瀬戸内周遊の旅 2日目

今日は周防大島へと行く。周防大島を旅するにあたっては観光協会のウェブサイトも見つついろいろ考えたのだが、どうもクルマがないと観光が難しい島である。車は運転できないし、レンタルバイクやレンタルサイクルもないので、バスで行けるところだけ行くことにする。

まず、光から大畠にJRで行って、大畠駅前から小松港経由の町立橘病院前のバスに乗る。小松港は大島大橋架橋以前は本州と島を結んでいた国鉄連絡船が発着していたという。島の南西部をぐるっと回って旧橘町内の中心に着く。少し歩いてみた。地図で見てどんなところかあまり想像できなかったのだが、まあそれほど賑やかな感じではなかった。

町立橘病院前から今度は久賀経由の大畠駅前行きに乗って、久賀に行く。久賀が周防大島の商業的な中心地ということになるのだろうか。ガイドブックにも載っている久賀歴史民俗資料館に行ってみるも、本日は閉館しましたと書いてある。今日は休館日ではないし開館時間内のはずである。用のある人は押してくださいというボタンを押して数分待ったら、人が来て中を開けてもらえた。入館料は400円。個人的に昔の航路の時刻表は興味深かったが、正直、400円の価値はあるかというと微妙。近くにあるはずの郷土料理を出すという喫茶店は、もう今はやっていないという。そこで昼ごはんを食べようかと思っていたのだが、仕方がないので、別のレストランでAランチというメニューを食べた。沖縄の店によくあるAランチみたいな感じで、おいしかった。

久賀から更に東に進んで伊保田港まで行く。土居口から先はぐっとバスの本数が少なくなる。伊保田港から松山の三津浜港行きのフェリーに乗る。時間があったので伊保田のあたりを歩いてみる。なんと言っても釣りをしている人が多い。道路に停めてある車を見てみると、山口ナンバーと広島ナンバーが多かった。

柳井から伊保田を経由して松山に行くフェリーに乗ったわけだが、乗客は多くなく、経営の厳しさがうかがえる。伊保田から徒歩で乗ったのは私ともう一人いた。伊保田から松山まで1時間10分程度なのであっという間である。

松山でぶらぶらして、松山から高速バスに乗って一気に高松まで行く。松山市内が渋滞で途中遅れたが、最終的にはほぼ定刻で高松に到着。今日は高松に泊まる。

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