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宮脇俊三「ローカルバスの終点へ」川白

今月から始める、宮脇俊三著「ローカルバスの終点へ」の精読企画。1987年から88年に書かれた記述内容が2020年現在どうなっているのかを中心に記していく。基本的に月末更新。今回は川白(北海道古宇郡神恵内村)。
岩内ターミナルから川白まで行く北海道中央バスの路線バスは現存している。それどころか、季節運行ではあるが一日二本、川白の先の神恵岬まで路線が延伸されている。そういう意味では川白はローカルバスの終点ではなくなった。そもそも当時は国道が川白までしか通じていなかった。積丹半島がつながる国道が開通したのは1996年のこと。岩内から川白まで行く便も当時は一日二本だが、午前中の便が一本増え、一日三本、川白までバスが至っている。ただし、岩内から当時は赤石まで、現在はその二停先の大森まで行く区間便は、現在は二本減の一日七本になっている。
Google Mapで見ると、現在川白にある宿泊施設は二軒。氏が宿泊した「たかだ旅館」は現存していない模様。また、川白小中学校も1998年に閉校になっている。現在神恵内村の小学校、中学校はそれぞれ一校づつのみ。