とあるソーシャルネットゲームを始めてみての感想

とあるスマートフォン向けのソーシャルネットゲームを始めてみての感想。

他のユーザーとの交流があることがソーシャルネットゲームがソーシャルネットゲームと呼ばれる所以だと思うのだけど、一人でつらつらとやるよりも、そういうつながりがあったほうが辞めにくいのだろうなと思う。あと、他のユーザーの存在を意識することで、その強さに並びたいという意識が働くのだろう。そうなってくれると運営側としてはありがたいわけだ。

ゲーム内でイベントがあって、そこでのランキングによっていいアイテムがもらえたりする。いわゆるランキングイベント(→この記事に解説があった。)は、コンプガチャに続いて射倖心を煽るということで規制の対象になるのでは、とも言われている。また、イベントはチーム戦という形をとっていて、チームを勝ちに導くためにアイテムを買う、というパターンもある。

また、ゲーム内でカードをだまし取るという詐欺をする人もいて、詐欺の手口もはっきり言って見え見えの手口なのだが、詐欺にあったと被害を訴える人もけっこういる。未だに「オレだよオレ」と言われてお金を振り込むみたいな話なのだが、詐欺はけっこうあるみたいだ。

ユーザーが自由に書き込めるメッセージから判断すると、アクティブなユーザーの半分くらいは学生なのではないかと思う。「テスト」「部活」「授業」みたいな単語を見ると、私にとってはなんか遠くの話みたいだ。中には小学生もいるようだ。中学生、高校生がけっこう多そうである。

あと、ゲームの根幹に関わるところがブラックボックスな感じがする。すなわちにもう一息で目的達成、ということでアイテムを使わせよう(=課金を促そう)と何かをいじっているような感じが。これは、二十年以上前からコンシューマーゲームをしてきて、それとの比較しての感想なんだけど。

個人的には何でもかんでも規制でがんじがらめでするのはよくないと思っているが、それでも物には節度というものがあって、「一ヶ月に5万、10万と課金する」というのはその節度を超えている、というのが私の感覚だ。こういう感覚は人それぞれなのではあろうが。まあ、稼げるうちに稼いでおいてダメになったらとんずら、という類のものだなとは思った。刹那的な娯楽ということで。