夏の北海道 2日目

朝、札幌に着いて、まず去年の12月に開通した札幌市電の環状部分に乗る。歩道側に線路が通っているのがいい。その後、札幌駅に行って、高速バスに乗って余市にいく。今回は山線経由で道南に行くつもりだったのだが、小樽から余市までは列車が混みそうだなと思い、余市まで岩内行きの高速バスに乗る行程にした。この高速バスもけっこう利用者が多い。円山経由で細かく停留所が設定されているが、わりと乗ってくる停留所が多かった。小樽市内で降りる人も多かったが、小樽駅前から乗る人も多い。小樽からはかなり渋滞にはまって遅れが生じた。1車線で交通量は多いから渋滞する。平成30年には高速道路が余市まで延長されるというので、そうなれば良くはなるか。途中で余市方面に向かう普通列車に抜かされたが、1両編成で、たいへん混んでいた。

余市はドラマ「マッサン」でわりと有名になったというこで、人が多かった。ニッカウヰスキーの蒸溜所は人が多く、柿崎商店の食事ができる場所は大行列だ。あとは毛利衛氏の出身地ということで宇宙関連の施設があるが、ぎゅうぎゅうの普通列車で来るほどの価値があるかとなると微妙である。積丹などに行く途中に寄るというのであればわかるが。もちろんそれに大いなる興味があるのであれば行く価値ありということになろうが。

余市からは倶知安行きの普通列車に乗る。これは少し遅れてきた。2両編成だったが、たいそうな混雑である。半分くらいの人が余市で降りていったが、座席がだいたい埋まるくらいの人が乗っていた。それでも次の仁木で降りる人が多く、だいぶ余裕ができた。

倶知安で長万部行きに乗り換える。こちらは1両編成で座席がだいたい埋まる程度に混んでいる。ニセコで降りる人もいたが、乗る人もいて、プラマイゼロくらいだった。

長万部に着いたら雨が降ってきた。かにめしを食べて、八雲に移動したがやはり雨が降っていた。長万部よりは八雲のほうが街の規模が大きい。ただ、新幹線が停まる街にしては…とも思うが、そうなると函館の次が小樽になってしまうか。

八雲からバスに乗って江差に行く。一日二便、貴重な八雲と檜山南部をつなぐバスでもしかしたら満員の乗客なのではとも思ったが、八雲から乗客は五人だった。熊石、乙部、江差とまわる。江差町内での利用客もいた。

今日は江差で泊。江差に来たのは20年ぶりだった。そのときは江差線に乗ってとんぼ返りだったか。