2011年05月一覧

週末日記-梅雨

関東も梅雨入りしましたな。

そういうわけで、昨日は天気予報では雨だったのだが、降雨量はそれほど多くないということででかけてしまうことにした。まず行くのは館林。北朝霞から大宮まで直通するむさしの号に乗って、その後も接続がよく、1時間半弱で行くことができる。館林といえば、私が勝手に決めた関東三大醤油の街の一つだ。(他は野田と銚子)正田醤油の本拠地であり、駅の近くに工場がある。正田記念館にも行ってみようと思っていたのだが入れなかった。後で調べたら土曜日も休館だった。館林では細かい雨が降ったりやんだりだった。その後は、志木に戻るまで雨には降られなかった。

その後、太田に出て、熊谷駅まで行くシャトルバスに乗る。以前見たときは大きなサイズのバスだったが、このとき乗ったのは小型のサイズのバスだった。それでも、充分足りる乗客数ではあったが。途中渋滞にあって若干遅れて熊谷駅に到着。

熊谷駅に着いて駅構内にあったうどん店で昼食。熊谷うどんというブランドで売り出しているようである。この店だが、けっこうおいしかった。つけ汁うどん大盛りにしたのだが、私としては量が大盛りでちょうどよかった。

その後、深谷に寄って帰宅。深谷のアリオに行ったのだが、まあ人が大勢いたこと。

今日は雨ということもあって、買い物以外は外にでかけず、家にいた。


東武、西武の駅のエスカレーターがラッシュ時に稼働再開

http://mytown.asahi.com/areanews/saitama/TKY201105250599.html

東日本大震災に伴う節電対策として止まっていた、東武鉄道、西武鉄道の駅のエスカレーターがラッシュ時に稼働を再開した。昼間の時間帯は停止している。

記事にも書いてあるが、エスカレーターを止めることで何が問題かと言うと、階段が混雑することだ。安全第一と言っているが、今まで危険な状態であったことを看過してきたということになる。本当に節電第一というならば、もうエスカレーターを廃止して階段にしてしまえとも思ったが、さすがにそこまでは行き過ぎか。

節電すると言っていても、今日の朝の電車はそんなに暑くないのにもかかわらず冷房が入って、寒いくらいだった。本気で実効性のある節電対策をしているのだろうかという疑問がわく。


電子新聞時代はこないのか

iPadを買ったので、1ヶ月5000円くらいで国内の主要新聞を読めるサービスがあればいいと思っているのだけど、朝日新聞の有料電子版発行のニュースを見るとそういうサービスは起こらなさそうだ。結局、新聞社側としては紙の新聞ありきのようである。「デジタルが紙を食うという発想はしていない」と言ってるが、正確に言えば「デジタルが紙を食っては困る」ということなのだろう。その理由として販売店の存在があると言っている。言ってしまえばしがらみだ。普段、方々のしがらみを批判している機関がしがらみにとらわれているというのが事実である。電子版だとコストが下がるから安くなるだろう、という期待はすかされる。

方向性としてはビューンみたいなサービスを期待しているわけだが、ビューンも特別編集版ということで紙面と同じ記事は読めないようで。

まあ、今のところは現状と同じようなやり方で問題ないという認識なのだろう。本腰をいれる必要はないが、ちょっと電子版にも手をつけておこうか、くらいのスタンスか。


週末日記-流浪

昨日は主に東急電鉄に乗っていた。某位置ゲームの企画参加がメインとなるか。それにあわせて1日乗車券が売り出されていたので、他にも東急沿線ですべきことをいくつかした。それにしても東急、節電ということで、電車の本数を減らしたり、空調を切ったりしているのだが、本数が少ないからやけに混んでおり、空調がきいていないは混んでいるはで、車内が暑い。この日の温度が高かったということもあるが、やり過ぎな感じがする。そこまでするなら、東急にはあまり乗らないでください、くらい言ったほうがいいのではないだろうか。

