秋田の事件でこぞって警察批判の気持ち悪さ

秋田の子供が殺された事件で、地域の人が警察批判をしているが、いちばん問題にすべきなのは地域で子供を守れなかったことではないだろうか。確かに警察もミスがあったかもしれないけれど、いつだってノーミスで捜査できるわけではない。容疑者の娘が疎まれていたのは地域の人は知っていたのに救えなかったがためにこういう事態を招いたわけで、難しいかもしれないけど、事前に救ってあげるべきだった。逆に言うとそういうことができる地域というのはこういう事件は起きなくて、そういうことができない地域であったから、こういう事件が起きたのではないかと考えられる。ここにきて警察を批判するのは、責任を転嫁しているようにしか思えない。


「ザ・選挙」本格稼働

http://www.asahi.com/politics/update/0718/004.html

ザ・選挙」という名前は芸がないが、地方議会レベルまでフォローするサイトは未だかつてなかった(公明党が自党の候補者のみフォローしていたが)ので、期待が持てる。

都道府県議会議員は写真つきで紹介されているが、愛媛県の「愛レイバー大五クラブ」という党派はなんなんだ。大沢五夫議員が所属しているから、大五なのだろうが、愛レイバーは何?愛は愛媛県の愛で、レイバーは労働者という意味だろうか。


2006年第二四半期音楽事項

・セツナブルースターのミニアルバム

リリースされた。発売されてから1ヶ月くらい経って気がついた。「ここにあの少年たちの姿はもう無い。」というキャッチフレーズがついていたが、確かに、初期の頃とは少し違ってきているな、という感じ。初期の頃は若さを振り回している感じがして数年後もこの路線では続かないのではないか、という心配が少しあったが、今作を聴いて、年相応に成長していて、長く続いていけるバンドであると実感した次第。個人的には「屋根がない」は怪作だと思う。初めに聴いたときに、かなり気持ちの悪さを感じた。おどろおどろしいというか、サビメロで急に深層をえぐってくる感じがした。

・ZAZEN BOYSのライブ

行ってきた。久しぶりだったが、やはりよかった。ZAZEN BOYSのCDを買っているがライブに行ったことがない人は勿体ないので、是非行った方がいいと思う。

・eastern youthのアルバムがよかった

『365歩のブルース』。eastern youthはめちゃくちゃ好きというわけでもないが、アルバムが出る度に買っているのだが、今作は過去最高傑作と言ってもいいのではないだろうか。一歩高いステージに立ったような感がした。

・Coccoのアルバム

過去の作品と比べるとまあまあといったところか。英詞の曲はいらなかったかな、とも思ったが。歌も含め楽曲を作るということについて高い才能を持った人であると感じる。


3・3・SUN連休三日目

今日は帰る日。

特筆すべきことと言えば、近鉄湯の山線に乗ったことくらいか。四日市を出た時点ではそこそこ客がいたが、湯の山温泉まで行く人は私しかいなかった。駅前にはタクシーとかバスとか待っていたのだが。私はといえば、雨が降っていたこともあってトンボ返り。帰りは湯の山温泉から乗った客は三人。

あとは名古屋できしめんを食べて帰った。


3・3・SUN連休二日目

今日は路線バスで和歌山に行こうと思ったのだが、寝過ごした。寝過ごしてこの企画が流れたのは二度目だよ。よほど何かあるのか。

仕方ないので、南海に乗って普通に和歌山まで行く。和歌山電鐵に乗った。南海時代とほとんど変わらない。列車も駅も。ただ、来月あたり外装、内装を新しくした列車を走らせるようだ。貴志駅、伊太祁曽駅も無人化して、これ以上の経費節減の余地なしといった感じもする。これで赤字だと、交通政策でそれでも残すかどうかの判断を迫られることになるとは思うが、10年間限定で補助金を出すみたいなので、そこまでで経営が軌道に乗るかが問題となるだろう。

