携帯電話10年史

今年は自サイト10周年企画ということをやってみたが、そういえば私が社会人になってから10年であり、携帯電話を持ってから10年である。

私は1999年4月に社会人になって、その前は山梨の大学に通っていたわけだが、まわりで携帯電話を持っている人は少数派であり、一部の進んでいる人たちだけだった。それが東京の会社に就職したら、同期では私ともう一人以外は携帯電話を持っていて、「東京すげーなー」と思った記憶がある。

それでもやはり東京で社会人をしていくのであれば携帯電話は必要、と考えて、5月に携帯電話を契約した。今は無きJ-Phoneである。J-PhoneはSky Walkerというショートメールサービスをやっていて、なんだかとっても進んでいるように感じていた。その後写メールで一世を風靡するが、Vodafoneに変わる。Vodafone時代はなんだかぱっとしなかった。その後、Vodafoneはソフトバンクに事業を譲渡。それにさきがけて、私はVodafoneからauに乗り換えた。auも一時期は元気がよかったが、今はDocomoとソフトバンクモバイルの後塵を拝しているように思える。

10年前は携帯電話でインターネットどころかメールもできない時代で、そう考えるとだいぶ進歩したと思う。ただ、これから先の携帯電話の進化の伸びしろはあまりないのではないか、とも思う。