今日は銚子に行こうと思ったのだが、成田まで来て地震のため銚子行きの列車が運転見合わせという事態になった。いつ運転再開するかわからないということだったので、銚子に行くのはやめることにした。結局、運転再開したのは11時45分で、午前中はずっと運転見合わせしていたわけで、銚子になど行けるはずもなかった。

そういうわけで急遽旅程を変更してぶらぶらすることにする。ホリデーパスを買っていたのだが、もともと圏外の銚子に行くつもりだったので圏内にとらわれずに計画をたてた。千葉から木更津に出て木更津から久留里線に乗って馬来田まで行き、そこから鴨川行きのバスに乗った。鴨川行きのバスの時刻をインターネットで調べてちょうどよかったのでこういう旅程をとった。やはりこういう文明の利器はありがたい。鴨川ではせっかく来たのでイオンの中の店で鯵丼を食べた。鴨川から浜金谷に抜けて、東京湾フェリーに乗る。東京湾フェリーは、かなり前に乗ったことがあった。最近、高速道路1000円などの影響で苦戦を強いられているというようなことも聞いて乗りたいと思ってはいたのだが、なかなか乗る機会がなかった。ひょんなことから今日乗ることとなった。船内は広い。車もたくさん積める。客は少なくはなかったが、船内の大きさと比すると少ない、ということになるのかもしれない。今日は風が強く、内房線は一部区間が運転見合わせや速度制限をしていたくらいだった。フェリーは通常運航だったが、波も高く揺れも大きかった。

帰りは久里浜からJRで武蔵小杉→南武線→府中本町→武蔵野線、というルートで。ちょうど競馬が終わった後で府中本町は混んでいたが、前の列車の4分後に、おそらく臨時の南越谷行きというのがあったので、それに乗ることにする。前の列車よりは空いていた。


iPad2を買った

先週の土曜日にiPad2を買った。購入の事情はいろいろあるのだが、発売日が一度延期されて、いつ発売されるのかと期待していたくちだ。さすがに発売日には買えなかったが、ゴールデンウィークが終わって落ち着いた頃の先週の土曜日、大宮のビックカメラに行ったら、Wi-Fi版の16GBと、3G版の16GB、32GBは在庫があるということで、私がほしかったのはWi-Fi版の16GB(すなわちいちばん安い版だが)だったので、買うことにした。Pocket WiFiを持っているのでWi-Fi版で充分で、大きなデータを入れておく予定がないので、16GB版で充分となった次第。下のリンクはホワイトだが、買ったのはブラックだ。

で、iPad2であるが、ウェブブラウザとしてはかなり優秀、普通のパソコンのフルブラウザでウェブサイトを見るのとほぼ変わりなく見られる。ウェブの地図やPDFファイルも大きな画面で見られるのがいい。(そういう用途をするために買った)ただ、文字入力はパソコンと同じようにはいかない。ノートパソコンだったら、電車に乗っていても膝の上に置いてタイピング、ということは可能だが、iPadだとそれができない。テーブルのようなものがないとスムーズなタイピングは無理だと思う。テーブルのようなものがあってその上にのせてタイピングしたとしても、やはりノートパソコンを使うよりは劣る。iPadを使って作業をするとなれば、あまりタイピングを伴わない、ウェブでの調べ物を中心とした作業、ということになると思う。それであれば立ったままでも可能だ。メモ書き程度であれば、文字入力もなんとかなる。今のところ、ブラウザ等で調べた内容のメモをEvernoteに残してよそから見る、というような使い方をしている。

iPad2と一緒に買ったのは純正のSmart Cover。別売りだが、これは私として必須だと思う。あと液晶保護フィルムも買ったのだが、どうもうまく貼れない。私が不器用だということもあるが、ウェブでうまく貼るコツを参照しても、どうもいろいろ工夫がいるようだ。その他の意見も踏まえて、フィルムは使わないで使うことにした。Appleとしてもフィルムを貼るのは奨めていないようだし。とりあえず、現状ではフィルムを使わないで問題なしという境地に達している。

