GSV030.友ヶ島(和歌山県和歌山市)

友ヶ島へは加太港から船に乗っていく。興味がある島ではあるが、けっこう人気がある島でフェリーもなかなか乗れないこともあるというような話を聞き二の足を踏んでいる。
ストリートビューでは、島西側の友ヶ島灯台から東側の虎島に向かっていく。旧日本軍によって作られた防衛施設の跡が多数ある。点在しているので全部見て回るとなるとたいへんそうだ。道はわりと歩きやすそうだ。小展望台では弁当を食べている人がいた。ここから海が望める。港のほうに出るためにけっこう長い坂を下る。船着き場の近くにはトイレや飲み物の自動販売機がある。旅館友ヶ荘もあるが現在はやっていないそう。少し離れた場所にある海の家”うみのや”という宿泊施設は現在でも営業しているという。
港から虎島のほうに向かっていく。虎島まではけっこう距離がある。最新のウェブ上にあるパンフレットによると虎島へは渡ることはできないとあるが、ストリートビューのデータでは渡ることができる。ただ、渡った先も道なき道のようなところを進んでいく。砲台跡、行者像などがあるが、ここまで来るのも時間がかかり、友ヶ島での持ち時間を考えると、無理なく渡れたとしても虎島まで来る人は少ないだろう。
友ヶ島の代表的な砲台跡として、第二砲台跡、第三砲台跡がある。第二砲台跡は海に面していて、天空の城ラピュタの世界観を感じられるというようなことが言われているそう。ただ、中には入れない。第三砲台跡は最大規模の砲台跡とのことで中にも入れる。中に入るときは懐中電灯が必須とのこと。