2009年11月一覧

位置ゲーと実店舗の提携

http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000000911160005

携帯端末向けゲームサイト「コロニーな生活☆PLUS」(コロプラ)と連携した店舗で買い物をするとカードがもらえて、記載された番号を登録すると”レアアイテム”がもらえるということで、店舗で買い物をする人が増えているという話。”レアアイテム”という響きに弱い人が多いのかな。私はそれほど弱くはないが、この記事に触発されたコロプラを始めてみた。

”レアアイテム”と言っても、仮想世界のデータに過ぎないわけだし、そこにあまりはまりすぎるのもどうかと思うのだが、地方にある店舗の売り上げがあがるのであればそれはそれでいいことだし、ゲーム運営会社も広告に頼らない運営がそれでできるのであれば悪い話ではないかとは思う。


携帯電話10年史

今年は自サイト10周年企画ということをやってみたが、そういえば私が社会人になってから10年であり、携帯電話を持ってから10年である。

私は1999年4月に社会人になって、その前は山梨の大学に通っていたわけだが、まわりで携帯電話を持っている人は少数派であり、一部の進んでいる人たちだけだった。それが東京の会社に就職したら、同期では私ともう一人以外は携帯電話を持っていて、「東京すげーなー」と思った記憶がある。

それでもやはり東京で社会人をしていくのであれば携帯電話は必要、と考えて、5月に携帯電話を契約した。今は無きJ-Phoneである。J-PhoneはSky Walkerというショートメールサービスをやっていて、なんだかとっても進んでいるように感じていた。その後写メールで一世を風靡するが、Vodafoneに変わる。Vodafone時代はなんだかぱっとしなかった。その後、Vodafoneはソフトバンクに事業を譲渡。それにさきがけて、私はVodafoneからauに乗り換えた。auも一時期は元気がよかったが、今はDocomoとソフトバンクモバイルの後塵を拝しているように思える。

10年前は携帯電話でインターネットどころかメールもできない時代で、そう考えるとだいぶ進歩したと思う。ただ、これから先の携帯電話の進化の伸びしろはあまりないのではないか、とも思う。


サイバーエージェント「Amebaなう」12月8日開始

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/18/news052.html

サイバーエージェントが”Twitterに似たサービス”の「Amebaなう」を12月8日に開始するとのこと。まず携帯電話向けサイトをオープンし、1週間後にPC向けサイトをオープンするという。

これ、APIを公開するのかどうかが気になる。津田大介氏の「Twitter社会論」にも書いてあったけど(後日感想を書きます)、Twitterが成功した原因の一つに、APIを公開したことが挙げられると思う。そこが、アメーバグループだけで閉じられてしまうとあまり魅力がないような。ただ、そこでTwitterに勝負しても勝てないので、そういうのは関係ないと思っている層を取り込むことで差別化を図るということなのかな。わからないけど。

ただ、今のところのウリが「芸能人が書く」しか表にでていないようで、そこはなんだかなぁ、と思った。芸能人をフォロー(この表現もTwitterのをそのまま使うらしい)したいという人向けということなのかな。ただ、芸能人もアメーバブログ書いたり、Amebaなう書いたりする暇があるのだろうかと勝手に心配してみる。


バス共通カードの利用終了決定が相次ぐ

関東で使えるバス共通カードだが、京成バス、船橋新京成バス、習志野新京成バス、松戸新京成バス、川崎鶴見臨港バス、臨港グリーンバス、西武バスで2010年3月31日に発売を終了、2010年7月31日に利用が終了になるとのこと。

私が比較的日常的に使うのは西武バスである。確かにたまに乗った限りだとPASMO利用者は多くて、バス共通カードの利用者はそれほど多くはない。ただ、割引という面では、PASMOよりもバス共通カードのほうが有利である。そもそも、PASMOは一ヶ月にまとまった利用がないと一切割り引きにならないようなシステムになっている。1000円分乗ってようやく100円分の特典がつく。私は趣味で乗る以外にはそれほどバスには乗らないので、1000円分乗らない月もある。そうなると、バス共通カードのほうが便利なのが現状だ。

PASMOでもバス共通カードのような割引制度にする、少なくとも特典を算出するベースの期間を一ヶ月ではなく一年にする、というようにしてくれればいいのだが、そうしないのは、やはり首都圏のバスはそこまでおまけをしなくても客が乗ってくれるので、無理に割り引く必要がない、ということなのだろう。

ただ、まだPASMOを使えないバスもあるということなので、バス共通カードの全面廃止はあったとしてもまだ先の話になりそうだ。ただ、長いスパンで見れば、磁気カードは廃止の方向で、非接触ICカードを普及させていく方向になるのであろう。

