情報技術一覧

Wikipediaの問題について

http://www.asahi.com/national/update/0303/TKY201003030157.html

Wikipediaが管理者が少ないとか、いたずらが多いとか、特定の分野に偏っているとか、そういう問題を抱えているという記事。日本語版では利用者登録をせず匿名で投稿する人が多いと書いてあるが、それがいたずらの原因になっているのであれば、単に登録していない人の投稿の禁止にするか制限するかすればいいのではないだろうか。

私も一応登録しているのだが、最近は編集していない。自分が運営している政治情報データベースで、個人の情報を記したページからWikipediaへのリンクを貼ろうかとも思ったのだが、Wikipediaが全てではないな、と思ってやめた。確かに一つにまとまっている便利さはあるが、多角的な情報を得るべき場合は、Wikipediaに頼りっきりというのはよくないと思う。

Wikipediaそのものについては、今のわりと有名になってしまった状態からもう少し廃れてしまったほうが、幸せになれるのかもしれない。


最近使っているmp3ファイル関連ソフトウェア

iPod Touchは主目的はmp3プレイヤーとして買った。mp3プレイヤー+他にも色々なことができたら楽しいよね、という位置づけである。今までサイズが小さいということを重要視して、他機能は切り捨てるくらいのつもりでいたのだが、iPod Touchだと、ID3タグの情報をもとにカテゴライズして表示されたり、アルバムジャケットが表示できたりして、楽しい。私は2000年11月にmp3プレイヤーを買ってから、10年間弱くらいの間、ほぼ同じ方法でmp3ファイルをリッピングしてきた。ID3タグもつけてこなかった。最近になって、使っていたリッピングソフトを変えて、ID3タグもCDDBの情報をもとにつけるようしたが、それも特にルールは決めてこなかった。そこで、今回iPod Touchを買ったことを機に、mp3ファイルのリッピングのし直しと、ID3タグのつけ直しを行うことにした。

リッピングには、CDexというソフトウェアを使っている。正直言って、この手のソフトを比較できるほど使っていないのだが、特に申し分はない。CDDBの情報をもとにID3タグをつけてリッピングしている。ビットレートは昔は128kbpsで統一していたのだが、今は192~224kbpsで設定している。これも特に根拠はなくて、なんとなく。昔は、低いビットレートでリッピングすればmp3プレイヤーにいっぱいファイルを登録できるよ、ということが言われていたが、大容量化の今ではそんなことを言う人はいないだろう。

その後、不足しているID3タグを設定するために、Mp3tagというソフトウェアを使っている。これは、Amazonのサイトから、ジャケットイメージも含めた情報を取得できるのが特徴だ。日本でいいように使えるようにするための情報もある(→日本語化工房-KUP)。このソフトウェアも申し分ない。

こういう作業は若干めんどくさいところもあるが、そのめんどくささが楽しかったりする。で、他の作業が進まない…。


auがスマートフォン発売へ

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/17/news049.html

auがようやくスマートフォン発売。しかし、後発auならではの特徴はあるのだろうか。他キャリアユーザを羨ましがらせるような特徴が。なんか中途半端に参入してもあまり意味がないような気がする。6月以降に発売というので、まだだいぶ先の話である。その頃にはiPhoneの次のバージョンが発売されるのではないだろうか。


Google Buzzで個人情報が意図せず公開してしまう騒動

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/12/news017.html

「Google Buzz」、正直言って私はまだどのようなサービスかあまり理解していないのだが、「Googleプロフィール」に本名が登録されている場合、デフォルトだとその本名が公開されてしまうとのこと。また位置情報が自動的に付加されるため、自宅から「自宅なう」と投稿すると自宅がばれてしまう、と。まあ、これは当たり前といえば当たり前なのだけど。

私もGoogleのアカウントを持っているので、今確認した。イニシャルしか登録されていなかった。まだ安心か。それにしても、気軽を装って実は個人情報を垂れ流している可能性があるというのは、ちょっと怖い。ネット上で流す自分の情報はここまでで、それ以上の情報を流さないように気をつける、という心構えが必要だろう。

Googleとしてはあまり問題に感じていないのだと思う。言われてからちょっとアナウンスしますよ、みたいな感じで。


はてなRSS終了

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/02/news093.html

はてなRSSが6月30日に終了するとのこと。私ははてなRSSのキーワードウォッチで得たフィードをfirefoxのアドオンのRSSリーダーで見る、という使い方をしていた。見る、といってもほとんど流し読みレベルだったけど、たまに有益な情報を得られたりするんだよね。代替案を検討するか、全くやめるかはこれから考える。


アメーバブログで芸能人などのブログのID/パスワードが流出

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/01/02/001/

アメーバブログといえば、芸能人等のブログが多いことで有名だが、そのブログのID、パスワード約450件と、関連情報を記したExcelファイルが流出したとのこと。具体的には、そのExcelファイルが何らかの形で第三者の手に渡り、その第三者が芸能人のブログに入手したID、パスワードでログインして、Excelファイルがダウンロード先のリンクを記載した記事をアップした、ということのようだ。

そもそも何故平文のパスワードが約450件も記載されているExcelファイルが存在するのか。あくまでも推測になるのだが、ID、パスワードが必要な部門があって、そういう資料を作ったということなのだろう。関連情報が付随していることから、最終的な作成者は技術側の人間ではないものと思われる。おそらくそういう部門はネットリテラシーが高くなくて、ファイルの管理も杜撰だったのではないかと思う。そういう部門が必要なのは芸能人ブログの情報なので、一般人ブログのパスワードは外部に持ち出す必要もなく、サーバーで適正に管理されている、と思いたい。

