誕生月の四国3日目

今日はまず大洲に行った。大洲は一回来たことがあるが、夜暗くなってから着いて一泊して朝明るく前に出た。来ていないのも同然だ。一応、観光の宣伝をそれなりにしている街ではあるが、行ってみての感想は観光的な要素は若干あるものの、それほど観光客を受け入れるような整備はされていないように感じた。大洲城はそれなりに金をかけているようだが、10分くらい敷地にいて、来る客は一人もいなかった。大洲は肱川を挟んで肱北と肱南に分けるようで、大洲城や市役所などがある昔からの中心地は肱南だが、肱北には伊予大洲駅がありその近くにフジグランがあり、さらにその北東には郊外型の大型店が並んでいる。

八幡浜に行ってみる。八幡浜といえば、九州に渡るフェリーに乗るために何度か来たが、それはいつも夜だ。もう一回昼間に来たがほとんど滞在しなかった。意外と言っては失礼だが、商店街があって賑やかな街だった。

松山から伊予大洲まで朝乗った特急はかなり空いていたが、午後に八幡浜から松山まで乗った特急は混んでいて、ここでは指定席をとった甲斐があった。

松山からは児島までグリーン車、児島からはサンライズ瀬戸、という夢の乗り継ぎ。結局、今回グリーン車に2回しか乗らなかったが、JR四国でグリーン車を設定している特急列車が少ないのだからある意味仕方がない。ただ、乗ってみて、隣席に他の人が座るくらいの混雑度だったらグリーン車の意味はあるけど、そうでなければ別に普通の指定席でいいと思った。帰りの特急はフル停車。すなわち、伊予北条、高瀬、詫間に停まる。児島に2分くらい遅れて着いた。今回は遅れてくれたほうが嬉しい。

サンライズは今回はソロ。児島から寝台特急券と乗車券を普通に買った。今回、行きが夜行バス、帰りが寝台列車なのは、飛行機が高かったからである。九州だと飛行機を使わざるを得ないのだが、四国だとまだ代案がある。