2012年04月一覧

放浪ウィーク 4日目

今日は朝から雨だ。ただ、今日はほとんど移動日なので、外を歩くことが少ないのが不幸中の幸いである。

筑豊あたりをぐるぐるした後、九州を離れる。新山口まで移動し、そこから山口線の特急に乗る。本当は3両編成らしいのだが、トラブルがあって2両編成になったとのことだ。そういうわけで混んでいた。新山口駅でそばでも食べようかとも思ったが、そば屋が無くなっていた。駅弁を買って食べた。津和野で降りていく人はいたが、それでも立つ人がいるくらいだ。また、津和野から新山口行きの特急に乗る人も多かった。さすがはゴールデンウィークである。というか、ここまでゴールデンウィークの混雑を実感することはなかった。

今日は浜田に泊まるが、時間があるので益田に立ち寄ってみる。益田では雨は降っていなかった。以前来たときは、駅前の商業ビルが工事中だったが、その駅ビルが完成していた。かなり立派な建物だ。一時間ちょっと街をうろうろして、特急に乗る。この特急はそれほど混んでいなかった。

浜田は2003年に泊まっているのだが、そのときのことが思い出せない。おそらく、ずっと駅前にいたのだと思う。今日は、街を歩いてみる。浜田川の北側の国道9号線沿いは官庁街になっていて、南側は新町、紺屋町、朝日町と、商店街が軒を連ねている。こういう街が計画されて形成しているのであれば、なかなかなものだと思った。


放浪ウィーク 3日目

今日は本当は九重夢大吊橋に行こうかと思っていた。ところが玄関口である豊後中村駅の久留米方面の時刻、9時台の次が14時台という豪快なダイヤで、帰路の行程がどうもうまくいかないことがわかった。そういうわけで今回は見送ることにする。そういうわけで午前中は日田に行くことにした。

日田に着いて、まず豆田町に行ってみる。日田は江戸時代には天領だったということで、それを推している。古い町並みで観光客が訪れるていた。かつては筑後軌道が久留米から豆田を結んでいたとのことである。埼玉の川越の札の辻界隈と似たようなフォーマットであった。その後、日田温泉のほうに行ってみた。落ち着いた感じの温泉街だった。

日田から久留米まで出て、後は福岡都市圏うろうろモードに入る。

今日は福岡あたりに泊まろうかと思ったのだが、どうも空いているホテルがなかったので、北九州市で泊まることにした。北九州市はかなり余裕があった。


放浪ウィーク 2日目

昨日は油津に泊まった。運河など、軽く街を歩いた後に、JRで飫肥に向かう。

飫肥は城下町であり、観光地となっている。駅から城下町の町並みまでは少し歩く。レンタサイクルもあるが、町を歩くのであれば徒歩のほうがいいだろう、ということで歩いて行った。ここは「食べあるき・町あるき」のコンセプトで、飫肥の各施設の入館料と、飫肥の施設や店の五ヶ所で食べ物や小物と引き替えできる券がセットになったものを、1000円で販売している。各施設の入館だけのセットは600円、五ヶ所での引き替え券だけでも600円である。施設の入館セットはどこでもありがちだが、店で引き替えできるという仕組みはなかなかおもしろい。1000円のそれを買った。各施設はそれほど規模があるものではなくて、個々にお金を払うのであれば見ないでスルーするレベルではあるが、一館100円程度であればまあいいかな、と思える。また、食べ物の引き替えでは、寿太郎巻というお菓子、アイスクリーム、卵の厚焼、マドレーヌ、鳥肉の総菜を引き替えた。卵の厚焼は飫肥の名物だという。プリンみたいな感じで、なかなかおいしい。ここまでいろいろあって1000円というのはなかなかお得感がある。こういうサービスを提供できる環境を作り出したというのが偉いと思う。

