2010年沖縄の旅 1・2日目-主に古宇利島について

昨日から沖縄に来ている。昨日仕事が終わって直で羽田空港に向かい那覇空港に飛んだ。私の隣は空席だったが、座席はあらかた埋まっていた。三連休を沖縄で過ごすため、前日に入っていく人たちがその多くだろう。

今日は朝にバイクを借りる。3日間で6000円台。レンタカーだと1日間くらいの値段ではないか。

沖縄本島を北上する。昼ごはんはここで紹介されていたなかむらそばで三枚肉そばを食べた。紹介されたいたのは忘れていたのだが、店に入って限定のそばがあったので思い出した。700円で1日10食限定になっていた。三枚肉はかなりおいしかった。脂の甘みがたまらない。そばは素朴な感じで手作りの味という印象。

今日のメインは古宇利島に行くことである。今から約13年前、1997年の夏、伊平屋島に行ったとき、運天港で古宇利島に向かう小さな船が客を乗せてゆっくり進んでいくのを見た。そのときから古宇利島に対して行ってはみたいが行けないであろうという思いを抱いていた。しかし、2005年に古宇利大橋が開通。古宇利島に断然と行きやすくなった。それで訪問客も増えたということで、あの頃の古宇利島とは変わっただろうが、まず行ってみることにした。

古宇利大橋の手前に、小さな駐車場があって、けっこう車が停まっている。見ると「わナンバー」が多い。古宇利大橋を渡る。さすがに長い。島に入ってすぐのところに観光施設があった。おそらく、以前ここに運天港に行く船が発着していたのだろう。ここも客が多かった。駐車場には大型バスも停まっていた。島内に何の条件もなく使えるトイレはここにしかないのであろうか。女性のトイレには行列ができていた。せめてにもと、古宇利島の人が作ったというお菓子を買うことにする。その後、島内を一周してみる。ここまで来る人はあまりいないようだ。飲食店はいくつかあったが、それ以外は観光客が見るようなものは特にない。遠くに海があって、近くに畑がある。ホテル建設反対という看板も立っていたが、その計画はおそらく景気のいいときの話なのではないかと思う。島の規模からして、大きなホテルを建てるのは非現実的だろう。

離島に橋を架けることの是非について結論を出すのは難しいが、少なくとも費用を人口で割るような計算をして数字を出すのはナンセンスなことだと思う。橋が架かっている島、橋が架かっていない島の将来についてイメージして、どちらがいいのかを考えること、費用についてはその投資に見合った効果があるのかを考えることが必要なのではないか。

今日、明日と名護市に泊まる。今まで沖縄に何度か来たが、必ず那覇市に来たのはいいとして、必ず名護市にも来ている。名護については、明日も滞在するので、明日書くことにする。