その後は和歌山駅の地下でお好み焼きを食べる。関西と関東のお好み焼きの店はあり方がまるで違う。関西のほうが日常的な感じだ。大きなコップに入った水や布のおしぼりと、ポイントをついてくる。お好み焼きもおいしかった。

その後は寄り道して大阪に戻った。大阪に連泊なので。

帰り際に551で、豚饅と中華総菜を買う。ホテルでビールとともに食う。店には行列ができていた。近くにあった店は客がいなかった。やはり人気があるということだろう。


3・3・SUN連休一日目

昨日、夜行バスで愛知県に入って、今日から三連休の間、今シーズンで発売が終了する3・3・SUNフリーきっぷを使ってそこらへんをまわる。

ドリームとよたで愛知県に入った。始めて乗った。満席表示だった、実際はいくつか空席があったが。岡崎、豊田、瀬戸と名古屋に行くのに寄り道するので名古屋まで乗る人はいないだろうと思っていたが、実際はいるようだ。眠れないと思っていたが、4時間くらいは眠った。6時間乗車で4時間も眠れれば上出来。私は豊田で下車。

今日は名鉄の未乗区間を乗る。まず、豊田市-上挙母という中途半端な区間が未乗だったので、それに乗る。土橋まで乗ろうと思ったのだが、上挙母で対向列車が来ていて、あれが次に乗る猿投行きだと思って列車を降りた。しかし、実際は豊田市止まりの列車であった。

上挙母からは猿投行きに乗る。梅坪-猿投も未乗。猿投ではトンボ返りで梅坪まで戻り、梅坪からは豊田線に乗る。赤池で下車して、ドニチエコきっぷという名古屋市交で土日休日に使えるフリー切符を買う。これが600円で安い。地下鉄に3回乗れば元が取れる。伏見乗り換えで栄に行き、カゴメ直営のレストラン、籠目屋に行った。朝はモーニングをやっている。私はほぼ毎日野菜ジュースを飲んでいて、半分以上はカゴメだから、まさにカゴメ愛用者だ。私が入ったときは客が一人もいなくて少し驚いたが、後で二組入ってきた。上品な感じのモーニングであった。

名古屋を出て御嵩に行く。名鉄広見線の新可児-御嵩が未乗。以前は明智から八百津線が通っていたが、今は廃止となっている。その代替バスが明智から出ているというのに少し驚いた。犬山方面から行くと新可児で乗り換えて、一駅乗って明智でもう一回乗り換えて、八百津まで行かなくてはいけない。代替バスも可児まで乗り入れればいいと思うのだが。御嵩は中山道の宿場町である。駅から近い場所で展示があったのでそれを見た。未だ鉄道が残っているだけあって、それなりに大きな街だった。

御嵩から岐阜経由で一宮に行く。一宮から玉ノ井までが未乗。奥町で降りる人が多い。

玉ノ井からは名古屋に戻る。もう一度栄に行って、ヨコイに行った。なんか冷房が故障したということで、早めに閉店するということで、私が行ったのは閉店間際だった。

最後に名鉄築港線に乗る。大江から東名古屋港までの路線で、運転本数が朝と夕に限られている。早く大江に着いたので東名古屋港まで歩いてみた。工場があり、どちらかというと殺風景だ。東名古屋港から大江まで乗った人は三人で、もう一人は趣味っぽい人だった。

名古屋に戻って近鉄特急に乗って一気に大阪まで行く。青山町あたりで鹿にぶつかったとかで数分間停車したが、定時に大阪、近鉄難波に到着した。


高速バスネットを使ってみる

高速バスネットというJRバスの予約システムが最近立ち上がった。その会員になって使ってみることにした。

最近、JRバスはネット割引とか早期購入割引などを導入して(ツアーバスへの対抗策であろうか)、その割引の恩恵を受けることができる。窓口で買っても早期購入割引はあるだろうが、ネット割引はシステムを通じてクレジットカードで決済しないと受けられない。今回は東京から豊田まで乗ったが、通常運賃6110円のところ、5390円で乗ることができる。

