2009年06月一覧

JR東日本と7社が連携して乗り放題の切符を発売

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200906100058a.nwc

名称は「ツーデーパス」。JR東日本の首都圏を中心としたエリアと、会津鉄道(西若松~会津田島)、上田電鉄、鹿島臨海鉄道、富士急行、北越急行(六日町~まつだい)、東京湾フェリー(久里浜港~金谷港)及び京浜急行バス(久里浜駅~久里浜港)が乗り放題で2日間5000円。別途料金を払えば新幹線や特急に乗ることも可能。これはけっこう安いのではないか。期間は限定されているが、好評だったら通年発売されるのかもしれない。青春18きっぷシーズンとだいぶかぶるのだが、1回くらいは使ってみようか。


リニア中央新幹線は1県1駅、費用は地元負担とJR東海社長

http://www.shinmai.co.jp/news/20090609/KT090608ATI090008000022.htm

JR東海の松本正之社長が、リニア中央新幹線の駅について1県1駅が適当という考えを明らかにした。これは妥当だと思うが、駅の建設費用は基本的に地元自治体に全額負担してもらいたい、とのこと。これは、びわこ栗東→南びわ湖駅のときと同じやり方ではないか。ただ、リニアの駅と新幹線の駅ではインパクトが違うから、地元自治体もいろいろと考えるだろう。首都圏と中京圏の駅は自費で作るという、JR東海としては、東京側と名古屋側に一駅づつあればいいんだけど、途中に駅を作ってあげてもいいよ、くらいの気持ちなのだろうか。実際、東京と名古屋にしか駅がないとなると、何かトラブルがあった場合に困るだろうからいくつか中間駅は必要だろう。ここはJR東海も少しは折れてもいいとは思う。

1県1駅の方針に、山梨県、長野県は受け入れを留保、岐阜県は歓迎といったところ。長野県に複数の駅ができるということは、諏訪地域への迂回したルートがとられることが必須条件になるのだが、駅ですら地元負担で作らせようとするJR東海が、迂回ルートを採用するとは思えない。建設費の差額を長野県に見せておしまい、という気がする。しかし、長野県の「中央」からすれば、飯田に駅ができてもあまり嬉しくはないのだろう。


回鍋肉

CookDoの回鍋肉の素を使って作った。味はちょっといまいちだった。私は甜麺醤が好きなのだが、もっと甜麺醤があってもよかったと思う。ただ、そうなると甘くなりすぎるから、今度は辛みがほしくなる。自分で調味料買ってきて作れ、となるのか。でも、中華の調味料って一人暮らしだと買ってきてもなかなか使わないから。醤油ですらあまり使わないのに。そうなるとこういうのに頼るしかない。

ピーマンを入れようと思ったが、5個くらい袋に入っているものしか売っていなかったので、こんなにあっても余らすし、ピーマンはあまり好きではないので入れなかった。キャベツは欠かせないのだが、本場中国の回鍋肉はキャベツもピーマンも入れない。キャベツが入る回鍋肉は陳建民が日本向けにアレンジしたものだ。

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幸福実現党の候補者発表と党首交代

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090605-503220.html

幸福実現党が次期衆院選の候補者318人の名簿を公表した。この数はかなり本気だ。名簿は党のホームページからも見られるが、だいたいた幸福の科学の関係者だ。そんな中、福井3区は越前市議会議員であるという北野光夫氏を擁立していた。この人が候補者の中では唯一の政治経験がある人かと思われる。調べてみると市議会の副議長を務めているとのこと。自民党福井県連の執行部に名前を連ねている。

あと、「杉並一のワル」「伝説のストリートファイター」として知られる与国秀行氏が比例東京ブロックから出馬するとのことだが、私は知らないです。

埼玉4区はまだ誰も立てていない。東京、埼玉は空白が多いのだが、これは立てられないというよりは、まだ発表していないけどいずれは立てるのだろうと思う。関係ないが、埼玉5区の人が私と同じ大学を卒業していた。

あと、党首が饗庭直道氏から大川きょう子氏に交代した。まだ始まったばかりなのにこの交代は謎である。饗庭さんのルックスで中年女性層を狙っているのかな、と思ったのだが。

今日も浦和で幸福実現党の人が活動をしていた。消費税廃止とか言っていていたが、そのあたりは共産党みたいだなと思った。


新宿御苑にて

今日、新宿御苑に行った。環境月間(6月)の第一土曜、日曜は無料ということで、期せずしてただで入ることができた。通常は200円かかる。新宿御苑って、環境省の所管なのね。雨っぽいということでそれほど人はいなかった。外国人の客をけっこう見かけた。端のほうで、多分お笑いのコンビが練習らしきことをしていた。入場無料につられて入ったのだろうか。明日も無料なので、興味がある方は行ってみてはいかがでしょうか。


