週末日記-終夏

今週は台風が上陸するということで、当初の予報では先週末が天気が悪いということになっていたが、だんだん天気が悪くなる日が後ろにずれて、週末の予定が立てられなかった。結局、台風は進路が西になり、関東地方はさほど影響はなかった。それでも、風が強かったり、一時的に雨が降ったりはした。

そんな中で昨日は東京を軽くまわる。途中いきなり強い雨が降ったと思ったら、5分も経たずに止んで、結果的には一日中活動してもさほど問題はなかったが、天気がどうなるかわからないのでおっかなびっくりだった。

今日は今夏最後の青春18きっぷ行使で、どこに行くかかなり迷ったのだが、まずいわきに行く。我孫子始発の常磐線普通列車に乗って、高萩の一つ手前の十王まで。日立あたりは通勤客が多かった。土日出勤で、平日休みなのだろう。グリーン車に乗ったので影響はなかったが。グリーン車はがらがらだった。おかげで作業が進む。十王で乗り換えたのは未訪の駅だったから。小さいながらも装備は整っている感じ。十王から乗ったいわき行きは10両編成で空いていた。

湯本で下車し、いわき湯本温泉のさはこの湯に入る。220円。脱衣場、浴槽ともにあまり広くないが、お湯はかなり濃く本物の温泉だ。客もそこそこいたが、ぎゅうぎゅうというほどではなかった。外装も凝ったものらしいのだが、ちょうど工事中でよくわからなかった。このあたりは温泉街だが、旧常磐市の中心部ということもあって市街地という様相もあった。湯本からいわきに出て、駅前にあった半田屋に入る。東北資本だしちょうどいいだろう。「めし」は小で充分だ。中は800キロカロリー以上あるらしい。

いわきから郡山に出る。磐越東線に乗ってもいいのだが、時間があわない、6月に乗った、地元のバス会社にお金を落とす、などの理由で、高速バスに乗ることにした。会津バスの会津若松行きで、郡山駅にも停車する。一般道はゆっくり走るのだが、高速道路に入ってスピードを上げる。途中、大雨に見舞われた区間があったのだが、それでもハイスピードで走る。途中からピーピーという音がなりだした。小野インターに着いて、バスが故障したから待ってくれ、という事態になる…。10分くらい待って代わりのバスがやってきた。途中でバスが故障して乗り換えるのは、東京から岩手に行く夜行バスに乗ったとき以来だ。あのときも東北だったということになるか。結局、旅程には影響はでない程度の遅れで郡山に着くことができた。

郡山からは東北本線に乗って帰っていく。郡山から乗った普通列車は2両編成でたいそう混んだ。この時期でなければ2両で充分なのだろうが、そのために編成を増やすことはしたくない、と言ったところか。なんか横浜まで普通列車で行こうとしている中年夫婦もいて、過剰に大きな荷物を持っている人も含めて、そういうのはおとなしく新幹線を使えばいいのにとも思う。

黒磯から宇都宮まで行き、更に乗り換える。グリーン車に乗ることも考えたが、乗り換え先が湘南新宿ラインの快速でグリーン車の券売機に行列ができていたので、普通車に乗ることにした。上野行きであれば、大宮に近くなってくるとグリーン車に乗ってくる人はいないが、湘南新宿ラインだと遠くまで行くのでそうではない。宇都宮の時点でグリーン車の座席もそれなりに埋まっていたので、だったら普通車でいいかな、と。長い15両編成なので、端のほうの車両は空いていた。蓮田まで隣に人が座ってこないような状態だった。

大宮で夕飯を食べた後、帰宅。