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武藤貴也議員問題

最近、大きく取りざたされている武藤貴也衆議院議員に関する諸問題。本人の程度が低いというのはその通りなのだろうが、やはり一度目立ってしまうと今まで気づかれなかったことが調べられて気づかれてしまう、というのはある。国会議員も千人くらいいるので、大物議員でもない限り、焦点があたるということはあまりない。しかしながら、何かを起こして名前が出た場合、その議員に対して調べられて問題が発覚するということはある。多くの場合、それは小さな問題で一回報じられて終息するものなのだが、武藤議員の場合調べたらいろいろでてきた、ということなのだろう。

あと、武藤議員は自民党必敗の2009年衆院選で、引退する現職の息子がその現職の金銭問題で立候補を断念するという状況で公募で自民党公認候補となり、そのときは落選するものの、2012年、2014年と自民党公認候補として当選している。まだ若いから当分引退はない。しかし、2009年の状態とは違って今自民党公認で立候補すれば、比例復活当選も含めて国会議員になれる可能性は高い。味方の中にも敵はいる、というのはこのケースに当てはめられるかはわからないが、一般論としてある話である。

まあ、普通のあんちゃんが二期国会議員を務められたんだから上出来じゃない?と思う。本人がそう思わないのであれば、それは思い上がりじゃないかな。


埼玉県知事選は上田清司氏四選

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150809/k10010184181000.html

埼玉県知事選は久しぶりに現職vs共産系の事実上信任投票ではない選挙戦となったが、結果的には現職・上田清司氏の圧勝となった。

現職は国会議員時代から知名度があったし、その後知事を十年以上しているのだから、知名度は申し分がない。それに対抗する候補者はといえば、県民的には知られていないおっさんたちである。はっきり言って勝てる候補ではないだろう。共産党はそれでもいいのかもしれないが、自民党は、最初に名前が出ていたお医者さんもどうかと思うが、無名の元官僚を立てて、自民王国と呼ばれる県で党が最大限のバックアップをすれば勝てるのだろうが、埼玉のこの状況では勝てないだろうと。本気で上田知事を追いやるのであれば、知名度がある国会議員が議員を辞めて立候補するくらいのことはしなければならなかったと思うが、そこまでの覚悟はなかったのね、という話である。

前回の選挙の共産党系候補だった原富氏は約17万票の得票数だったが、今回の選挙の共産党系候補である柴田氏は約22万票の得票数であった。また、柴田氏が長年勤務していた新座市と、ふじみ野市では、自民党系候補の塚田氏よりも柴田氏のほうが票数が多かった。塚田氏は自民党が強い地域でも上田氏に水をあけられ、浸透できなかったことがうかがえる。


埼玉県知事選挙に塚田桂祐氏が立候補の方針

http://www.asahi.com/articles/ASH7135S0H71UTNB004.html

今月23日告示、来月9日投開票の埼玉県知事選挙に、自民党埼玉県連が推薦するかたちで、元総務省官僚の塚田桂祐氏が立候補する方針だという。

塚田氏は茨城県生まれで、埼玉県に出向した経験もあるとのこと。2013年の参院選では自民党公認の茨城選挙区の立候補者の候補にもなっていたというから、政治家に転身する気持ちは高いのであろう。ただ、県民的な知名度は皆無に等しい。自民王国と呼ばれる県の知事であれば中央官僚を擁立しても党が全面的にバックアップすれば勝てるのだろうが、埼玉県に関しては、畑和、土屋義彦、上田清司と国会議員出身の知事が続いており、既に県民に知られた人物でないと当選は難しいと思われる。時間がないので仕方がなく、という面もあるのだろうが、自民党としては全面対決の姿勢を見せるのであれば、他の選択肢を示したほうがよかったのではないかと思う。一方で、塚田氏としては、長いスパンで考えると損にはならないと踏んで立候補したのではないか。

共産党も柴田泰彦氏という、こちらも県民的には知られていない人物を擁立していて、夏休みの時期でもあるし、低い投票率が懸念される。


埼玉県議会の会派構成が決まる

http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/05/01/03.html

埼玉県議会の会派構成が決まった。6つの会派ができたことになる。

  • 埼玉県議会自由民主党議員団(自民):53名
  • 民主党・無所属の会(民主):13名
  • 無所属県民会議(県民):10名
  • 埼玉県議会公明党議員団(公明):9名
  • 日本共産党埼玉県議会議員団(共産):5名
  • 無所属改革の会(改革):3名