*追記:上記の共通バスカード廃止社局は、記事執筆前に調査したものです。その後、上記以外の社局も廃止を発表しています。


亀井国民新党代表が新党日本、平沼グループに新党結成を打診

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091116dde001010032000c.html

私は国民新党はそのうち民主党と合併するのでは?という観測を立てていたのだが、そっちと合併するか。確かに、民主党と合併するよりは、そっちと合併したほうが自身の存在感は小さくならないだろう。しかし、新党日本も平沼グループも合併には及び腰だ。もともと国民新党と新党日本の仲は良好関係にあったが、2006年9月に当時新党日本に所属していた荒井広幸参議院議員が首班指名で自民党の安倍晋三総裁に投票したことで決裂。もっとも、その後荒井氏は離党したので、その話は過去の話となってはいるだろう。ただ、新党日本は一環して田中代表の党だし、考え方も国民新党とはそれほど近くはないように思う。平沼グループとしても、無所属議員3人ではなかなか活動の幅が広がらないとはいえ、ここはイデオロギーを大事にしているので、ほいほいとくっつくわけにはいかないだろう。

そういうわけで、今のところは亀井代表が先走っているだけという感がある。やはり「数合わせ」の感が否めない。


2009年新語・流行語大賞候補が発表

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/13/news033.html

これ見て、「これって2008年の言葉では?」というのがいくつかあった。「マー君神の子」とか特にそうだ。今年は普通の子になったのだぞ、マー君。

犯罪関係の言葉はノミネートされてトップ10はあるかもしれないが、大賞まではいかないと思う。大賞を考えると、「草食男子」はなんだかんだでよく耳にした。あとは、政治関係の言葉か。政権交代もおきたし。加藤清史郎も絡んできそう。お笑い系は、流行語大賞に選ばれると一発屋になるというジンクスが恐れられているみたいだけど、それは本人の問題では?


関西独立リーグに全員韓国人の新球団が参入

http://mainichi.jp/enta/sports/news/20091114k0000m050033000c.html

関西独立リーグにチーム全員が韓国人の新球団「コリア タートルシップス」が参入するとのこと。本拠地は大阪になるという。なんかファミスタっぽいなとは思ったが、もう何でもかんでもやるしかないと思うんですよね。そういう意味ではいいのではないでしょうか。

韓国のプロ野球の平均年俸は日本円に換算すると500万円台くらいで、中には日本の独立リーグ並みの年俸の選手もいるようで、そういう意味では韓国から日本の独立リーグに選手が流れてくることは大いにあり得るのだろう。地域密着のチームもあれば、ワールドワイドなチームもありで、様々なチームが所属することに特徴を見いだしていくのは悪くない。


はてなの携帯サイトが使いづらくなる

この前、はてなの携帯サイトがリニューアルされたのだけど、私としてはたいへん使いづらくなった。以前は、携帯電話の数字ボタンを押したら各サービスにリンクするようになっていてよかったのだが、それがなくなってしまったのだ。ボタン1個押せばよかったのが、矢印キーを何度も押していかないといけない。代わりにともだち検索という機能ができたが、これって携帯電話で恒常的に行う機能なのだろうか。なんとも腑に落ちないリニューアルだ。


東京地下鉄と都営地下鉄が統合協議

http://www.asahi.com/business/update/1112/TKY200911110456.html

東京地下鉄と都営地下鉄が経営統合を視野に入れた協議を行っているという。ただ、両地下鉄の格差などがあって簡単にはいかないようだ。東京地下鉄と都営地下鉄を乗り換える場合、同じ地下鉄なのに乗換改札を通らなければならない。一つになればそういう必要はなくなる。料金面のみならず、統合すれば何かとメリットは大きいかと思う。

この話って、大江戸線を作らなければわりとスムーズにいったのではないか、と思ったり。大江戸線の建設費はWikipediaによると1兆3,920億円らしい。すごい額だ。環状部だけでも9,886億円。


石原都知事が2020年オリンピック招致に立候補する意向を正式伝達

http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20091110-OYT1T01241.htm

石原都知事も最後は「オリンピックをやりたがるおっさん」に成り下がった感じだ。しかも、2016年の招致では「コンパクトなオリンピック」を標榜していたにも関わらず、2020年では一部の競技を既に招致を表明している広島で行うことも視野にいれているという。あれがだめならこれはどうだろう、ということか。

さすがに、次の知事がオリンピック招致を取りやめにするとは思うが、不毛さを感じずにはいられない。