宮崎方面の旅 2日目

今日は宮崎から西都経由で西米良村まで行く。西都でバスを乗り継ぎ。西都から西米良まで行くバスは貨客混合バスということで、座席を取っ払って荷物を置くスペースが設けられているが、乗ったバスは、荷物を村所で下ろした風がないので、荷物が載っていないようであった。バスの乗客は六人くらいだったか、座席を取っ払っても差し支えないくらいの客数である。
西米良村の中心地である村所で降りる。かつては国鉄バスのターミナルということで、村所駅という呼ばれ方をされたりもする。今は宮崎交通と西米良村営バスが発着している。村の中心部は飲食できるようなところがほとんどなく、少し歩いて西米良温泉ゆたーとまで行く。ここで温泉に入り、食事をとる。泉質はぬめりけがあって特徴的なお湯であった。食事は西米良サーモンやあら煮などをいただく。ついでにゆずソフトクリームも食べた。西米良村はゆずの産地でもある。
西米良村からは村営バスに乗って熊本県の湯前まで出る。この乗り継ぎは十年以上前から夢想していた乗り継ぎなのだが、なかなか果たせずにいた。今回、どこかにマイルに導かれてようやく果たすことができた。客は終始一人だけだった。村営バスということもあって、まっすぐ湯前には行かず、西米良村の集落に立ち寄っていくのだが、乗降客はなかった。
湯前に着いて、駅近くの観光案内所で自転車を借りる。4時間までだと500円。これが電動アシスト付きで、新しいということもあって、かなり具合がよかった。自転車を借りて行くのは、水上村である。湯前駅から少し行くと水上村の領域に入るのだが、もうちょっと奥まで進んで市房ダムまで行ってみた。水上村役場まではなだらかな上り、そこからダムまでは激しい上りなのだが、電動アシスト付き自転車のおかげでわりと楽に上れた。当初は自転車を押して歩いて行こうかと思っていたのだが、だいぶ速く移動ができた。市房ダム湖では、浮動桟橋という、ダム湖に浮いている浮島みたいなところまで行くことができる。以前はお金をとっていたようだが、今は無料である。ただ今でも老朽化が目立って、更に老朽化すると立入禁止になりそうな感はある。その後、猫寺に行って水上村探訪を終えた。
人吉に移動し、今日は人吉に泊。