2015年08月一覧

Apple Watchのアプリでいちばん使えるのは駅.Locky説

説というか、感想ですが。

駅.Lockyは端的に言うと時刻表アプリである。事前にダウンロードしていおいた時刻表データを駅単位で見られる。情報量が少ないのでApple Watchで見るのに向いている。iPhoneのローカル環境にあるデータをApple Watchで見るので、オフラインでも使えることができる。Apple Watchのコンセプトにあっているし、アプリの出来もよい。Apple Watchはほぼ時計兼通知を受けるデバイスになっている感があるが、こちらから能動的に使うアプリでいちばんは駅.Lockyになるかと。

あと、Apple Watchの値段を聞かれて答えるとけっこうするねというような反応が返ってくる説というのもある。説というか、実体験ですが。


橋下リセマラ新党

http://mainichi.jp/select/news/20150830k0000m010079000c.html

橋下徹大阪市長、松井一郎大阪府知事が維新の党を離党したわけだが、その後の方針として、11月までに大阪維新の会を国政政党化した新党を結成するという。

そもそも大阪維新の会は「維新政治塾」で政治家を育成し、その卒業生を国政選挙は地方選挙の候補者として擁立する方針をとっていた。いわば既成政党の手垢がついていない自前の候補者を育てるという方針は崇高なものであったが、結局それは挫折することになる。2012年9月には、厳選したという元自民党、民主党、みんなの党の国会議員7人が参加して、国政政党日本維新の会が発足するが、総選挙前の11月に太陽の党と合併。総選挙では、大阪維新の会とは縁遠かった他党を離党した候補者が、日本維新の会公認として立候補する結果となった。

その後、次世代の党の分党、結いの党との合併を経て維新の党となり、2014年の総選挙を経て今に至る。

今の維新の党は党幹部の多数がいわゆる非大阪系の人になっていて、大阪系の人たちとしては不満、というのはわかるが、それって結局大阪系の人材が不足しているということに他ならない。自前で候補者を育てることを諦めて他から人を取り入れて、それで党を半ばのっとられた現状になっている原因を考えないといけないだろう。

表題でリセマラ新党と書いたのは、ソーシャルゲームで言うところのリセットマラソンのことで、ゲームの場合は導入部のレアなカードが入手できるタイミングで、本当にレアなカードが手に入るまでリセットすることなんだけど、なんか今回の新党騒動もリセマラを彷彿とさせるなと思ったから。もっとも、ゲームと違って政界のリセットは何度もできない。本家リセマラ政治家と言うと小沢一郎になるか。自由党、国民の生活が第一、生活の党と三度もリセットしている。


今更ながらiPhone 6の感想

iPhone 6に機種変更して10日くらい経つ。世間的には今更ながらiPhone 6の感想を。

画面が大きいという点については、慣れればあまり気にならなくなった。私の場合、手が大きめということもあって片手でも操作できる。最初は電源ボタンの場所がiPhone 5Sと違うので戸惑ったが、それも慣れた。結局、だいたいのことは慣れで解決する。

薄くなったのは持ち運びには都合がいいのだが、厚みのある部分を下にして置いて画面を前から見る、というようなことができなくなった。

あと、iPhoneがメイン端末になったことで、Apple Watchが多少なりとも意味を持つようになった。電話やメールの通知をしてくれるとか。


武藤貴也議員問題

最近、大きく取りざたされている武藤貴也衆議院議員に関する諸問題。本人の程度が低いというのはその通りなのだろうが、やはり一度目立ってしまうと今まで気づかれなかったことが調べられて気づかれてしまう、というのはある。国会議員も千人くらいいるので、大物議員でもない限り、焦点があたるということはあまりない。しかしながら、何かを起こして名前が出た場合、その議員に対して調べられて問題が発覚するということはある。多くの場合、それは小さな問題で一回報じられて終息するものなのだが、武藤議員の場合調べたらいろいろでてきた、ということなのだろう。

