よーし、パパ自民党総裁選で盛り上がっちゃうぞー

マダムもいるわよー。

という、かけ声が聞こえてきそうな自民党総裁選であるが、やはり本命は麻生太郎ということになるか。推薦人も派閥横断的に名前が連なっている。自らが所属する麻生派からは一人のみ。余裕のある人は自派からの推薦人を少なくして、他の派閥からの推薦人を連ねる傾向にある。そういう意味では派閥の意味ってまだあるということか。その推薦人に高市早苗に稲田朋美もついているというのがアレだが。個人的には今回立候補した五人の中では麻生太郎がいちばん総理大臣にふさわしいと思う。というか、他の人がふさわしくない。ただ、この人はまわりがどん引きするような失言をしかねないので、失言が出る前に選挙にしたほうがいい。

石破茂前防衛相は、得意分野への見識はあるとは思うが、総理大臣が適役とは思わない。津島派フラストレーションを発散するための出馬ということか。ところで、津島派は石破派になるのだろうか。昔のイメージだと「派閥の長」という感じではないが、津島派や伊吹派があるのだから、石破派でもいいかもしれない。

石原伸晃元政調会長は元政調会長だから元政調会長と呼ばれているのだろうが、こういうように何と呼ぶかの取り決めがあるのだろうか。私としては元国土交通大臣と呼んだ方がいいと思うのだが、それともそれは黒歴史なのか。それだけ。

小池百合子、与謝野馨の両氏は推薦人に小泉チルドレンと呼ばれる人の名前が目立つ。与謝野馨首相になったら、次の選挙で初めて現職総理大臣が選挙で落選、という事態になりかねない(総理大臣経験者が選挙で落選したことはある)。これは邪推であるが、K元首相は小池、与謝野の二点買いなのではないか。で、小池、与謝野で二三位連合を組むつもりなのではないか、と。与謝野陣営の推薦人代表が野田毅元保守クラブ代表だ。保守クラブとは、ひどい書き方をすれば、保守党が保守新党になったときに泥船から自民党に逃げた野田、小池らが作った中継政党である。これはこじつけで、今でもつながりがあるかはわからないけど。しかし、何かが間違って寿司マダムが首相になったら日本が逃げ出すことも考えたくなってくる。ヒラリー・クリントンがあれだけがんばって結局アメリカ大統領になれなかったのに、寿司マダムが今回ひょんなことから日本の総理大臣になったら、日本は残念な国だと断定せざるを得ない。

そんな寿司マダムの推薦人は埼玉4区選出の早川忠孝議員の名前が。埼玉県連は麻生推しでいくって前から決めていたのになんでだよ、とつっこまれないか。