2008年08月一覧

群馬に行く

群馬に行く。

浦和から高崎線に乗るのだが、EL&SL奥利根号という臨時列車が走っていたため、乗ろうと思った列車がいつもより2分遅れだった。

高崎に着いたらその列車が向かいのホームに停まっていた。SLの機関車をつけていた。高崎から蒸気機関で走るのだろう。高崎からは上越線に乗ってさらに北に進む。これが大混雑。私は座れたが座れない人もいた。だいたい、青春18きっぷの売り文句として、普通列車に乗ってのんびり列車の旅、というような調子なわけだが、あれはけっこう嘘がある。確かにのんびりできる場合もあるが、客の割には編成が短くて、席取り合戦、座れない、座れたとしても窮屈、という場合が多い。18きっぷのために長編成にするもの難しいが、何か考える必要があるようにも思う。

その上越線に乗って、渋川でEL&SL奥利根号を抜かす。向こうはのんびりだ。これが本当ののんびり列車の旅かもしれない。水上まで行って長岡行きの普通列車に乗り換える。ここで、プロの技を見た。高崎で列車を待つ行列で私の前に並んでいる人がいた。どこに並んでいいのかわからなかったので、既に人がいたところに並んでいたのだが、ちょうど先頭車両のいちばん前のドアの位置だった。そのときはちょうど前に列車が来てよかったなとしか思わなかったのだが、水上の一つ手前の上牧でその人が席を立った、上牧で降りると思ったのだが、降りない。ドアの前に立っている。そこで私は気がついた。果たして水上に到着。ここで長岡行きの列車に乗り換えるには階段を渡る必要がある。階段は先頭車両の少し先にある。その人は階段への最短距離を進んで、階段を上がっていった。プロや、プロフェッショナルや。ただ、ここでプロを発揮するのもなんか恥ずかしいという気もするが。

私は長岡までは行かないので立ってもよかったのだが、階段への最短距離を進んだので、まだ席がだいぶ空いていた。よって座ってしまうことにした。最終的には若干の立ち客もいる状態で長岡行きは発車。二駅目の土合で降りる。ここはホームがトンネルの中にあって地上の駅舎から長い階段が通じているという駅で、一度来てみようと思っていてようやく今日来られた。やたらと降りる人は多かった。ホームには200人くらいはいたのではないか。ここからは400段以上にも渡る階段を上らなければいけない。ホームはかなり涼しかったが、地上に近づいたからか運動で体温が上昇したか、かなり暑さを感じるようになった。一人ぼっちだったらまだその雰囲気を楽しめたかもしれないが、なんせ人が多い。みんなで初詣に行くような感じである。そういうわけで、一度来たからもういいか、という感じになってしまった。

上り列車で水上に戻る。この列車も混んでいた。この列車に接続する高崎行きは混んでいるだろうということで乗らず、次の高崎行きに乗ることにする。その間に昼ご飯でも食べようと思ったのだが、駅前の店はどこも混んでいる。賑わいがある駅前を後にして温泉街のほうに行ってみる。駅から温泉街は少し離れている。温泉街は人が少なかった。客のいない喫茶店でカレーを食べた。途中で常連客が入ってきた。

水上から新前橋で乗り換えて伊勢崎に行く。焼きまんじゅうを買った。あと、伊勢崎の街を歩いてみる。スーパーには明らかに外国の人がけっこう多い。

前橋で早い夕食をとって、帰った。


夏の飲み物

あー夏は暑い、ということで、熱中症を予防する意味では水分はとったほうがいいわけだが、普段は烏龍茶などの糖分が入っていない茶ばかりで、甘い飲み物は飲まない私だが、暑いとなぜか甘い飲み物を飲みたくなる。ただ、甘い飲み物は口当たりがいいのでどうしてもすぐに飲んでしまう。そのペースで飲むと危険だ、というくらいに。ただし、炭酸飲料の場合は一気に飲むことができない。どうしても時間がかかる。そういうわけで、甘い飲み物を飲むのであればサイダーなどの炭酸飲料を飲むのがいい、という結論に達した、今のところは。

実際はスポーツドリンクを飲むといいらしいが。


福田改造内閣の顔ぶれが決まる

http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY200808010274.html

良く言えば実績がある人を揃えた、悪く言えば新鮮味のない内閣だ。

谷垣禎一国交相の横滑りがなんだかなぁ、と思う。谷垣さんは自分はいいから子分を何とかしてくれ、とか言わないのかな。国交相と言えば、扇→石原→北側→冬柴と歴任してきたので、自民党的には重要ポストではないのかもしれないが。あと、公明党一枠は環境相に。国交相と比べると環境相は重要度が下がったように思う。

参議院自民党は矢野哲朗、吉村賢太郎の両氏の入閣を求めたというが、全然違う結果に。林芳正防衛相はともかく、中山恭子少子化拉致問題担当相は参院枠とは言えないだろう。矢野哲朗氏はいい加減入閣をあきらめたほうがいいね。

福田首相は「安心実現内閣」と名付けたが(はっきり言ってこの根拠はよくわからないが)、私が名前を付けるなら「B級アーティストのベストアルバム内閣」となる。そこそこ有名な曲がけっこう入っている、その中には懐かしい(古い)曲もある、でもミリオンセラーになったような曲は入っていない(そもそもそのアーティストはミリオンセラーは出していない)、ベストアルバムと言いながら新曲も何曲か入っている、そんな感じ。

どちらかというと、党四役のほうが刺激的。麻生幹事長で古賀選対委員長は大丈夫か。確かに選挙もしないで選対委員長を辞めるわけにはいかないと思うが。麻生氏は選対委員長を前のとおりに幹事長の下に置くように要望したが、福田総裁が断ったらしい。麻生氏の言うことはもっともだが、古賀氏がはい降りますとは言わないだろう。あと郵政造反組の保利耕輔政調会長とか。野田聖子氏入閣もそうだけど、すっかり元の鞘に収まりつつある。