自民党が次期参院選で3人区以上での複数候補擁立の意向

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091107-OYT1T00800.htm

谷川秀善参院幹事長が、次期参院選で3人区以上では複数の候補を擁立する意向を明らかにした。公明党が立たない、千葉、埼玉、神奈川はいいのだが、大阪はどうなんだろう。大阪はずっと3人区だが、過去自民党が2人当選したことはない。2人擁立したのも1962年が最後である。このときまでは1人当選、1人落選している。その後、1人擁立でも落選したことがあるくらいで、あまり自民党が強くないところである。民主が2人、自民、公明が1人づつ立てて、民主と公明は当選して残りの1議席を民主と自民が争うくらいなのかなと思っていたが、自民が2人立てると民主に利することにならないか。現時点での予想に過ぎないけど。

ただ、2人立てるくらいの構えでいないと、現職を差し替えることができない以上、なかなか党が活性化する動きにならないのだろうとは思う。けっこう現職が地味なんだよね。「女性や無党派の票をいただける候補者」という狙いは、要するに現職にない要素を持っている人、ということだろう。