2008年07月一覧

2008年7月月報

とりあえず、自サイトのことだけ書きます。暑くなって手をつける気があまりおきない。

自由活動領域II

http://area.free-active.com/

路線バスの旅新シリーズの関東一周の旅を第1回、第2回と更新。来月は行わない予定。デラシネ紀行体はとりあえず放置していました。

政治情報ライブラリ

http://politics.free-active.com/

政治情報ドキュメントとレポートで新座市長選挙に関連した更新を行った。来月は政治情報データベースの何らかを更新する予定。あと、去年くらいから暖め続けていた新企画をようやくお披露目できるかも。


W41CAからW62CAに機種変更しない

私はauのW41CAという携帯電話を使っているのだが、一昨年の5月から使っていて機種変更をしてもいいかと思った。機種変更を思い立った理由としては、

  • W41CAの電池が劣化している
  • 新しい技術に触れてみたい

と、それほと切羽詰まった理由ではない。で、最近発売されたW62CAに機種変更をしてみようかと思っていたのだ。いろいろと惹かれる機能があったので。そこで店に行って話を聞いてみた。

  • フルサポートコースとシンプルコースという二つのコースがある
  • 私の使い方だとシンプルコースのほうがいいのでは?
  • シンプルコースは月の使用料が約1000円(実際は910円)安くなる(プランSSの場合)
  • シンプルコースの場合機種変更にかかるお金は48960円で、ポイントを使えば3000円引かれる
  • シンプルコースでは分割払いもできる

約45000円というのは正直言って気軽に払える額ではない。しかし、月の使用料は910円安くなる。ここで45000円払うと、49ヶ月後にはペイできる。だいぶ先の話だが。分割払いにしてもよい。金のことはまあいいかと思ったのだが、肝心なW62CAのことを調べてみると、堅牢性が高いとか防水とか、メーカーもあげている長所もさることながら、ネットで拾った評価では「もっさり」という意見が多数。もっさりと言えば、私がW41CAの前に使っていたVodafone902SHがもっさりだった。その後W41CAに乗り換えてレスポンスのよさに感動したのだが、またもっさりはちょっといやだな。KCP+という共通プラットフォームを採用して開発コストが下がった分処理速度は遅くなったらしい?このあたりはよくわからないけど、まあありがちな話だ。だいぶ改善されたようだけど、もう少しこなれてくるまで待ったほうがいいのか。

いずれにせよ、機種変更のメリット、デメリットを考えると、デメリットのほうが大きいかなと考えて、今回は機種変更しないことにした。


「炭火焼肉たむら」で食中毒

http://www.asahi.com/national/update/0728/NGY200807280006.html

タレントたむらけんじさんが経営する焼き肉店「炭火焼肉たむら名古屋店」で食中毒が発生。それはそうと、炭火焼肉たむらのホームページに載っているコールセンターの電話番号の市外局番が093でこれは北九州の電話番号。関西と名古屋にしか店舗がないのに。ここはツッコむところか。北九州のそういう専門業者に委託したのだろうけど、普通こういう場合はフリーダイヤルにしないか?と思ったり。


養老孟司「バカの壁」

言わずとしれたベストセラー本。確かにいいことを言っていると認めるべき点がいくつかあるものの、論がとっちらかっていてまとまっていない。養老氏が話した内容を編集部の人たちが文章化したものということで、そういう”らしさ”がよく出ている。小話の集合体という感じで、一冊の本としての完成度は高くない。小話の中でためになることが多いと感じられれば高い評価になるだろうし、少ないと感じれば低い評価になるだろう。そういう意味では私の評価は中程度か。

結局のところ、書名のキャッチーさでの勝利か。

バカの壁 (新潮新書)

バカの壁 (新潮新書)


千葉商科大学が1限開始時間を遅くする

http://www.asahi.com/national/update/0726/TKY200807260072.html

千葉商科大学が来年4月に開設予定のサービス創造学部で、1限の開始時間を10時40分にするという。個人的には開始時間を遅らせるのはいいことだと思う。大都市圏の大学に限ったことではあるが、通勤のピーク時間に1限の開始時間をぶつけられるよりは、遅い時間に始まってくれたほうがいいという意味で。

それにしても、「サービス創造学部」って何なんだ?なんだか無理矢理っぽい学部名が増えるのが最近の傾向か。


最近凶悪犯罪が多いという認識

先日、日本で起きた凶悪犯罪をまとめたサイトを見たのだが、1999年前後に衝撃的な凶悪犯罪が集中して発生している。「最近凶悪犯罪が多い」というようなことが言われているが、「いやそんなことはない」という意見もある。統計的にはどうかはわからないが、感覚的には以前に起こったことの記憶は風化し、最近起こったことの記憶が鮮明である以上は、どうしても「最近凶悪犯罪が多い」という認識になるように思える。