飫肥から宮崎に行く。2両編成だったので空きはあったが、1両編成であれば足りないだろうなというくらいの混み具合。宮崎口でも1両編成が走っているようだ。

宮崎からは大分行きの特急列車に乗る。4両編成だったが、いちばん先頭の4号車は空いていた。大分まで直行してもよかったが、今まで行ったことがなかった津久見で途中下車する。津久見は観光協会のウェブサイトによると「ひゅうが丼とみかんの町」らしい。そこまで言うのであれば、ちょうど夕食どきだし、ひゅうが丼を食べるしかない。1時間の持ち時間で、醤油サイトの取材後にひゅうが丼という段取りで、取材後にひゅうが丼の店を探すものの、ウェブサイトに書いてある店はあったものの、わかりやすくひゅうが丼が食べられると書いてはいなくて、入るのにどうも躊躇する。これは観光協会などは熱心だが、店のほうはそうでもないパターンなのか。それは何か嫌だな、と思ってあきらめて駅のほう向かったら、ひゅうが丼の幟が立っている店を見つけた。ここに入る。作るのに少し時間がかかるというが、次に乗る列車の時間を伝えて、作ってもらうことができた。マグロにごまだれがかかった丼である。津久見ではマグロが漁れるということで、さすがにマグロはおいしかった。ごまだれについては、佐伯では最近ごまだしうどんを売り出しており、このあたりでは料理にごまを使う傾向があるのかなとも思う。

今日は大分で泊まる。

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放浪ウィーク 1日目

今年のゴールデンウィーク、当初は関西に二泊三日で行くつもりだったのだが、その前から動けるということが一昨日にわかって、チャンスがあれば出かけようということで、とりあえず大まかな行程だけ決めて旅立ってしまうことにした。そういうわけで、細かいことが決まっていない、放浪の旅が始まる。

まず、宮崎空港に飛ぶ。連休の開始は明日からということで、直前でも飛行機のチケットをとることはできた。志木駅から羽田空港行きのバスに乗る。乗車率は30%くらいといったところか。先月乗ったときと同じように早着した。肝心の飛行機は遅れた。搭乗口から飛行機までバスに乗るスタイルだった。そんなに混んでいなくてサービスはよかった。東京は雨だったが、そこを離れると晴れており、室戸岬や足摺岬を確認することができた。

宮崎に来た目的は、今まで素通りするだけで訪れたことがなかった日南線沿線の街を訪れることである、日南、串間を訪れることだ。串間まで行くとなると志布志が近いのでそこまで行くとしても、日南線往復では芸がないと思い、都城まで行ってそこからバスで志布志に出て、日南線に乗ることにした。

飛行機が遅れても宮崎空港駅から思い描いていた列車には乗れる、と思っていたら、ちょうど行ったところだった。どうも10分間違えて認識していたようだ。ばたばたと準備したツケと言うべきか。南宮崎から都城まで移動するという予定だったが、宮崎空港からJRに乗ると都城に行く列車に2分差で間に合わないのでバスに乗ることにする。だいたいJR同士なのに接続が全く考慮されていないというのもどうかと思うが。

今回は、九州ゾーンの周遊きっぷを仕立てている。特急の自由席には乗れるので、それに乗っていく。特急は空いていた。

都城からバスで志布志に行く。参照していたバスの時刻表が古くてどんなものだろうと思っていたら、やはりダイヤが変わっていて、都城でだいぶ待つことになった。都城市街はこれと言った観光地もなく、主に醤油サイトの取材をして回る。イオンにあるレストラン街で昼食をとったが、チキン南蛮がメニューにある店が何店もあった。東京だとチキン南蛮を出す店はなかなかない。さすが宮崎と言ったところか。そうなればチキン南蛮を食べざるを得ない。

都城から志布志までバスに乗る。これは国鉄志布志線の転換バスということになる。都城の時点ではなから乗客はいたが、どんどん減っていき、志布志まで行ったのは私だけだった。この時間帯だと、志布志から下校する高校生、という需要があるのではないかと思う。

志布志から日南線に乗って串間まで行く。串間といえば都井岬という観光地があるが、串間駅からは実に遠い。バスがあるが本数も少なく、時間を取られるので、今回は駅のまわりを歩くことにした。かつて原子力発電所を誘致していた、というのも納得できるような街ではある。日南市にあるユニクロの看板が立っていたが、その日南市までは33Kmもある。

串間で降りると次の列車は2時間後、という状況なのだが、志布志方面に戻ることができたので、大隅夏井まで戻ってダグリ岬まで行ってみる。遊園地があったがすでに閉まっていた。ただ、この立地で遊園地が成立しているというのは驚きである。あと、国民宿舎があって、ここは宿泊客がけっこういるようだった。

