2009年05月一覧

幸福の科学が政治団体「幸福実現党」を設立

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090520/stt0905202027013-n1.htm

幸福の科学が次期衆院選への候補者擁立を目指して政治団体「幸福実現党」を設立するとのこと。参院選の比例区だったら当選者を出しそうな感じがするけど、衆院選だとどうなのだろう。別情報によると小選挙区の全選挙区へ候補者を擁立する方針だというが、そこまでいかなくても、共産党くらい擁立すればかなりのインパクトはあるだろう。もっとも、小選挙区での当選は難しいだろうが。比例区で当選者を出せるのかというあたりが焦点になってくるか。

幸福の科学はけっこう右寄りな考えを持っているようで、先の千葉県知事選では当選した森田健作氏を応援したということも言われており、その前の参院選でも自民党候補者を支援していたという。また、かの三塚博氏を「哲人政治家」と高く評価していたとのこと。そうなると、自民党と競合することになるのか。もしくは自幸連立政権でも目指しているのか。


新型インフルエンザが首都圏でも確認されたようです

http://www.asahi.com/national/update/0520/TKY200905200297.html

アメリカに行っていた東京都の高校生が新型インフルエンザに感染していると確認されたとのこと。関西から来るかと思ったら、アメリカから来たか。

首都圏の学校とかも休校になるのか。個人的な願望としては休校になってくれたほうが電車が空いて助かるのだけど、でもちょっと過剰反応な気もしている。


男の子牧場が示した問題

サイバーエージェントが運営した、男性情報共有サイト「男の子牧場」が批判にさらされ、結局1週間ももたずにサービス停止になった。「男性を家畜扱いしている」というのは、まあそうなんだろうけど、気分の問題だから私として重要性は高くないと思う。問題なのは、男性の情報を女性が勝手に登録することが可能であったという点にあると思う。でも、もっと問題なのは、ITベンチャー企業は、Webサービスのアイディアが出尽くしていると思われるこの現状においても、新しいサービスを作り出していかなければいけないことではないかと思った。インパクトがないと埋もれてしまうし、「男の子牧場」みたいにインパクトがあっても方向性が間違っていればすぐに終わることになる。こういう会社は日々新しいアイディアを出すことを要求されていると思うのだが、そういうのもたいへんだな、と思った。


凛として時雨『just A moment』購入

やはり凛として時雨というバンドはすごいね。前半5曲の怒濤の楽曲は凄まじい。インスト挟んで、後半4曲は「Telecastic fake show」「moment A rhythm」と聴き馴染みの曲を含んでいるということもあるからか、ちょっと勢いが落ちているという感があった。それでも、全体的に過去2枚のアルバムに比べると確実に進化している。

このインタビューがおもしろかった。

──確かに、なぜかはわからないんですけど、「JPOP Xfile」は345さんが”JPOP!”と叫んでることに意味があるんだと思います。

TK:

345は最初、歌うのをすごい嫌がってたんですけどね(笑)。

345:

だって、そのほかの歌詞はいっさいわからなくて、一番最初に出てきた言葉が”JPOP”だったから。いきなり「ここで”JPOP”って叫んで!」って言われたら嫌じゃないですか(笑)。

http://www.newaudiogram.com/premium/097_shigure/

確かに、嫌だ。

just A moment

just A moment


日本国内でも新型インフルエンザの発生を確認

http://www.asahi.com/special/09015/TKY200905160090.html

「水際対策をちゃんとしてます、えっへん」と言っても、こうなるのは時間の問題だったのではないかと。今回、神戸で発生が確認されたということで、神戸への修学旅行をやめたという学校があるらしいが、そうなるとそのうちどこにも修学旅行に行けなくなりそう。新型インフルエンザで対応で社会的な問題も持ち上がっており、過剰反応ではなく現実的な対応をしていったほうがいいように思う。今の日本社会で100%の対策をすると、本当に日本が動かなくなる。それが現実なのだ。


栃木4区の風景

今日は栃木に行っていた。衆院選選挙区の栃木4区の地域に行ったのだが、平沼グループと言われていて次期衆院選に立候補を表明している植竹哲也氏のポスターが目立った。外から見た限りでは、自民・佐藤勉、民主・山岡賢次、植竹哲也の三つ巴といった様相である。佐藤、山岡の両氏には清新なイメージがないが、植竹氏には清新なイメージがある。もっとも、一緒にポスターに映っている平沼氏に清新なイメージがないんだけど。組織力なんかはやはり差があるのだろうが、これはけっこう対立候補にとって脅威なのではないかと感じた。

