九州バス協会が高速道路割引の拡充に反対する要望書を提出

http://www.asahi.com/business/update/0526/SEB200905260027.html

高速道路の割引によって、高速バス利用者が激減し運行に支障をきたすということで、拡充に反対する要望書を提出したとのこと。

そもそも、国の政策で発達した高速道路網に乗っかって、高速バスは鉄道から客を奪ってきたという面もあるわけだが、今度は国の政策で客が離れていくというのはちょっと皮肉。もっとも、一般路線バスの赤字分を高速バスで補填するという収益構造になっている会社が多いので、皮肉ばかりも言っていられない。確実に言えるのは、この拙速かつ乱暴な制度が至る所に悪影響を及ぼしているということだ。