東北の旅 3日目

今日は釜石からまず宮古に行く。JR山田線は不通でバスで行くとなると山田で乗り換えとなる。そういうことでまず釜石から道の駅やまだ行きのバスに乗る。このバスは山田まで通しで乗る客が十数人いた。山田から乗ったバスはそれほど大きくなく、山田の中心地あたりで既に立ち客がいる状態でそこから先もわんさかと乗ってくる。だいたい、鉄道代行バスとしては(特に土日休日は)本数も少ないし、定員も少ない。まあ、いろいろと事情があるのだろうが、まず現実的なところで利用者本位な交通機関を動かしてほしい、とは思った。大槌、山田のあたりはまだ中心部も更地がほとんどである。

宮古に行って、街をぶらぶらと。魚菜市場というところに行ったが、駐車場は車でいっぱい、演歌歌手が来ていたりして活気があった。

宮古からは三陸鉄道に乗る。三陸鉄道北リアス線は小本から田野畑までが不通でバス代行となっている。小本までの列車は2両編成だった。ツアー客が乗っていたようで、田老でこぞって降りていった。小本から乗ったバスは大型なバスで、鉄道代行バスはこうでなくてはと思ったが、こちらのバスに乗ったのは4人だけだった。田野畑は駅と村の中心部が離れていて、バスは村の中心部を通って駅に行く。田野畑駅に着いて1時間くらいの待ち時間がある。もっとなんとかならないのかな、というのが正直な感想。喫茶店があるという情報があったので念頭に置いていたのだが、今日は休みだった。宮古ではけっこう売っているのを見た「田野畑アイスクリーム」を買って、机と椅子があったのでそこでパソコン開いてブログなどを書いたりする。なお、田野畑から乗った列車は豪華な内装の車両だった。「レトロ列車さんりくしおさい」という列車で、ゴールデンウィークや土日に1日2往復走っているようだ。

なお、運賃は通しでは払えず、宮古から小本、小本から田野畑、田野畑から久慈と分けて買わなくてはならない。当然通しで買うよりも高くなるはずだが、そこをサービスする余裕がないということなのだろうか。

今日は久慈で泊まる。久慈といえば連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地ということで大々的に売り出している。NHKの二大ドラマ、連続テレビ小説と大河ドラマの舞台となると、その観光効果は計り知れない。そういうわけで道の駅は車でいっぱいだった。そこでまめぶ汁という郷土料理を食べてみる。「あまちゃん」に出てきて知名度が挙がったようだが、私はそのドラマを見たことがない。にも関わらず、何かドラマに影響を受けて食べた人みたいになってしまった。

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