自民、民主のから騒ぎ、と改革クラブ

自民党のから騒ぎと言えば総裁選であろう。総裁選という名の衆院選の事前活動なのだが、最初のうちは大盛り上がりだったのだけど、事故米などのニュースが覆い被さったり、そもそも既に飽きられたりして、今では始まった当初の熱気はない。総裁選の余勢をかって解散という目論見は外れつつある。自民党という一団体の代表を決めるのに騒ぎすぎ、という意見ももっともだが、それが一国の代表に直結するので、それなりに騒ぐのも理解できる。それにしても、一時の熱気はどこへやら。総裁選の期間が長すぎる、という意見もあるけど、麻生優勢のままでストーリーが単調になってしまったのが大きいのではないか。結局、みんな勝ち馬に乗りたいのだよ。

民主党のから騒ぎと言えば国民新党の合併問題になるが、国民新党も遅かれ早かれなくなるのだろうけど、今はちょっと早すぎなのではないかと思った。しかし、よく考えれば今が高く売れる時かもしれない。そう思っていたが、結局物別れに終わった。結局、総裁選の話題つぶしなのではないかと思うのだけど。今回は選挙協力できるところはして、できないところは戦う、くらいの距離感でいいのではないか。

あと、民主党小沢代表が公明党太田代表の選挙区である東京12区から立候補するという憶測が流れている中で、自民党も東京12区から新総裁を立候補させる、と菅義偉選対副委員長が言っている。太田でていけ、と直接的に言っているわけではないけど、そういうことになる。なんかとんでもないことになっていないか。

他にも、太田農相辞任とか、太田和美議員福島に国替えとか、他にも太田つながりの話題が。太田農相は就任当初から危ないと思っていたけど、それより先に福田首相が辞任表明して途中の解任はないかと思ったら、辞め逃げみたいなことになった。どこが「安心実現内閣」なんだ。「安心嘯き内閣」ではないか。もう終わるけど。太田和美議員の国替えは国替えそのものよりも、結局福島2区で地元から擁立できなかったことが、何だかなぁと思った。母はいわき市出身、祖母は会津若松市出身って、それでは4区か5区ではないか。

最後に、改革クラブは結局政党要件を満たさず、その他の政治団体として届け出を変更したらしい。で、一応、改革クラブのホームページを作ったらしい。Yahoo!ブログだけど。訪問者がユニークアクセス数だとしたら、このブログよりも少ない…。みんな、見てやってくれ。2003年の衆院選後に自民系無所属議員が「グループ改革」という院内会派を作ったことが思い出した。結局皆その後自民党に行ったわけだが(川上義博氏は現在は民主党)。「とりあえず、ビール」みたいな感じで「とりあえず、改革」なのか知らん。