本当にやるの?サマータイム

今日は台風がきているのでそうでもないが、暑い日々が続いている。2020年に行われる東京オリンピックでこんなに暑いとたいへんだ!ということからか、オリンピック前年と当年の二年間、サマータイムを導入するという案がでている。
しかも、このサマータイム、2時間ずらすという案もでている。いわゆるダブルサマータイムは一時期ロシアで導入したこともある、というような情報もあるが、いずれにせよ現時点ではどの国も導入していない。そういう仕組みにOSなどが対応しているのだろうか?という問題はある。また、サマータイムの切り替え時期の運用をどうするか?というのはどう転んでも検討する必要があるだろうが、来年から導入するとなると、その検討が間に合わないのではないかと思う。24時間動作していて、時刻情報がシーケンシャルであることに意味を持つようなシステムはどうしても影響がでてくるだろう。
さすがに2時間ずらすとなると無傷ではいられないと思うが、それをしようとする理由としては、2時間くらいずらさないと暑さ対策としては意味がない、というのもあるのだろうが、なるべくアメリカとの時差を減らしたい、という意味もあるのだろう。こちらが裏テーマになっているように思う。どっちかの夜は昼間という通りなのだが、日本の昼過ぎはアメリカの深夜なので、その時間帯の競技はアメリカのテレビコンテンツとしては価値が低い、ということになる。
数年前ならサマータイムの導入に断固反対、ということを言っていたのだが、今となっては、導入して痛いめに遭わないとわからないのでは?という考えになっている。