裁判員の通知がきたことのブログでの公開が相次ぐ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081130-OYT1T00723.htm

私には通知がこなかった。一応、裁判員法で、裁判員候補者名簿に登録されたことを公にすることは禁止されているらしいが、裁判所から届けられる書類を見た限りでは、そのことが書かれているのは見つけられなかった。だったら、ブログに書く人が出てくるのもやむを得ないのではないか。問題が出てからインターネット上で通知しているが、後手後手である。だいたい、実際に裁判員になって担当する案件について公開するのはまずいと思うが、裁判員候補者名簿に登録されたということの公開がなぜいけないのだろうか。というと、法律で禁じられているからということになるのだろうが、それくらいのレベルであれば、公開したければして、したくなければしない、でいいと思う。勝手に書類を送りつけて、このことは不特定多数の人には教えるな、というのもひどい話だ。

裁判員制度もそうだけど、ねんきん特別便とか、定額給付金計画とか、どうも国がとる施策が大雑把というか、大まかというか、乱暴というか、とりあえず広くばらまいて、あとは野となれ山となれ、というような印象を受ける。あと、裁判員制度や、サマータイム制度もそうなんだけど、とりあえずやってみて悪いところは変えればいい、などと言う人がいるのだけど、実際にそれを変えるのにはどうすればいいのか、その道筋を決めることを考えないでそれを言うのは、どうも納得がいかない。