人は歴史に学ばないゆえに、このような凶悪犯罪が繰り返し起こされるという考え方もできるが、歴史に学んでその対応を完璧に行った社会は逆に息苦しくなりはしないか。「白河の清きに魚の住みかねて元の 濁りの田沼恋しき」という句があるが、人間がきれいな場所に住めないとすれば、水をきれいにしてもそこで暮らす生き物は死んでしまい、その亡骸によりまた水が濁ってしまう。そのさじ加減というのを分析することが解決になるかもしれないが、そういう動きはないし、それを大っぴらにするのもそれはそれで問題かもしれない。


マイクロソフトが外来語カタカナ表記のルールを変更

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0807/25/news090.html

「コンピュータ」→「コンピューター」、「プリンタ」→「プリンター」など、末尾に付ける長音符号のルールの変更するとのこと。本業にかなり関係のある内容だが、私としては正直なところ違和感を感じる。今までJIS規格のガイドラインを採用していたのを、内閣告示に従った表記にしたというが、内閣告示の外来語の表記には以下のように書いてある。

英語の語末の‐er,‐or,‐arなどに当たるものは,原則としてア列の長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。ただし,慣用に応じて「ー」を省くことができる。

http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&id=1000003802&clc=1000000068&cmc=1000003933&cli=1000001613&cmi=1000004643

慣用に応じて省けるのだから、別に「コンピュータ」でもいいのでは?と思ってしまう。一例としてスリッパ(slipper)が挙げられている。内閣告示に完全準拠するのであれば「スリッパー」だが、まず「スリッパ」と呼ぶだろう。

業界的には外に出す文書は長音をつけて、内部的は文書は長音をつけない、というように書き分けるようになるのだろうか。それだったら、長音をつけるに統一したほうが楽かもしれないが。


今日のひるごはん

今日は、カウンタ席で2人でハンバーグを食べたのだが、私ではないほうの隣の席に座っているおっさんが人間の機関紙を読んでいた。今日の一面は「ジャカルタ特別州が池田SGI会長に名誉貴賓賞」。よかったですね。

ハンバーグは1000円きっていたがおいしかった。


想像のSecurity

去年の話だが、保険会社のアフラックの代理店のツーサンという会社の社員が顧客情報が入っているノートパソコンを紛失したらしい。

アメリカンファミリー生命保険(アフラック)は26日、約15万人分の顧客の個人情報が入った業務用パソコン1台を紛失したと発表した。顧客の銀行口座や病気に関する情報などは含まれておらず、同社は「パソコンにはパスワードの設定や情報の暗号化がされており、第三者が情報を閲覧することは困難だ」としている。

パソコンを紛失したのは、同社が販売委託している代理店「ツーサン」(東京都新宿区)の男性社員。紛失したパソコンには、約15万人分の顧客の名前や住所、生年月日、性別などのほか、保険料や保障額などの契約内容も保存されていた。

同社によると社員は17日朝、東武東上線志木駅から電車に乗り、パソコンが入ったカバンを網棚に置いたまま席に座った。池袋駅で降りようとした際、カバンがなくなっていることに気づいたという。池袋署に被害届を出し、カバンは同日中に同線下板橋駅で見つかったが、パソコンはなくなっていた。

http://www.asahi.com/national/update/0726/TKY200707260202.html

志木から電車に乗りカバンを網棚に置いたまま席に座った、ということは、この人は志木始発の普通列車に乗ったということだ。もし、通勤急行や準急に乗っていればこのようなことはおきなかったはずだ。あと、個人情報が入ったカバンを網棚に置いたまま席に座る、という行為はセキュリティ上してはいけないということになっている。最近になってそういう人がいるかどうか観察していたのだが、見かけなかった。セキュリティ教育が浸透しているのか、たまたまなのかはわからない。あと、去年の7月17日は三連休明けだったりする。三連休ということで仕事を家に持ち帰ったのではないだろうか。パソコンにはパスワードの設定や情報の暗号化がされていると言っているので、Pointsecかなんかをインストールしていたのだろうが、それで安心して仕事を家に持ち帰れる、となってはよくないと思う。仕事で使うパソコンには外に持ち出さない、というのがあるべき姿ではないか。


鳩山、新座、富士見

東上線沿線の鳩山町、富士見市では、いずれも国政与党が推薦した候補者が無党派候補に敗れるという結果になった。今日の埼玉新聞の記事を見ると、富士見では民主党も現職を支援したらしいのだが、当選した無党派候補と共産党、富士見市民ネットが支持した候補のデットヒートで現職はすっかり蚊帳の外だった。鳩山は自公に加え連合埼玉も現職を推薦したが勝てなかった。

一方、新座では辛勝とはいえ、自公が推した現職が当選。この差は何なのだろうか。タレントの問題と言ってしまうとそれまでだが、「無党派の風」という言葉を使うのは安直ではあるが、そういうものを掴めたか掴めなかったかに差が出ているようにも思う。