ノートパソコンとのすみ分けだが、さすがに二つ持っていくのは無駄な感がある。iPadで充分なときはiPadで、それ以外の場合はノートパソコンということにあるか。これまでさすがに出勤時にノートパソコンを持っていくことはまずなかったが、iPadは持っていっている。旅行時はiPadでは不十分(文章を書いたり、Windowsアプリケーションを使ったりするので)なので、今まで通りノートパソコンを持っていくことになると思う。


週末日記-徘徊

昨日は前々から行こうと思っていた野田に行った。野田といえばキッコーマンであり、キッコーマンといえば、日本のスーパーでキッコーマンの醤油が売っていないところはないと言っても過言ではない。もし、売っていない店があればご一報ください。

そのキッコーマンであるが、さすがにその工場群は規模が大きかった。野田市駅のまわりにキッコーマン関連施設が多数ある。こういう景色も珍しい。野田をちゃんと歩いてみるのは初めてだが、観光的な要素はいいくつかあるが、観光地という色は薄かった。

その後、バスで岩井経由で水海道まで行こうと思い、岩井から水海道行きのバスに乗ろうとしたら、なんと土日休日運休になっていた。何度か乗ったことがある路線だったので、あまり下調べしなったのが災いした。水海道と岩井を結ぶバスなんて鉄板でいつまでも残っているというイメージが勝手にあったので、ちょっとショックだった。守谷行きの急行バスはあるが、次のバスまでは時間があったので、仕方がなく野田へとんぼ返り。そのまま家に帰ろうと思ったが、当初の予定どおり下館、小山と遠回りして帰ることにする。東武、つくばエクスプレスを乗り継いで守谷まで行き、そこから関東鉄道に乗る。関東鉄道も1両編成で充分な客数だった。下妻で降りる人が多く、下館まで行ったのは6人くらいだったか。

今日は西東京、西埼玉あたりをぐるぐると。東武越生線に乗ったら、15分に1本の運転本数なところが、節電ということからか、30分に1本と半減されていた。えげつない。東松山に寄ってやきとりを買って帰る。駅前の、しまむらなどが入っている商業ビルが閉鎖されていた。


埼玉高速鉄道の延伸問題

http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001105070003

埼玉高速鉄道の延伸がなかなか難しいという話。

浦和美園から岩槻まで延伸してその途中に「埼玉スタジアム駅(仮称)」を設けるというように記事には書いてあるが、そもそも埼玉高速鉄道が埼玉スタジアムの近くまで行かず浦和美園止まりな理由は、スタジアムの近くに駅を作ると試合が終わると駅に人が殺到するのでわざわざ距離を置くため、と聞いたことがある。しかし、スタジアムの近くに駅がなくて不便、というような論調になっている。どういうことだろう。

あと、埼玉高速鉄道の運賃が高いということも記事に書いてある。岩槻から王子まで東武野田線とJRを使って行くと570円。しかし、埼玉高速鉄道だと浦和美園から王子までが620円。岩槻までだともっと高くなるだろう。乗り換えなしのメリットはあるが、そもそも岩槻から王子に用事がある人は少ないだろうし、JRで大宮まで出れば、湘南新宿ラインや埼京線、2013年に完成予定の東北縦貫線を使って、東京の大部分の場所に乗り換えなしで行けることができる。埼玉高速鉄道に乗り入れる東京メトロ南北線はそれに比べると分が悪い。

予定線の沿線も大規模な集客も見込める施設は浦和美園駅から徒歩可能な埼玉スタジアムくらいだし、既存のリソースを充実することに注力して、あえて埼玉高速鉄道を延伸する必要がないように思える。


九州の旅 5日目

今日が最終日になる。

牛深から本渡までバスで戻る。快速うしお号という名前がついたバスだが、車体は小型で快速っぽくなかった。もっとも、乗る客は十人弱で、小さい車体で十分だった。普通よりはさすがに早い。

本渡から苓北町の富岡までバスで行き、富岡港から長崎茂木港まで船に乗る。車は満車だったが、6台くらいしか乗らなさそうだった。混むシーズンは予約しておいたほうが無難のようだ。それでも、船はほどほどの混雑度だった。

