パスピエ インストアライブ at タワーレコード渋谷店

先日、パスピエのニューアルバム『ONOMINO』をタワーレコードで購入した。その特典として、タワーレコード渋谷店で行われるインストアライブを観てきた。

渋谷のタワーレコードのインストアライブは、おそらく2001年5月の奥井亜紀のインストアライブに行った以来、約11年ぶりということになる。そのときと一緒で入場前は階段に並んで、開演19時の20分前くらいには会場に入れた。

セットリストは以下の通り。

  1. トロイメライ
  2. デモクラシークレット
  3. 気象予報士の憂鬱
  4. プラスティックガール
  5. 最終電車
  6. 電波ジャック(アンコール)

一言で言うとよかった。「トロイメライ」「デモクラシークレット」はわりとCDのままのアレンジだったと思う。「気象予報士の憂鬱」はライブではあまりやらないと言っていたが、ライブ向きっぽいアレンジに。トライアングルがなんかかわいかった。「プラスティックガール」は個人的には名曲の類だと思っているのだが、生だとそれが一層際だった。最後は最後らしく「最終電車」。ライブのトリふさわしいアレンジだった。ここ数年は凛として時雨のライブにずっと行っていたのでアンコールがあるというのが新鮮ではある。「電波ジャック」の大胡田さんの振り付けが何とも。何だかんだでいちばん盛り上がる。

6曲約30分のライブはあっという間だった。2曲目までは新譜の曲をそのまま順番にやっていくのではないかとも思ったが、さすがにそれはなし。「脳内戦争」「トリップ」あたりも生で聴きたかったし、機会があれば、もう一度ライブで観てみたい。

客はわりとおとなしく観ていたという印象。私もそうだが、いまいち「どこまでやっていいものなのか」感がつかめなかった気がする。まあ、インストアライブということもあるし、ほとんどの客は満足して帰ったと思うよ。