珍しくこのブログに書いたことが当たる

http://freelife.seesaa.net/article/23095604.html

自民党総裁選は安倍官房長官が独走という様相で、勝ち馬に乗らんとする人が後を絶たないという状況であるが、これで安倍総理がなんかの要員でつまづいたらどうなるのかね。政治の世界は一寸先が闇であり、参院選を待たずして、なんらかの苦境に陥るかもしれない。そのとき、ほとんどが安倍主流派であると、安倍総理を下ろすこともできず、死に体内閣になるかもしれない。

実際は、参院選を待たずしてなんらかの苦境に陥ってそのまま選挙に突入して負けちゃったわけだが、安倍総理を下ろすこともできず死に体内閣になるというのは現在の状況にあっている。

安倍氏については、経験不足でまだ若いのだから政治家としてのピークを迎えるときに総理大臣を務めるべきだ、今はまだ務めるべきではない、ということも書いた。満を持さずして総理大臣になったがために、このような結果を生んでしまったようにも思う。

あとは内閣延命手段としての衆議院解散をするしかないように思うが、なまじ衆議院は自民党が議席を多数持っていて、減らすのは必至なので、それも難しい。自民党としては安倍退陣が上策だろうが、安倍首相としては退陣したらもう最後、再チャレンジはないだろうから、簡単には辞めたくない。ウルトラCとして、小泉前首相に内閣を禅譲、明治~大正時代に桂内閣と西園寺内閣が交互に続いた例を使うということもあるが、この案はただ面白いだけだ。