三江線廃止代替バス乗車記

先週の日曜日に乗った三江線廃止代替バスの乗車記。

江津駅→石見川本 石見交通

江津駅から石見川本行きのバスに乗る。このバスは済生会病院始発であるが先客はいなかった。江津駅から乗ったのは8人。列車なら少ないが、ここらへんを走るバスの乗客としてはまずまずではないか。駅から少し離れたバス停で1人乗ってきた。半分くらいは高校生で、川本町にある島根中央高校に通っているようだ。旧桜江町中心部の川戸までは三江線廃止前からあったバス路線である。三江線とは江の川を挟んで逆側を走ることになる。江津本町、千金は立ち寄らないが、川平では橋を渡って旧駅前に立ち寄る。乗降客はなかった。江津から江津本町、千金を経て川平に行く江津市生活バスが週三日走っている。川戸の手前で一人下車。川戸でも旧駅前にバスをつけ、ここで高校生が一人乗車。川戸からは三江線が廃止されたことにより延長された部分である。田津には立ち寄らないが、石見川越、鹿賀は橋を渡って駅があった場所の近くまで立ち寄る。川越でも一人高校生が乗ってきた。川戸から田津、川越を経て鹿賀に至る江津市生活バスが週二日走っている。因原はそこそこ大きな集落であり、道の駅があるので、そこにバスが停まる。この道の駅は三江線廃止前からあったようだ。ここで一人下車。しばらく走って石見川本に到着。

石見川本→道の駅グリーンロード大和 石見交通

石見川本から乗ったのは私だけであった。竹、乙原、石見簗瀬と三江線ルートに忠実に走って行く。明塚には立ち寄らないが、明塚は駅ゝタクシーという、明塚と粕淵を結ぶ予約型乗合タクシーがフォローしている。簗瀬を過ぎたあたりで、小学生二人が乗ってきた。この小学生は美郷町役場前で降りていった。役場からゴールデンユートピアおおちという施設に入っていく。平日はここで乗換ということになっている。実際はここから浜原駅前までで乗り換えればいいことになっている。粕淵、浜原と旧邑智町でも人口集積地ということで、旧駅前も通っていく。沢谷はバスが走る国道からは外れているのでこのバスは立ち入らないが、大田行きのバスが通っている。潮を経由して、石見松原の近くを通って、道の駅グリーンロード大和に到着。バスはこの先、石見都賀を含む旧大和村の中心地を通って上野まで行くが、モデルケースではここで乗り換えることになっているので、ここで下車。道の駅にしては規模は小さいが、トイレなど最小限な設備はある。

道の駅グリーンロード大和→川の駅常清 備北交通

Suicaなどの全国の交通系ICカードが使えた。前のバスと同じく、始発地から乗ったのは私だけであった。5分以上遅れて出発。石見都賀を経て都賀上野までは先ほどのバスとルートが同じであるが、停まるバス停に違いがある。宇津井はこのバスは経由しない。旧羽須美村内のアクセスを重視したおおなんバスがフォローしている。伊賀和志は経由し広島県に入るが、口羽、羽須美支所に寄るために、江の川を渡ってまた島根県に戻る。羽須美支所までで遅れは完全になくなった。江の川を渡って戻って、ここからは完全に広島県を進んでいく。バスは広島県を走るが、三江線は作木口まで島根県を走っていた。この地域は邑南町のデマンドバスがフォローしている。途中で中年男性が一人乗ってきた。このバスは三次まで行くが、作木口手前の川の駅常清から三江線のルートを大きく外れるため、川の駅常清で下車する。川の駅常清では食事をする場所もあり、ここで昼食をとった。

川の駅常清→三次駅 君田交通

交通系ICカードは地元のPASPYのみで、Suicaは使えない。やはり始発地から乗ったのは私のみである。香淀あたりでは、三江線が江の川を渡って、現バス路線と同じ側を走ることになる。バスが香淀駅に立ち寄るのは一日二往復であるが、私が乗ったバスは立ち寄る便で、旧駅舎の前でバスが転回した。式敷、信木、所木、船佐、長谷、粟屋は江の川を挟んで向こう側を三江線が走っていて、バスも経由しない。この区間は三次と式敷を結ぶ別のバス路線がフォローしている。ただ、川を挟んで向こう側の三江線跡をバスの車窓から見ることはできる。粟屋に近い日下で一人乗車。ここから三次駅まではノンストップになる。尾関山は三次市街で近くから広島行きの高速バスが出ているほどなので、このバスは経由もしない。結局、乗客二人で三次駅に着。

まとめ

一応、三次市のサイトには、三次〜江津をバスを乗り継いで行く人のための情報が掲載されているが、そういう人は皆無だろう。乗り換えポイントとなる道の駅、川の駅の小規模である。バス自体はすぐになくなることはないだろうが、乗り継ぎが考慮されないダイヤ変更が行われる可能性は否定できない。