あと、武藤議員は自民党必敗の2009年衆院選で、引退する現職の息子がその現職の金銭問題で立候補を断念するという状況で公募で自民党公認候補となり、そのときは落選するものの、2012年、2014年と自民党公認候補として当選している。まだ若いから当分引退はない。しかし、2009年の状態とは違って今自民党公認で立候補すれば、比例復活当選も含めて国会議員になれる可能性は高い。味方の中にも敵はいる、というのはこのケースに当てはめられるかはわからないが、一般論としてある話である。

まあ、普通のあんちゃんが二期国会議員を務められたんだから上出来じゃない?と思う。本人がそう思わないのであれば、それは思い上がりじゃないかな。


岡山県立図書館が来館者数・個人貸出冊数10年連続1位

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1508/24/news103.html

岡山県立図書館が10年連続で、来館者数・個人貸出冊数が1位になったとのこと。

来館者数では2位が山梨県立図書館、3位が大阪府立図書館。来館者数最下位はネタ元のpdfファイルによると京都府立図書館となっているが、この数字は間違っているように思える。そうなると、北海道立図書館が最下位になるのか。しかし、東京都立図書館が真ん中くらいというのは感覚的に信じられないし、どのようにカウントしているのかもわからないので、参考程度にとどめておきますかね。


携帯電話解約

二台持ちしていた携帯電話の二台目を解約した。これを期に自分の携帯電話史について書こうかと思ったら、2009年に書いていた。

http://d.hatena.ne.jp/Tenty-17/20091119/1258636474

その後も含めてざっと書くと、1999年5月にJ-Phoneと契約、2006年5月にVodafone(旧J-Phone)を解約、auと契約、2011年12月にau二台目と契約(iPhone)、2012年8月に一台目をAndroidに機種変更、2015年8月にAndroidをiPhoneに機種変更、二台目を解約、となります。

約4年ぶりに一台持ちになりました。当時はスマホの信頼性に懐疑的な部分もあったのでメインはフィーチャーフォンにしていたわけだが、もはやスマホ主流の時代で個人的にAndroidは好きになれないので、もうiPhone一台でかまわんという話なんですよね。本当はiPhone 6Sの発売を以てそうしようかと思っていたところ、思わぬ故障で早まったわけだけど、落ち着くところに落ち着いた感がある。


Farewell Android

私が使っていたHTC J ISW13HTであるが、3年前に買ったもので、電源関係がだいぶダメになっていた。今年の秋にiPhone 6Sが出るというので、それまで使い続けようと思っていたのだが、昨夜、充電できない現象が発生し、再起動したら、起動しなくなってしまった。再起動する前にバックアップをとっておけばよかった、というのは後悔である。

とりあえず昼に職場の近くのauショップに行ってみたのだが、どうも接客態度がよくない。最初は純正の充電器で充電していないからだと言われるが、結局純正の充電器でも充電できず、故障を修理するか、機種変更するかどちらかと言われる。結局、機種変更するしかないとは思っていたが、この店では手続きしたくないので、その場を引き取る。

とりあえず今日中に機種変更したいと思い、志木のauショップ(住所は新座市だが)に電話を何回かしてみたのだが、電話が全然つながらない。auショップはもうダメだということで、池袋のビックカメラに電話したらすぐにつながり、担当のほうに電話をまわしてもらって、機種変更について二三質問して、ここでしようと決めた。その後、仕事が終わってビックカメラに行き、すぐに手続きをしてもらい、三十分くらいで機種変更が終わった。

機種はiPhone 6。現時点ではiPhone 5Sとの二台持ちということになるが、iPhone 5Sは少ししたら解約しようと思っている。そういうことで、Androidはもう使うことはないだろう。


