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宮脇俊三著「ローカルバスの終点へ」の精読企画。1987年から88年に書かれた記述内容が2022年現在どうなっているのかを中心に記していく。基本的に月末更新。今回は中山(宮崎県東臼杵郡南郷村)。
南郷村は2006年に周辺村と合併し美郷町となっている。日向市からの宮崎交通のバスは南郷村の中心であった神門から少し先に行った浜砂橋止まりとなっている。そこから先は美郷町のコミュニティバスが鬼神野まで運行している模様。ただ、鬼神野より先もデマンド交通で利用できるという情報も見つかった。鬼神野から中山まではGoogleストリートビューのデータもないような場所だが、衛星写真で見ると中山の手前に赤い屋根の建物があるので、それが氏が宿泊した養魚場兼民宿だった場所かもしれない。さすがに今は営業していない模様。中山バス停があったと思われる場所はGoogleストリートビューのデータがあり、かろうじて車が方向転換できそうな場所が見当たった。その先の橋を渡った先が椎葉村で、更にその先に中山集落にあるが、中山バス停からはけっこう上る必要があって、かつ遠そうだ。