リアルタイムでの発信が当たり前の時代

リアルタイム旅行記について考えていたのだが、今ではブログ(モブログ)とか使ってリアルタイムで旅行の報告を伝えるのも当たり前になっている。まとまった文章ではなくても、ブログやTwitterで旅先での出来事を発信するなんて、多くの人が普通にやっていることだろう。でも、そうなったのはつい最近のことだ。10年くらい前はブログもTwitterもなかった。インターネットのサイトはあったが、主に静的なコンテンツをFTPでアップロードする、という感じだった。そういう状況でリアルタイム旅行記を公開していた事例として、掲示板を使って公開しているというのをいくつか目にした。掲示板を自分しか書き込みできないようにして、そこにテキストを載せていくという要領だ。通信方法も今に比べるとだいぶ限られていたから、本当に一部の人がやっているという印象だった。

それも今は昔話である。やはり携帯電話の普及と高機能化が大きいと思う。当時も携帯電話はあったが、電話以外の通信機能といえば、ショートメールくらいなものだった。カメラがついているなんてあり得ない。何で携帯電話にカメラをつけるの?という具合だったと思う。十年一昔というが、時代の流れを感じる。