キャリーバッグによる接触事故が増えているらしい

この前、新幹線に乗っていたら、前のほうで流れている文字情報で、キャリーバッグによる接触事故が増えている、と書かれていた。それはわかる。ここ数年前ぐらいから、キャリーバッグを持っている人を多く見かけるようになった。私はあれ、嫌いだ。まず、場所をとって邪魔である。混雑した通勤電車の中にあれを持ち込む人がけっこういる。タクシーに乗れ、と思ってしまう。あと、あれ自体が重い。旅の基本は荷物を軽くすることだと思うのだが、あの入れ物自体が重いというのはおかしなものである。重いので、階段などを移動するのはたいへんである。

そういうわけで、一泊二日の国内旅行程度であれば、あれは不便なものだと思うのだけど、それでも持っている人が多いのは、引っ張って歩くというのが楽なのだろうね。あれも車輪が壊れるというリスクを考えると、あまり過信するのもどうかと思うのだけど。

そういえば、とあるJRの駅で歩道橋を渡らなければならない駅があって、キャリーバッグを持った中高年の女性が渡るのに難儀していた。結局、誰かにキャリーバッグを持ってもらったようだが。「昔はこんな歩道橋はなかった」というようなことを言っていたが、その前にキャリーバッグがなかっただろ、と思ってしまった。