茂木から長崎市内まで出る。今日は長崎空港から帰るが、時間があるので、浦上あたりを散策する。平和公園、浦上天主堂、原爆落下中心地、長崎原爆資料館。浦上天主堂では本気のミサをしていたので、とりあえず外から中を少し見るだけにする。長崎原爆資料館は見学者が多かった。日本での原発事故や、アメリカのイスラム原理主義主導者への殺害など、現在起きている情勢を鑑みて見学すると、また考えるところがある。隣接する追悼平和祈念館にも行ってみたが、こちらへ訪れる人はあまりいなかった。ここで祈りをささげた。

後は帰るだけである。長崎空港までバスで行き、空港の店でちゃんぽんを食べた。東京行きの飛行機は満席だった。羽田空港からはバスで帰りたいと思っていたのだが、バスの発車時刻が変わっていた。志木行きのバスと和光市行きのバスが5分しか変わらないということに。時間に応じて使い分けていたのだが、これだと使い分けができない。なんで変えたのか。そういうわけで、モノレール等を乗り継いで帰る。


九州の旅 4日目

昨日は菊池温泉の菊池グランドホテルに泊まった。今日が平日ということもあって、るるぶトラベルを通してわりと安く泊まれたのだ。温泉ホテルに泊まる場合、一人で泊まるということさえもハードルが高かったりするが、宿泊サイト経由だとわりと楽に探すことができる。風呂は二つあって、夜と朝で男女が入れ替わるので両方楽しめることができる。一つは露天はないが内湯が広めの風呂、もう一つは内湯が狭いが露天がある風呂。どちらもそれほど混んでおらずゆったり入ることができた。ぬるっとしたお湯だった。

今日は天草に行く。菊池からバスで熊本の交通センターまで出て、そこから超快速の天草行きバスに乗る。本渡まで数停しか停まらないバスだ。十数人の客がいた。若干遅れて本渡に着いた。

本渡に着いて、貝汁の昼食をとって、街を歩く。天草キリシタン館に行ってみた。島原の乱(天草的には「天草・島原の乱」)に関する展示が主だった。自分と入れ替わりくらいで観光バスの団体客が訪れてきた。島とはいえ、九州本島は陸続きで、離島な感じ、離島でない感じが半ばだ。

本渡から牛深までバスで移動する。快速と普通があって普通に乗る。これが時間がかかる。通しで乗ったのは私だけだった。

牛深まで来たのは、バスのフリーパスを持っているとか、せっかく天草に来たから牛深まで行ってみるか、とか。牛深は牛深ハイヤ大橋という橋がある。土木デザインの賞を受賞しているが、その評伝を見てみると橋の存在意義を問うコメントが…。ただ利用者も多そうで生活道路としても役立っているようだし、天草の端の港町にこういうモダンなデザインの橋があってもいいのではないかと思った。


九州の旅 3日目

今日はまず大分から臼杵に行った。去年の秋に臼杵石仏まで行ったのだが、街までは行かなかったのだ。今回、臼杵では3時間の時間をとっており、昼ご飯を食べるとはいえ、正直かなり余るのではないかとも思ったが、そうでもなかった。個人的に醤油の販売に興味があるのでそれの取材や、古い町並みを歩いて、わりと時間を費やした。細い路地が迷路みたいだった。中心街は、商店などが建ち並んでいて賑わいがあった。街に趣があって、その街が日常として活きている。道が狭い分、自動車を走らすのはたいへんだと思う。基本、自動車は昔の日本の街とはマッチしない。

食としては、みそソフトクリームと、ふぐのかわそばを頂いた。観光客的なものをさ。どのお店もなかなか親切にしてくださった。

臼杵からはバスを乗り継いで熊本方面に行く。大分と熊本を結ぶバスに乗るが、それほど混んでいなかった。道路も思ったほどは混んでいなかった。それでも5分程度は遅れる。大分市内の時点でそれくらい遅れていたのだが。

今日は熊本県の某温泉で泊。

ちなみに、今日からSUNQパス北部九州版を使っている。自ずとバスに乗ることになる。