東京夕食処問題

東京のホテル需要が高くてホテル不足が問題になっているが、今の職場のあたりは繁華街ではなく、オフィスが多い場所なのだが、ホテルも多いようで、最近はこのあたりに泊まっていると思われる人、日本人、外国人が、夕食を食べる場所を探している光景を目にする。しかし、このあたりは夕食をとれるような場所が少なく、松屋などのファストフードの店さえもその候補として検討している様子が見られる。しかし、松屋はちょっと簡易すぎるし、ちょうどいい店が見つからないようで夕飯処を探す夕飯難民が生じているのが現状である。

酒とともに食べ物を供する店はけっこうあるのだが、酒を飲まない人は入りづらいし、一見が入りやすい店は少ない。外国人だと尚更だろう。そういうわけで、案外東京は外からくる人のための夕食処が不足しているのではないかと思った。新宿や池袋の繁華街まで出ればいいのだろうが、そうではない場所に泊まってそこまで移動するというのはなかなかたいへんである。なんか「お・も・て・な・し」とか言っている上と現場の温度差があるよなとは思う。


留萌本線留萌~増毛間廃止発表

http://news.mynavi.jp/news/2015/08/10/458/

JR北海道は留萌本線の留萌~増毛間を2016年度中に廃止する意向であることを発表した。

増毛には今年の4月、稚内に行くつもりが宗谷本線が不通になって行けず、代わりに留萌に泊まる、という予定にない形で行くことになった。このとき留萌~増毛間は雪崩の危険性があるという理由で不通になっていたのだが、そのことを私は現地を訪れるまで知らなかった。全国的にはさほど報道もされていなかったと思う。そういうわけで増毛にはバスで往復した。日曜日の午前中だけあって、増毛に向かう行きはほとんど客がいなかったが、帰りは客は多かった。留萌駅前バス停の利用者はいなくて、その前後で客は降りていった。

留萌~増毛間の輸送という点で考えると、本数はバスのほうが多く、所要時間はほぼ同じ、バスのほうが市内を細かくまわるとなると、バスのほうに軍配があがるだろう。バスは現ダイヤだとJRは走っている早朝や深夜に走っていないので、その部分はカバーして、留萌本線との接続を考慮すれば、鉄道を廃止してもバスで充分賄えると思う。

留萌本線全体のことだが、そのとき乗った限りの印象であるが、深川~石狩沼田は残せるが、石狩沼田~留萌は危ないのではないかと思った。留萌から鉄道が消えるとなるとインパクトが大きいが、高速道路の延伸のみならず、留萌市自体が寂れてきているので、なかなか難しいものがある。


埼玉県知事選は上田清司氏四選

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150809/k10010184181000.html

埼玉県知事選は久しぶりに現職vs共産系の事実上信任投票ではない選挙戦となったが、結果的には現職・上田清司氏の圧勝となった。

現職は国会議員時代から知名度があったし、その後知事を十年以上しているのだから、知名度は申し分がない。それに対抗する候補者はといえば、県民的には知られていないおっさんたちである。はっきり言って勝てる候補ではないだろう。共産党はそれでもいいのかもしれないが、自民党は、最初に名前が出ていたお医者さんもどうかと思うが、無名の元官僚を立てて、自民王国と呼ばれる県で党が最大限のバックアップをすれば勝てるのだろうが、埼玉のこの状況では勝てないだろうと。本気で上田知事を追いやるのであれば、知名度がある国会議員が議員を辞めて立候補するくらいのことはしなければならなかったと思うが、そこまでの覚悟はなかったのね、という話である。

前回の選挙の共産党系候補だった原富氏は約17万票の得票数だったが、今回の選挙の共産党系候補である柴田氏は約22万票の得票数であった。また、柴田氏が長年勤務していた新座市と、ふじみ野市では、自民党系候補の塚田氏よりも柴田氏のほうが票数が多かった。塚田氏は自民党が強い地域でも上田氏に水をあけられ、浸透できなかったことがうかがえる。