小豆島+関西 3日目

今日はまず相生から岡山方面から来た姫路行きの普通列車に乗るのだが、これがかなり混んでいた。が、相生で降りる客が多かった。降りた客は一目散に向かい側のホームに行列を作っていく。向かい側のホームには8分後に、播州赤穂から新快速がやってくるのだ。皆さん、心得ていらっしゃる。私はまず網干まで行くので、姫路行きで事足りる。

網干からは龍野までバスに乗る。網干でバスを待っている間は強い風と雨だったが、龍野では降っていなかった。龍野は古い街並みが整備されている。また、そうめん、醤油と、小豆島との共通項が多かったりする。醤油資料館に、入館料10円と安いこともあって入ってみった。昔使っていた道具なんかが置いてあった。

姫新線で姫路まで出る。姫路では地下街にある店でたこ焼きを食べるのが恒例となっているが、姫路駅が様変わりしてしまい、地下街がなくなったかと思って焦った。ちゃんとあってほっとした。少し値上がりしたようにも思うが、それでも10個390円で安い。いつ行ってもほどよい繁盛ぶり(客は途切れないが、私が座る場所がないというほどでもない)である。

姫路からJRの新快速に乗って一気に大阪まで行き、西九条に出て、今月の20日に開業した阪神なんば線に乗る。大フィーバーなのではないかと思ったが、それほどでもなかった。快速急行奈良行きがそこそこ混んでいた(立つ客が少しいる程度)ので、次発の普通東花園行きに乗る。これはかなり空いていた。大丈夫か?すれ違う列車もそれほど混んではいない。ただ、大阪難波駅に着いたら、尼崎方面に行く列車を待っている人が多数いたので、ムラがあるのかもしれない。今のところ、阪神と近鉄の直通のメリットはあまりないような感じがした。近鉄奈良線に少しゆかりがある身としては、阪神の駅に近鉄の車両が乗り入れているのを見て少なからず感慨を覚えたが。

今日は一日中雨かと思ったが、午後15時くらいまではもった。だいたいここまでに外を歩くのを終えていたので、ほとんど雨に祟られなかったということになる。

関西ではだいたいの店で売っているが、関東ではほとんど売っていない金龍焼き肉のたれを買う。小豆島にも売っていたのだが、たれを3日間も保持するのもどうかと思ったので、今日買った。今日は飛行機で帰るのでたれを空輸(それは密輸?)だなと思っていたら、見事に手荷物検査にたれがひっかかった。どうも瓶はだめみたいだ。他にも小豆島でもらった醤油も関係していたとは思う。たれと醤油の空輸には気をつけろ。

最近、関西方面から帰ってくる場合は新幹線を使うことが多かったのだが、久しぶりに飛行機を使ってみることにした。ところが、羽田空港の着陸許可が下りるの時間がかかるということで、結局JAL130便は18時30分発19時35分着が定刻なのに、19時37分発20時59分着と大遅延状態だった。遅れた時間だけで大阪から東京まで行けるではないか。やはり、大阪-東京だとあえて飛行機を使うことがないなと思った。メリットに比べてリスクが大きい。確かに新幹線のほうが時間がかかるが、最近はその時間の有効に使っているので、それほど苦にはならない。最初に情報を聞いたときはそれほど遅れないと聞いていたのだが、結局、離陸のぎりぎりになって大幅に遅れるという情報が流れて、そこから待ちぼうけを食らうわけだからたまったものではない。

羽田に着いたのが、志木行きバスが出る前の10分前ということで、バスに乗ることにする。当初は鉄道で帰るつもりだったが、いろいろと条件が重なってやむを得ない。回数券も買った。残席△だったが、後ろのほうは人気がなくて、2席を使うことができた。およそ1時間で志木に到着。