埼玉県立図書館再編問題

2009年にこういう記事を書いていたのだが、最近出された方針によると、現在三館ある埼玉県立図書館が熊谷に新しく作る図書館に統合され、浦和は廃止、久喜は当面存続、ということになるらしい。今日浦和図書館に行ったら、廃止を検討するという貼り紙が貼ってあった。

個人的には県立図書館は県庁所在地にあるのが筋だと思う。都道府県庁所在地にない都道府県立図書館は北海道と兵庫県の二つになるが、どちらも江別市、明石市と道県庁所在地の隣の市に存在する。これが、上尾とか川越とか川口に新たに作るのであればまだわかるが、熊谷って遠いよなぁ。もちろん、熊谷市とその周辺の人たちにとっては近いんだけど。

ただ、新たに図書館を作るのは賛成。南関東三県の図書館ってどこも古くて、他の県の新しい図書館を比べるとどうも見劣りする。埼玉県が隣県に先駆けて新しい図書館を作ったほうがいいとは思う。ただ、それが熊谷かぁ、というのが正直な感想。