関西ぶらり旅 2日目

今日はまず奈良から近鉄で大阪に出て、南海で浜寺公園に行き、阪堺電車に乗る。なんだか客が少なくてやばいというようなことを聞いていたのだが、シルバーウィークだからか、なんだかやたらと混んでいる。普段はどうか知らないが、個人的には立ち客が出るくらいなのに経営が危ないということは、路面電車というモデルに無理があるということではないか。我孫子道で降りる人は多かったが、それでも混雑した。この電車は住吉鳥居前で降りる。

住吉鳥居前で降りて廃止が決まっている阪堺住吉公園駅を見る。現時点でも朝しか電車が発着しておらず、営業時間が終了していたのでひっそりしていた。その後、住吉大社を参詣し、神ノ木電停から阪堺電車に乗ったが、これが堺トラムという新型の車両だからか、東京の通勤ラッシュの電車並に混んでいた。これで客が少ないとか嘘おっしゃい、というのが率直な感想だ。

その後、阿部野橋から南大阪線に乗る。橿原神宮前行きの準急に乗ったが、古市で後ろ3両を切り離したり、尺土でやってきた吉野特急は2両編成だったり、なかなか厳しいものがある。御所まで行って、和歌山線に乗る。キッズの団体がけっこう乗っていた。

和歌山からは和歌山電鐵に乗る。パッと見た感じ、地元利用者よりも鉄道に乗るのが目的というような客のほうが多そうだった。個人的には鉄道を維持するための鉄道のアトラクション化はいかがなものかと思っているが、特に平日は地元客もそれなりにいて、その人の足を守るためであれば、まあ悪くないかなとも思った。

和歌山で湯浅醤油を使ったラーメンを食べて、関西空港から東京に飛ぶ。夜遅いということもあってか、満席ではなく隣の席は空いていた。そしてバスで志木に行く。和光市・石神井公園行きのバスは満席だったが、志木・ふじみ野行きのバスに空きはあり、ほどほどの乗車率だった。