もう一つ、携帯電話をチケット代わりにすることができる。携帯電話でサイトにアクセスして、表示されるWEB乗車票を乗るときに見せる、というやり方だ。しかしながら、職業柄、トラブルが発生したときのことを考えてしまう。このWEB乗車票は乗車30分前でないとアクセスできない。そのときにつながらなかったとか、携帯電話が使えなかったらとか。結局、PCでサイトにアクセスしてWEB乗車票を印刷して持っていくことにした。

この方法だと乗車時にクレジットカードも一緒に見せないといけないのが難だ。飛行機みたいにICカードに情報が入ればいいのだが、難しいか。


Windows 98、Meのサポートを打ち切り

http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/coverstory/news/20060712org00m300119000c.html

Microsoftは古いOSから新しいOSの乗り換えを促しているが、まずライトユーザはOSのみ買って自分が現在使っているパソコンにそれをインストールして使えるようにする、ということは困難である。仮にそれができたとしても、新しいOSは高いスペックを要求するわけで、スペックの問題で満足に動かない可能性もある。そうなると、OSだけの問題ではなく、パソコン本体を買い換えろ、ということになる。それを容認できない人も多いだろう。

現在使われているXPも2年半後にサポートを打ち切るというが、来年発売のVistaはより高いスペックを要求するようだし、完成度が高いとは言えない98やMeと違ってXPで問題がないという人は多いだろうから、そのときは今まで以上に問題となるだろう。

私も今のメインマシンは4年以上使っている。Vista SP2が出たあたりで買い換えようか。


EASYモバイルSuica

http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0607/13/news062.html

鳴り物入りで導入されたわりには、使っているところを全然みかけない、今年度末までに100万人の会員獲得が目標だというが、実際は10万人しか会員がいないモバイルSuica。そこでVIEWカードを持っていなくても使えるモバイルSuica、EASYモバイルSuicaを導入することにしたとのこと。

EASYモバイルSuicaをチャージできるのは、NEWDAYSとファミリーマート、そしてモバイルバンキング経由で銀行口座から。銀行口座からチャージできるのは魅力的にみえるが、手数料がかかるという。少額決済のための手続きで手数料がかかるのはばかばかしい。ファミリーマートだとファミポート経由でのチャージだろうから、めんどうくさそう。そうなると、実質恒常的に使おうとなるとNEWDAYSでチャージする方法になるだろう。カード型であれば駅の端末やVIEW ALTTEを使えるのだが、携帯電話なのでそれが使えない。そういうわけでいろいろ考えると、果たしてEASYモバイルSuicaが便利なのかが疑問。登録してみたけど結局使わないという幽霊ユーザが増えそうだ。


JR特定区間・運賃格差問題の埼玉県の姿勢

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/saitama/archive/news/2006/07/09/20060709ddlk11020155000c.html

電車特定区間が神奈川県などと比べると短く設定されているということで、埼玉県が文句を言っている。単純に言えばもっとまけろということか。久里浜と籠原を比較しているが、久里浜は京急が通っているが、籠原はJRしか通っていない。そういう経緯から生まれた特定区間の制度であろう。「乗車数が多い方が運賃が安くなるはずだ」という論理に至っては意味がわからない。単純に言って久里浜よりも籠原のほうが列車の運転本数が多い。運転本数が多いから乗車数が多いのだと思うが、それでどうして安くなるはずだと言えるのであろうか。

本来であれば、制度は容認した上で設備投資をもっとしてくれ、とJRに要望を出すとか、そういう施策をとるべきだと思うのだが、単にJRの減収になるようなことを要望するだけでは、JRが首を縦に振るはずがない。だいたい、埼玉県はJRの依存度が高いのだから、変な要望をして関係を悪くすべきではないと思う。