初夏の山陽 1日目

昨日の夜、サンライズ瀬戸に乗って旅を始めた。第一目的地は倉敷だったのでサンライズ出雲に乗りたかったのだが、旅立てることが決まった今週の月曜日に切符を買ったところ既にサンライズ出雲はいっぱいだった。そういうわけでサンライズ瀬戸に岡山まで乗っていく。サンライズ瀬戸も見た範囲では空いているのは1室だけだった。

サンライズは東京駅に21時45分頃入線した。写真を撮る人が多数いる。撮らない人のほうが少ないくらいだ。乗る人はみんなワクワクしているように見える。やはり特別な列車である。

上郡付近で先行する貨物列車がシカとぶつかったということで遅れがでた。個人的には時間はたっぷりあるので遅れた分だけサンライズを満喫できるわけで問題ない。岡山には23分遅れで到着。出雲方面は1時間遅れになるとのこと。そういえば以前松江まで行ったときも1時間遅れになったんだった。

倉敷の美観地区を散策した後、郊外にある店でバイクを借りて、岡山県北部のほうに行く。豪渓を通って行ったことがない吉備中央町へ。道の駅かようのレストランで昼食。かようは旧賀陽町のかようである。こういうところだと観光地でもないので道の駅で食べるのが手っ取り早い。昼時ということもあってけっこう混んでいた。

賀陽から有漢、北房を経由して、今回の最大の目的地である満奇洞に行く。鍾乳洞好きなので満奇洞には行きたい思っていたのだった。ここは素晴らしい。特に夢の宮殿という場所には感動した。その光景を見て心が動いたのでこれを感動というのだろう。路線バスも通じているが、バス停から洞の入口まで10分弱くらいかかる。ちょっと忙しくなるが、バスを使った見学も可能である。

その後は羅生門に立ち寄って、新見市内で千屋牛を焼肉でいただく。そういう特別な焼肉を食べることは滅多にないが、おいしいことは間違えなかった。