尖閣諸島問題について思うこと

最近大きく取り上げられているのが尖閣諸島についての問題であるが、そもそもだいぶ前から問題は続いたわけだし、イベントが発生して大騒ぎするのもどうかと思うのですが、そもそも、1979年に魚釣島に日本の海上保安庁がヘリポートを設置したところ、中国の抗議から撤去したという経緯があったようで、当時から弱腰と言えば弱腰なんだよね。何も今に始まったことではない。

ただ、トータルで見ると日本は中国に遠慮せざるを得ないのだと思う。レアアースの問題だけでなく、日本の産業界は中国に大きく依存している。中国に依存せずに分散すべきだという論調がでてきて、それはそのとおりだと思うけど、実際にそれをしようとなるとコストがかかる。基本的にコストを下げるために外国に依存しているわけで、その兼ね合いが難しくなる。

個人的には、日本の産業界が中国を敬遠して日本に回帰してくれればいいと思っているのだが、それは理想論であって、実際にはもっと都合のいい国に流れていくのであろう。

ところで、尖閣諸島に行くと言ってたちあがれ日本を除名された足高慶宣さんはどこに行ったのでしょうか?