南紀三連休 3日目

午前中は熊野市を回る。最大の目的は鬼ヶ城。7年前に来たのだが、そのときは一部が通行止めで、東口から西口に抜けられなかった。場所自体はよかったのでもう一度来たいと思っていた。通行止めが解除になったのだが、昨年の台風でまた通行止めになってしまっていた。しかし、先日再度通行できるようになって、今日来た次第。

せっかくなので、熊野古道である松本峠を通るルートで行くことにする。峠道なので、アップダウンがけっこうある。いかにも古道らしい道のりや、海岸線を上から望む景色を味わえることができる。この古道では人と会わなかったが、鬼ヶ城にはさすがに観光客がいた。個人的には三重県でも有数の名勝だと思う。今回は東口から西口まで周回できて満足である。

鬼ヶ城を出て、花の窟神社まで移動する。ここは知らなかったのだが、世界遺産になっているということで、熊野市に来たら訪れるべき場所のようになっている。その前に近くの店で寿司を食べた。開店間際に入ったのですんなり入れたのだが、出る頃は駐車場もいっぱいで待っている人もいるようだった。熊野市でそれなりのものを食べられる店となると限られてくるのだろう。近くの道の駅にもレストランがあるということになっていたのだが、できたばかりであまり情報がなくどんなもんかと思っていたら、軽食処というか、茶屋のような場所で、メニューもそんなに多くなかった。

で、花の窟神社であるが、確かに神聖な場所である雰囲気は感じた。ただ、世界遺産で、かつ、国道沿いで行きやすいということで人が多く、静粛な雰囲気を損ねている感はある。観光の目玉であることは確かだが。

熊野市からは特急に乗って名古屋に行く。乗る時点で指定席は満席、グリーン席は若干の空席ありという状態だった。こちらもある程度早めに指定席券を抑えておいた。新幹線も満席状態。三連休最終日である。名古屋であんかけスパゲティを食べて帰路へ。

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