今日は日南市に泊まるので、日南線に乗って向かう。途中、串間では高校生が乗ってきたが、十数人程度で、1両編成の列車が埋まることはなかった。


最近の減税日本について

「減税日本」の政治塾が21日、東京都内で始まった。

塾は1回800円で年6回を予定し、28日には600人が参加する「名古屋政治塾」も開講。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012042290100630.html

これ、朝日新聞の記事だと、名古屋について触れられていなくて、なんで名古屋でなく、東京で行うのか調べてみたら、名古屋でも21日に開催するつもりが講師の都合で中止になったらしい。記事だと初めから28日から開催するような書き方だが、中止が決まったのが4月2日とわりと早い時期だったので、中止にしたこと自体無かった話として扱われているのだろうか。

また、名古屋市議会の減税日本の会派が分裂している。元々あった「減税日本ナゴヤ」(22人)と「減税日本新政会」(5人)、「減税日本クラブ」(1人)の三会派ができている。党が同じで会派が違うということはあまり珍しい話ではないが、いずれにせよ党運営がうまくいっていなさそうではある。


立川明日香新座市議の当選無効が決定

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120420-OYT1T00459.htm

今年の2月に行われた新座市議会議員選挙の当選者で、立川明日香市議、大山智市議に対して、新座市に生活の本拠がないとして、当選の異議申し立てがあった。新座市選挙管理委員会の調査の結果、立川明日香市議に対しては「今年2月まで水道が使われておらず、電気の使用もわずか。ガスの契約は当選後と判明」しており実際は東京都練馬区に居住の実態があったということで、当選無効と決定された。

なお、立川市議は県選管に審査申し立てを行うことができ、県選管の結果に不服の場合は、高等裁判所に提訴できるとのこと。高裁の決定までは議員の身分は保障されるという。

立川市議の言い分としては、「居住実態とは何なのかわからない。選管からの説明もなかった。今回の選管の判断は疑問がある」とのことで、新座市議選に立候補した理由は「練馬区と隣接しているなどなじみがあった」とのことである。

まず、法的な問題として、公職選挙法の被選挙権の条件である「三箇月以上市町村の区域内に住所を有する者」の解釈と、居住の実態がないところに住所を移していいのか(具体的にはどういう法律に規定されているのかが不明なのだけど)という点が争点になってくるのだと思う。後者は当時の長野県知事だった田中康夫氏が長野市から泰阜村に住民票を移したときに焦点になった問題と重なるのではないだろうか。結局、田中氏側は敗訴し、両親の自宅がある軽井沢町に住民票を移してそこから県庁に通勤したとのこと。

あと、倫理的な問題として、今まで練馬区に住んでいて新座市と関係なかった人が、選挙直前に新座市に引っ越して選挙に市議選に立候補するってどうなの?という点がある。新座市議選の選挙公報を読み返してみたら、立川さん「若い力で新座を変える!」以外に新座市のことについて書いていなかった。そのあたりも考慮した上で選挙民は判断しろ、と言われればそれまでだが、そうなると騙す政治家が悪いのか、騙される選挙民が悪いのか、という話になる。

自分は立川市議には投票していないのだが、何故練馬区議選ではなく新座市議選に立候補したのか、という点については気になる。「練馬区と隣接しているなどなじみがあった」という理由では納得できない。

ちなみに、このブログには書いていなかったのだが、2006年に当時の尾崎吉明市議に対しても新座市に居住の実態がないと指摘されたという件があった。これについては尾崎さんに非は無いようだが、新座市はそういう事例が発生しやすいということも踏まえておくべきかもしれない。