今まであった刷新の会が解消し、プロジェクトせんたく公認、推薦議員を中心とした会派、無所属県民会議が結成された。

無所属で当選した議員の動向を以下に記す。

  • 木下 博信(南1 草加)→改革
  • 永瀬 秀樹(南2 川口)→自民
  • 日下部 伸三(南3 さいたま西)→自民
  • 並木 正年(南16 鴻巣)→県民
  • 鈴木 正人(南17 志木)→県民
  • 吉田 芳朝(南18 新座)→民主
  • 菅原 文仁(南20 戸田)→県民
  • 醍醐 清(南21 朝霞)→県民
  • 神谷 大輔(南21 朝霞)→自民
  • 井上 航(南22 和光)→県民
  • 岡田 静佳(西1 所沢)→自民
  • 杉島 理一郎(西2 入間)→自民
  • 内沼 博史(西3 飯能)→自民
  • 中川 浩(西4 狭山)→改革
  • 松坂 喜浩(西12 東松山)→改革
  • 飯塚 俊彦(北3 本庄・神川・上里)→自民
  • 江原 久美子(北4 深谷・美里・寄居)→民主
  • 大嶋 和浩(北5 熊谷)→県民
  • 石川 忠義(東4 久喜)→県民
  • 岡 重夫(東6 白岡・宮代)→県民
  • 宇田川 幸夫(東9 八潮)→自民
  • 美田 宗亮(東10 三郷)→県民

2015年の統一地方選挙前半が終わる

今年の統一地方選挙前半戦が終了した。

首長選は、知事選、政令指定都市長選ともに、現職、または現職後継が当選という波乱のない事態に。

道府県議選、政令指定都市議選もあったわけだが、埼玉県議選について書くと、私が住む新座市は、順当と言うべきか、公明、民主系無所属の候補者が当選。全体で見ると、自民党は草加や所沢で共倒れするなど取りこぼしがあった。民主党は微増、公明党は現状維持、共産党は躍進、プロジェクトせんたくは幸手・杉戸で自民党現職を破るなど一定の効果あり、といったところか。この結果が今夏に行われる予定の埼玉県知事選にも影響がでそうな感じだ。というか、自民党は独自候補を立てられるんだろうか。


2015年統一地方選挙のイメージキャラクター

今年の統一地方選挙で、各都道府県選挙管理委員会がイメージキャラクターとして起用しているタレント等をウェブサイトで調べてみたが、調べてみるとイメージキャラクターを起用しているケースのほうが少なかった。せっかく調べてみたので挙げてみる。

北海道
タカアンドトシ(お笑いコンビ)
栃木県
渡辺けあき(プロボウリング選手)
神奈川県
川栄李奈(アイドル;AKB48)
島根県
六子(シンガーソングライター)
山口県
山口活性学園(アイドルグループ)
徳島県
市橋有里(元マラソン選手)
福岡県
高田里穂(女優)

全員がその道県の出身、もしくは在住である。ゆかりがある人を起用しないと何がなんだかということになる。全国的に有名な人、その地域で活動している人様々だが、基本的にはその範囲内で訴求できる人があれば適任であると言えよう。


第18回統一地方選挙がスタート

http://www.asahi.com/articles/ASH3T5WYBH3TUTIL044.html

今日、10の都道府知事選挙が告示されて、統一地方選挙がスタートした。スケジュールは以下のようになっているよう。

  • 3/26(水):道県知事選挙告示日(北海道、神奈川、福井、三重、奈良、島根、鳥取、徳島、福岡、大分)
  • 3/29(日):政令指定都市市長選挙告示日(札幌、相模原、静岡、浜松、広島)
  • 4/3(金):道府県議会議員選挙告示日(岩手、宮城、福島、茨城、沖縄以外)
  • 4/3(金):政令指定都市市議会議員選挙告示日(静岡、名古屋、北九州以外)
  • 4/12(日):上記4種選挙投票日
  • 4/19(日):東京都特別区区長選挙告示日(中央、文京、台東、墨田、江東、大田、世田谷、渋谷、豊島、北、板橋、江戸川)
  • 4/19(日):東京都特別区区議会議員選挙告示日(足立、葛飾以外)
  • 4/19(日):市長選挙告示日
  • 4/19(日):市議会議員選挙告示日
  • 4/21(火):町村長選挙告示日
  • 4/21(火):町村議会議員選挙告示日
  • 4/26(日):上記6種選挙投票日

ちなみに、東京都議会議員選挙もこの時期には行われない。

私が住む新座市は、埼玉県議会議員選挙の一つだけである。現時点では定数2のところ、3人が立候補を表明しているため、無投票にはならなさそうである。


各政党ごとの統一地方選挙候補者リスト

統一地方選挙まであと一ヶ月ほどとなったが、各政党のWebサイトに掲載されている候補者リストについてまとめた。ここでは複数の都道府県で候補を擁立する予定の政党を載せている。