自民党が植竹氏に栃木3区に自民党公認で立候補するように要請したが断られた、という記事があったが、ここまで活動をしていて国替えをすることはないだろう。栃木3区に自民党公認で立候補したとしても、比例で優遇されない限りは当選の保証はない。それならば初心を貫ぬこうではないか、ということなのだろう。

それにしても、栃木3区はどうなるのか。こうなると自民党はお調子者の有名人を担ぐ道に走るような気がする。


歓送迎会

今日は歓送迎会だった。なんか、この間もそういう機会があったような気がしていた。言われると2ヶ月経っているらしい。最近、月日が経つのが早く感じる。もう1年の1/3が過ぎているのだ。


バッカじゃなかろかエコポイント

省エネに対応した家電を買った人に政府がポイントを付与するという、エコポイント制度が明日から始まる。詳細が決まってから記事を書こうと思っていたのだが、詳細が決まる前に制度が始まってしまう。見切り発車もいいところである。よって、この記事も現時点でわかっていることを元に書き散らす。

エコポイントの「エコ」は「ecology」の「エコ」のつもりなのだろうが、実際のところ「economy」の「エコ」なのではないか。環境負荷が高いであろう大型なもののほうがポイントがたくさんもらえるようになっている。「economy」に寄与した分だけポイントがもらえる格好だ。

そして、このもらったポイント、何に使えるのかがまだ決まっていない。私はまた家電を買うのに使えて、メーカーにとって一粒で二度おいしい制度なのかと思ったのだが、そうでもないみたい。もしかしたら、円天みたいになるかもしれない。しかもポイントのもらい方も、なんだかめんどうくさそう。

Q ポイントはどうすればもらえる?

A 3省が現在、制度を運営する事業者を公募している。制度の裏付けとなる09年度補正予算は13日に衆院を通過した。自然成立する6月12日以降、事務局が発足し、申請手続きを詰める。領収書と保証書、リサイクル券の控えを事務局へ郵送し、返送されるポイントと交換商品のリストを見て、欲しい商品を選ぶ方法が有力だ。

http://mainichi.jp/select/biz/news/20090514k0000m020120000c.html

確かに、これから大型家電を買い換える人には恩恵があるのかもしれないが、メインストリームから外れている私のような人は買わないので、単に税金を無駄遣いしているとしか思えない。こういう大衆迎合的なバラマキ政策は民主党の得意技だと思っていたのだが、最近は自民党もやっている。それだけではなく、最近はいろいろな面で自民党が民主党みたいになっている感じがする。

仮にエコポイントが功を奏して消費拡大につながったとしても、この制度はずっと続くわけではないだろうから、制度が終わったときに消費が冷え込む可能性がある。そのあたりもまだ決まっていないのだろうが。とにかく選挙に間に合わせるために駆け込みで制度という印象。

それにしても、「エコ」という言葉は完全に商売のための言葉に成り下がった感がある。「エコ(笑)」くらいにしてもらわないと、もう直視できない。


連休の分散取得の検討

http://www.asahi.com/national/update/0511/TKY200905110165.html

ゴールデンウイークは集中的に皆休暇をとるので混雑する、ということで、分散取得の検討に政府が乗り出したとのこと。集中的な混雑を低減させるという考えはいいのだが、それが実現するのだろうか。例えば、「埼玉県は5月1週目、神奈川県は2週目、千葉県は3週目」というように地域ごとに連休を分散する、というのは机上の空論だろう。お父さんが埼玉の会社に通い、お母さんが神奈川の会社に通い、子供が千葉の学校に通っていたら、家族皆休みがばらばらになる。あと、ゴールデンウィークは全国一斉に休みだから、我も休もう、という気持ちになることが大きいように思う。ゴールデンウィークという風に乗ってようやく休みをとることができるというか。もし、分散して休みをとるようになると、観光業界にとって全体のパイは小さくなるような気がする。


第1回CDショップ大賞に相対性理論「シフォン主義」が選ばれる

http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200905120304.html

ここで相対性理論の文字を見るとは思わなかった。本屋大賞のCD版、ということで始まったらしいCDショップ大賞に相対性理論「シフォン主義」が選ばれた。「ハイファイ新書」ではなくて「シフォン主義」、というのは2008年にリリースされたものから選んだということかな。いや、確かにすごいけど、”大賞”というのはちょっとアンマッチかもと思ったり。

ノミネートされた作品の中で私が3枚選ぶのならば、相対性理論、たむらぱん、フジファブリック、かな。