば見に行けたので、行けばよかった。明日の決勝はそれなりに客が入るだろう。ただ、私は既に別の用事があるので見に行けない。


小沢代表辞任騒動

この問題、いちばん悪いのは渡邉恒雄会長を筆頭とした読売新聞ではないか。安全な場所で操っているように見えて仕方がない。少し自省すべきだと思う。

小沢代表は確かに恥はさらしたが、今回慰留されたことによって、今後党内から多少の批判は受けるかもしれないが、小沢おろしの動きにまで発展することはよほどのことがない限りないように思う。そういう意味では100%マイナスだったということもない。民主党としてはとにかく人材不足を露呈した格好。スペシャリストはいるのだが、リーダーシップをとれる人がいない。

自民党としても、福田首相が「小沢代表は憂国の士」とまで持ち上げておいて、結局元のさやに戻ってやりにくさはあると思う。なんだかんだ言っても与党側の立場からしてみれば、連立の可能性を探っているということ自体、今置かれている立場が心許ないということである。その事態は変わっていない。

他の党にしても、今回の騒動で存在感の薄さが浮き彫りになったように思う。

連立自体の是非については、私としてはどちらがいいとも言えない。ただ、連立政権を見てみたい気持ちもある。ただ、今回のやり方は強引すぎた。


「正解はCMのあと」は逆効果か

http://www.asahi.com/culture/update/1106/TKY200711060131.html

場面を盛り上げるだけ盛り上げておいてから「正解はCMのあとで」「最新情報はこのあとすぐ」といったCMを「山場CM」と定義して、その「山場CM」に対して不快に思っている人が多いという記事。

あまりテレビをみる機会はないが、私としてはそれほど不快には思っていない。たとえば、クイズ番組などで「正解はCMのあとで」という場合、CM時間中でクイズの解答を考えることができる。もちろんCMに意識は働かないが。テレビ番組以外でも、テレビに熱中していいところでCMに入ると、我にかえって冷静になれるという効果がある。テレビというまがまがしいものに魂を奪われずに済むわけだ。

要するに「山場CM」は不快には思わないが、効果は少ないと思う。自然な流れでCMに入ったほうがCMに意識が向く。「商品を覚えていない」という人が多いのはわかるような気がする。

ちなみに、CM前とCM後で同じシーンが繰り返されるのはイライラする。あれはVTRの使い回しではないか。やめてほしい。


埼玉西武ライオンズ

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2007/10/26/09.html

西武ライオンズが来季からのチーム名に「埼玉西武ライオンズ」を申請した。正直なところ、今のところ埼玉県にあまり根付いていないように思う。所沢の球場が埼玉県の端っこにあって、埼玉県内の西武線以外の街からは球場に行きにくい。来年は大宮でも開催するというが年に数試合しか行わない。食品会社やIT企業と違って、元々地域に根ざしている鉄道会社が運営主体なのだから、あえてチーム名に地名をつける必要はないと思うのだが。


スパムメールっぽい

ずいぶんご無沙汰している旧友にメールを送ったのだが、文面がスパムメールっぽくなってしまった。というか、スパムメールのほうがそういうメールを装っているわけだけど。


中日ドラゴンズが日本一

http://www.chunichi.co.jp/s/chuspo/article/2007110190204103.html

祝杯をあげました。

MVP中村紀洋は納得。まさに中村紀さまさまだった。オリックスもなんであんないい選手を出したのか、とでも言いたくなるが、やはりああいう形でオリックスを出て中日に入った、ということが活躍の契機となったのだろう。正直、ここまでやるとは思わなかった。

第5戦唯一の打点をあげた平田はスター性があるかもしれない。平田といえば、ドラフト1位で入って全然活躍しなかった平田洋投手を思い出すのだが。平田良介のほうは大器の片鱗を見せている。まだ若いし楽しみな選手だ。

日本ハムは結局ダルビッシュとセギノールが奮闘しただけという感じだ。ヒルマン監督がアメリカに行ったりして、どうもまとまっていなかった。