衆議院解散のシナリオ

http://www.asahi.com/politics/update/0411/TKY200904110096.html

過去のデータを並べてみると、記事には「三木内閣は任期満了選挙で負けた」とある。ロッキード事件の影響が大きかった選挙なので、単純に比較はできないだろうが。また、最近では、2006年、2007年、2008年と、9月に総理大臣が代わっている。もし今年の9月に選挙が行われて総理大臣が代わる、となるとそれはすなわち政権交代だ。内閣改造についても記事には書かれているが、2007年、2008年と8月に改造した内閣が短命に終わっている。最近では、大臣就任直後に問題が起きてすぐに辞任して出鼻をくじかれる、というケースもいくつかある。そう考えると中曽根元首相の言う「遅くとも6月がチャンス」のが正しいような気がするが、どうなるか。

でも、ここまできたらいつ解散してもあまり変わらない、というのも一方で正しいのかもしれない。昔は、自民党が社会、公明、民社、共産を相手にしていたのだが、今は公明党の力がないと選挙が戦えないようになっている。そうなると、やはり都議選の日程は配慮せざるをえないだろう。都議選より前に解散することはできなさそうなので、結局任期満了までずるずるいきそうだ。しかし、最近では前述のとおり9月に総理大臣が代わっている。選挙で勝てば当然麻生総理続投だろうが、負ければ政権を失う。9月には何かドラマがあるのではないか、という気にもなってくる。

コメント

  1. trefoglinefan より:

    私も満了まで選挙はないと思います。民主党に解散を迫る力もないでしょう。

  2. Tenty-17 より:

    民主党はここ何年間解散を迫っていますが果たせていなくてそれはずっと相変わらずですね。逆に民主党が不祥事をしても麻生首相も慎重でなかなか解散をしない、という図式になっているように思います。