麻生首相と日露戦争の話

麻生首相は18日夜、国際オリンピック委員会(IOC)評価委員会を招いて開いた迎賓館(東京都港区)での晩餐(ばんさん)会のあいさつで「元々この建物は、戦争でロシアに勝った直後の1909年に建てられた」と述べた。評価委にはロシア出身の委員が1人おり、晩餐会にも出席していた。

http://www.asahi.com/politics/update/0419/TKY200904180227.html

麻生首相は確か以前にも、第二次世界大戦で負けたことよりも日露戦争で勝ったことをもっと取り上げるべき、というようなことを公に言っていたという記憶がある。日露戦争の話を好んでいるのだろう。五輪招致委員会の幹部は「首相が冗談のつもりだったかはわからない」としているが、これは冗談ではなくて、素な発言なのでは。

ロシアの人の目の前にしてそういう発言をするのはよくないとは思うけど。ましてや、客人なわけだし。