日本睡眠学会がサマータイム導入に反対

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080605-OYT1T00610.htm

日本睡眠学会が「健康を損なう」という理由でサマータイム導入に反対の声明を発表した。記事には1兆2000億円の経済損失が生じると試算したとあるが、実際は1200億円らしい。北海道サマータイムの体験者を対象にしたアンケートでは約40%の人が何らかの体調不調を訴えたという。

そもそも、北海道サマータイムはサマータイムとは違うし、約40%の人が何らかの体調不調を訴えたといっても、その因果関係は実証できないように思う。要するに気分の問題ではないか。ただ、サマータイム導入の理由にも気分の問題が入り込んでいる。サマータイムの切り替えで環境問題への意識が高まるとか、仕事が早く終わるとその分余暇に使えるとか。だいたい、サマータイムがあろうとなかろうと環境問題を意識する人はするし、しない人はしない。仕事が早く終わると言ってもその分早く始まるわけで、個人が自由に使える時間は変わらない。