秋の北海道 4日目

なんだかんだで今日も台風だった。正しくは、台風の影響をひきずってJRが運休になっていた。当初は高速バスに乗ってさっくり札幌まで戻ろうかと思ったのだが、とある案が思いついたので、それを実行することにした。

まず、網走駅から女満別空港行きのバスに乗り、バスを乗り換え、北見行きのバスに乗る。どちらもそれほど乗客は多くなかった。北見からは、ちほく高原鉄道の跡をなぞって池田までバスに行こうかと思ったのだが、釧路行きのバスを発見し、時間もちょうどよかったのでそちらに乗ることにした。乗客は十名強。3列シートで自由席、というのは初体験であった。津別に停まったとき、北見まで行かずに網走から美幌経由で津別に行ってこのバスに乗ったほうがよかったのではないかと思ったが、美幌から津別へのちょうどいいバスがなかった。津別、阿寒湖、阿寒町では乗降はなし。

釧路に着いて、時間があったので和商市場に行って勝手丼を食べる。和商市場の勝手丼は初めてである。せっかくだから値段を気にせずに食べたいものを食べた。幻の海老といわれるぶどう海老に手を出してみる。かなりお高いのだが、その価値はよくわからず。一回食べてみればいいものではないかと思う。あと、カニ、くじら、ししゃも、ほっけあたりをチョイス。ウニ、イクラは要らないのかと言われたが、今回の旅で既に食べているのでパス。あれもなにげにいい商売なんだと思う。一回体験したからいいかな、と思った。

釧路からは当初乗る予定だった特急に乗って千歳へと向かう。釧路から乗る人よりも帯広から乗る人のほうが多かった。7両編成でわりとつないでいるということもあるが、混んではいなかった。

千歳空港から帰路につく。平日ではあるが、三連休翌日ということで、その余韻をひきずっているような感じだ。空港は賑わっていた。フードコードでジンギスカンを食べて、飛行機に乗る。乗客は多かったが、隣席は空いていた。平日なのでバスで帰りたかったが、志木行きのバスは1時間以上待ちになるので、和光市行きのバスに乗る。経費削減からか高島平で降りて延々一般道を行くルートになっているので、メリットが薄れてきているように思った。