自由民主党
https://special.jimin.jp/
民主党
http://www.dpj.or.jp/election/local2015
公明党
https://www.komei.or.jp/local_2015/
維新の党
https://ishinnotoh.jp/election/district/2015/recognized/
日本共産党
http://www.jcp.or.jp/web_member/2015issei/
次世代の党
http://jisedai.jp/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2015/03/toitsu2015_konin1.pdf
http://jisedai.jp/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2015/03/toitsu2015_konin2.pdf
社会民主党
なし
生活の党と山本太郎となかまたち
http://www.seikatsu1.jp/category/electvote/list03
日本を元気にする会
https://nippongenkikai.jp/members/
新社会党
http://www.sinsyakai.or.jp/apper/senkyo/15/2015election.html
幸福実現党
http://info.hr-party.jp/2015/3902/
減税日本
http://genzeinippon.com/category/news
緑の党
http://greens.gr.jp/senkyo/13345/

現時点において社民党だけがない。自民党は一部の都道府県については現時点では未掲載になっている。中には埼玉県など県連のサイトに掲載しているケースもある。また、ニュースリリースとしての候補者発表を載せているだけの政党もあるが、規模が小さいので追えるレベルである。

ちなみに、統一地方選挙の呼び方であるが、政党によっては、統一(地方)自治体選挙だったり、いっせい地方選挙だったりするのだが、統一地方選挙の呼び名が一般的だと思うので、その呼び名を使うことにする。

*追記(2015/03/09)

社会民主党の候補者リストが公開されました。

http://sdp-municipality.jp/2015candidate


生活の党と山本太郎となかまたち

http://www.asahi.com/articles/ASGDV6QZ2GDVUTFK013.html

生活の党に山本太郎参議院議員が入党して、政党の名称を「生活の党と山本太郎となかまたち」と変更したとのこと。これで政党要件を満たしたことになる。

私としては、年末になって政党助成金目当てで国会議員5人以上で新党結成したりすることは今までに繰り返されてきたことだから、これに対して今更とやかく言うつもりはない。別に山本太郎議員が生活の党に入党してもいいだろう。しかし、「生活の党と山本太郎となかまたち」という名前はなんだ。ふざけているのか。国民の生活が第一のようにtemporaryな名前にすぎずに早々に新党を結成するというが、それならば名前を生活の党のままにしておけばいいと思うのだが、いかがだろうか。

それにしても、この前の衆院選では小沢一郎も耄碌したなと思わずにいられなかったが、いよいよ政界の壊し屋が壊れてしまったのかと思うと、一つの時代の終わりを感じる。


戦略的白票

くるりの岸田繁が選挙に行かなかったという記事 http://politas.jp/articles/333 が話題となった。個人的には選挙に行かなかったことをそこまで責めるのもどうかと思うが、記事の内容におもしろみもなく、得るものも特にない。ただ、こういう記事を書いてお金をもらえるなんていいっすね、と思うだけだ。

ただ、一点気になったのは「支持政党は無く、比例は白票のつもりでした。」と書いてあること。岸田さんがどこに住んでいるのか知らないが、選挙区は特定候補者に投票して比例は白票というのは、基本的には選挙区の特定候補者が無所属か比例に参加していない諸派の候補者の場合にしか成り立たないのではないだろうか。比例に参加している政党の候補者であればだいたいが重複立候補しているので、選挙区で投票した候補者が所属する政党に比例も入れればいい話である。公明党や共産党の候補者は重複立候補をしていない場合もあるが、小選挙区で公明党や共産党の候補者に入れるけど、政党は支持できないから比例は入れない、という考えは不自然である。岸田さんがあまりにも政党の政策に対して潔癖な考えの持ち主なのか、あるいは制度を理解していないのか、無所属の候補者を人物本位で選択したのか、いずれかか?

比例区は白票というのはあまり理解できないのだが、選挙区で白票というのは理解できる。というか、今回は私は選挙区では白票(実際は候補者以外の文字列を書いた無効票)を投じた。というのは、A党の候補者には基本的に投票しない、人物が優れていれば投票する余地はあるがそうは思えない、B党の候補者は選挙区では当選できる見込みがない、比例復活の可能性はあるが、そうであればB党の別の候補者を当選させたほうがいい、C党の候補者は選挙区外に引っ越しているし政党的にも人物的にも投票するほどではない、となると、入れる候補者がいなくなる。衆院選の選挙区は候補者が少ない上、比例復活当選という仕組みがあるので、それも考えて投票しなければならない。そうなると、選挙区内でよりまし、で選ぶやり方以上のことを考えなければならなくなる。ちなみに比例区はちゃんと政党の名前を書いて入れた。

白票意味ある意味ない論争というのはあるのだが、一概に意味がある、意味がないとは言えないんじゃないですかね?とは思った。