杉村太蔵衆議院議員が次期衆院選不出馬

http://www.asahi.com/politics/update/0604/TKY200906040242.html

あれだけいろいろ騒いでいたのに、結局不出馬。次期参院選に出るという話もあるらしく、そうなるとおそらく比例区だろうが、まあ難しいだろう。同じ比例下位当選組の鈴木馨祐議員は為公会に入って引退する鈴木恒夫議員の跡を継いで神奈川7区から出馬、と、この違いは政治家としての資質の違いということか。


静岡空港が開港

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090604dde001040030000c.html

今日、静岡空港が開港した。厳しい、厳しいと言われている。

静岡の場合、東京、名古屋、大阪という日本の三大都市圏が近いので、そこに向けた飛行機は飛ばせないという地理上のネックがある。それゆえに今まで空港が作られなかったのだろうが、ここであえて作った空港が充分に機能するのか。現状、県の年間利用者数予測を満たすことはないとのこと。他の事例もあわせて考えて、基本的に、行政が出す予測というのは見通しが甘い、という前提でいたほうがいいようにすら思う。

静岡空港に特徴的な点は、フジドリームエアラインズというリージョナル航空会社が運航することか。利用者がそれほど見込めなくて大手航空会社は就航しないような地域(小松、熊本、鹿児島)に対して就航している。ここが転けると、静岡空港も危ないのではないか。


自民党世襲制限は見送り

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090602-OYT1T00884.htm

世襲制限が必要だけど今さら次期選挙までには覆せないから見送り、っていちばんダメな結果になっていないか。これだと、民主党の真似をしようと思ったけどうちでは無理でした、という結末だよ。世襲制限はしないが世襲で有利な部分を是正していく、という着陸の仕方にすればよかったと思うのだが。厚労省分割の件といい、ただばたばたしているだけという感じがする。

次期総選挙も禁断の10月案が出ているが、どうなるのか。サミットで点数を稼いで選挙に臨みたいという話もあるが、去年も洞爺湖サミットでそのような話があったものの結局たいした点数にはならなかった。むしろ、また国際舞台で酔っぱらった人がしどろもどろであーあ、になる可能性もある。


ノートンからF-Secureに乗り換えたときの問題点

今までセキュリティソフトはノートンを使っていたのだが、期限が切れたのを機にF-Secureにすることにした。ところが、F-Secure、モバイルで使っているマシンは問題なく使えるのだが、メインで使っているマシンでは、パターンファイルの更新とライセンス認証ができない。インターネットに接続しているにも関わらず、接続していないような挙動になるのだ。結局、サポートにお伺いをたてる。環境情報を送って調べてもらったところ、ノートンが完全にアンインストールされていないとのこと。完全にアンインストールするツールがあるからそれを使ってアンインストールした後でF-Secureをインストールし直すようにと回答が来たので、その通りにやったら、問題なく使えるようになった。普通、プログラムの追加と削除でアンインストールすればそれで終わりだと思うのだが、そういう手順を踏まなければいけないようだ。そういう情報は公開されていないと思うのだが。モバイルマシンのほうは、壊れた関係でクリーンインストールした状態からF-Secureをインストールしたので問題がなかった。

なぜ、ノートンをやめたかというと、普通に使う分にはいいのだが、モバイルマシンのほうはほとんどインターネットにつながっていなくて、それにも関わらず、月初になると「パターンファイルの更新をしろ」というポップアップが二回も出る、という頭の悪さが気にくわなかったから。当月の最初に起動するとどういう状態でもそのポップアップが出るのだ。しかも二回。最新版ではそうでもないのかもしれないけど、ノートンだってそれなりに歴史があるソフトなんだから、それなりにブラッシュアップされているはずで、それであれは頭が悪い。

F-Secureにした理由は、1ライセンスで複数PC使えるのが御三家以外ではF-Secureくらいしかなかった、というだけ。NOD32でもいいんだけど、1ライセンス1PCなんだよね。ソースネクストのウイルスセキュリティZEROも3PCまで使えるライセンスがあるけど、あれはちょっとしたある経験からお薦めできない。「「ウイルスセキュリティ」は個人ユーザー向けの製品ですので、法人様の環境では正常に動作しない場合があります。」って、どんなソフトなんだ。


今枝由郎「ブータンに魅せられて」

ブータンに住んでいた経験がある著者がブータンについて記した本。好意的であるが客観性を持った視線でブータンについて書かれている。日本とブータンではかなりの違いがあるが、どちらがいい、悪いではなくて、自国民の特性にあった道を選べばいいのではないかと思う。特に宗教的なバックボーンが大きく違う。ただ、道路建設などの国土開発について書かれた件では、日本とブータンで持っているものが違うということもあるが、ブータンのほうが合理的であり、日本のほうが無駄なことをしているのではないか、と考えさせられた。

ブータンに魅せられて (岩波新書)

ブータンに魅せられて (岩波新書)