「あ~ん」を好きな曲で埋める 2012年版

6年前に、「あ~ん」を好きな曲で埋めるという記事を書いたのだった。そういう記事を書いたことを思いだして、今年度版を作ってみた。

  • [あ]a symmetry/凛として時雨
  • [い]命の別名/中島みゆき
  • [う]Wait&See/宇多田ヒカル
  • [え]永遠なるもの/中村一義
  • [お]音速パンチ/Cocco
  • [か]踵鳴る/eastern youth
  • [き]キャノンボール/中村一義
  • [く]cream soda/スーパーカー
  • [け]K/BUMP OF CHICKEN
  • [こ]紅茶/Clingon
  • [さ]桜/川本真琴
  • [し]四角革命/相対性理論
  • [す]STROBOLIGHTS/スーパーカー
  • [せ]セブンスター/中村一義
  • [そ]そして僕らの毎日/林邦洋
  • [た]旅人のうた/中島みゆき
  • [ち]チャイナタウン/パスピエ
  • [つ]月に負け犬/椎名林檎
  • [て]DISCO FLIGHT/凛として時雨
  • [と]透明少女/NUMBER GIRL
  • [な]夏草の線路/遊佐未森
  • [に]虹/フジファブリック
  • [ぬ]
  • [ね]Never ending journey/Cocco
  • [の]のらねこ/セツナブルースター
  • [は]羽根/GRAPEVINE
  • [ひ]HIT AND RUN/林邦洋
  • [ふ]フレフレ/たむらぱん
  • [へ]HEAVEN STAGE/林邦洋
  • [ほ]ポロメリア/Cocco
  • [ま]MOTHER/PUFFY
  • [み]mini grammer/NUMBER GIRL
  • [む]ムーンパレス/the castanets
  • [め]眩暈/鬼束ちひろ
  • [も]もくまおう/Cocco
  • [や]やきそばパン/川本真琴
  • [ゆ]夢の帆船/奥井亜紀
  • [よ]夜、光る。/七尾旅人
  • [ら]ラフ/たむらぱん
  • [り]リリィ/thee michelle gun elephant
  • [る]ループ/ねごと
  • [れ]Raining/Cocco
  • [ろ]六階の少女/ZAZEN BOYS
  • [わ]One-Piece/the castanets

[を]、[ん]ははじめから埋める気がないのは相変わらずだが、やはり、[ぬ]が埋まらない。あとCoccoが多くなる。名曲が多いのは確かなのだが、ライバル楽曲が少なかったりもする。

折角まとめたのでTwitterにも投げてみたが、曲名だけ列挙しただけでも3ツイートにまたがってしまった。

次は2018年だな。


「草間彌生 永遠の永遠の永遠」を見に行く

埼玉県立近代美術館で行われている「草間彌生 永遠の永遠の永遠」を見に行った。埼玉県近代美術館は北浦和駅から歩いて行けるので交通の便はいい。パンフレットに「展覧会の感想をブログ、ツイッターでぜひご紹介ください。」と書いてあったので紹介してみる。

下の画像のように屋内の展示でも写真を撮れるものもある。また、「魂の灯」という小部屋になっている空間自体が作品、というものもある。これは、入ってから30秒立ったら外から係の人がノックして出ていく、というようになっていた。なんか、少し検索してみたらyoutubeに動画があがっていたが…。あれと実物とは印象がだいぶ違うけど。

埼玉県立近代美術館では5月20日までの開催。

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新座市民会館・中央図書館が6月1日から休館

http://www.city.niiza.lg.jp/news/120323/12032305.php

新座市民会館・中央図書館が改修工事のため6月1日から休館になるとのこと。利用再開は来年5月以降を予定しているというから、長い休館だ。

中央図書館以外の図書館は通常どおりに開館している。個人的にはにいざほっとぷらざの二階の空いているスペースに中央図書館の本を置いてほしいところなのだが、選挙のときはあのスペースを使うので難しいか。


新座市長選挙に嶋野加代前市議が立候補を表明

嶋野氏は「市政に自分なりのビジョンができ、その実現に市議では限界があると考えた」と述べた。▽市内に6~7カ所の地域センターを設け各地域の事情に合わせた施策を実施▽市庁舎の耐震化や、保育園などの耐震化支援▽保育所待機児童の解消--などを掲げている。

http://mainichi.jp/area/saitama/news/20120323ddlk11010277000c.html

3月23日の記事だが、今まで気がつかなかった。

前回の市長選は5月まで誰も立候補を表明しなかったので、それに比べると早い立候補表明と言える。

なお、新座市長選挙は7月8日告示、15日投開票とのこと。