原因追究に務めるとサイバーエージェントは言っているが、その全貌が公表されることはなさそうで、内部的に処理されるのであろう。


Amebaなうを試してみる

巷で話題のAmebaなうを試してみたよ。全て携帯電話ではなくパソコンから試している。

まず、Amebaのアカウントを作ることから始める。これはスムーズに作成できた。Amebaなうの機能自体はTwitterに似ている。画像を別に貼り付けられるのがTwitterにはない特徴か。もっとも、Amebaが提供するサービスとしては、これがないと意味がないのだろうけど。

で、誰かさんをフォローしたいわけだが、Amebaなうをやっている人を見つけるのが難しい。最新!芸能人・有名人の「なう」という、芸能人・有名人が発した最新の「なう」は見られるのだが、Amebaなうをやっている芸能人・有名人のリストがないのである。なんか携帯電話版はあるらしいのだが、パソコン版は今のところない。芸能人・有名人といっても、半分くらいは私が知らない人だったりする。

で、現時点でAmebaブログとAmebaなうは連携していないようだ。AmebaブログにAmebaなうのリンクを貼りたい場合は、「ブックマーク」にAmebaなうを登録するしかなさそう。要するにその他大勢と同じ扱いである。ブログになうの最新5件を表示、みたいなことは簡単にはできないようである。普通、同じグループのサービスであれば連携してもよさそうなものだが、おそらく開発グループが別々で、グループ間で連携する話をしていないのだと思う。Amebaなうを目玉サービスにするのであれば、もう少し上で調整をしてもよさそうなものだが。

Twitterと違ってRSSも吐かないし、APIも公開していないので、閉鎖的なサービスであることは否めない。このサービス、広がりをみせるような気がしない。Twitterライクに知らない人にフォローしたら「フォローしないでください」と言われた、という話も聞くし、Twitterとは異質なサービスであることは確かだと思う。

Amebaなうとは別の話になるけど、Amebaブログってまったく使う気がしない。あれは広告を消すことができないのか。あういう風に儲けているんだな、と実感。はてなとは違うのだよ、はてなとは。(ちなみにはてなは少額有料サービスが収入源なんでしょうね。私も払っていますが。)

ほとんど放置状態になるでしょうが、一応、私のAmebaなうのリンクを貼っておきます。

http://now.ameba.jp/tenty17

*追記

15日の時点で、ブログに「なうを見る」というリンクが貼られました。最低限の連携は行ったということで。以後、続々と機能が変更されるでしょうが、この記事を更新する予定はありません。あくまでも、記事執筆時の内容ということで、ご了承願います。


Amebaなうがサービス開始

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20091208/341724/

「明確な数値目標はないものの初動が悪ければ撤退する」って、最初から逃げ腰じゃないか。Twitterだって、サービスインから日本で流行るまでけっこうかかったのに。

ただ、試してみようというユーザーはけっこういるのではないかとは思う。私はAmebaのサービスを一切使っていないので試す気はないのだが。問題は初動よりも、継続的に使ってくるユーザーがどれだけいるかではないかと思う。そもそも頼みの芸能人がどれだけ使ってくれるのか、だ。ブログだったら、全てのインターネットユーザーが読み手の対象になるわけだけど、Amebaなうだと実質Amebaなうのユーザーしか読み手の対象にならないわけでしょう。そこにモチベーションを感じるかどうか。あと、被フォロー数のランキングを公式に行うとちょっと嫌かな、など。

あと、アメーバブログ並みの検閲が入るのかも気になる。芸能人が読むのに不適切なリプライは削除するとか、見えないようにするとか。どちらにせよ、同じミニブログとしてくくられてはいるが、Twitterとは感覚的に別物になるのではないかな、と思う次第。


Googleが日本語入力システム参入

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/03/news024.html

私はATOKを使い続けているので、Googleが入ってもそこは揺るがない。Googleは無料とはいえ、ATOKにはかなわないのではないか。Googleのほうを使ったことないけど。

まあ、Googleのほうもこれから改善はされていくだろうし、アピール次第ではMS-IMEから乗り換える人がでてくるかもしれない。ただ、デフォルトでインストールされているものをそのまま使う、という人は大多数いる。日本語入力システムに限らず、メーラーなり、ブラウザなり、比較して選択していくようになったほうがいいのかもしれない。


サイバーエージェント「Amebaなう」12月8日開始

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/18/news052.html

サイバーエージェントが”Twitterに似たサービス”の「Amebaなう」を12月8日に開始するとのこと。まず携帯電話向けサイトをオープンし、1週間後にPC向けサイトをオープンするという。

これ、APIを公開するのかどうかが気になる。津田大介氏の「Twitter社会論」にも書いてあったけど(後日感想を書きます)、Twitterが成功した原因の一つに、APIを公開したことが挙げられると思う。そこが、アメーバグループだけで閉じられてしまうとあまり魅力がないような。ただ、そこでTwitterに勝負しても勝てないので、そういうのは関係ないと思っている層を取り込むことで差別化を図るということなのかな。わからないけど。

ただ、今のところのウリが「芸能人が書く」しか表にでていないようで、そこはなんだかなぁ、と思った。芸能人をフォロー(この表現もTwitterのをそのまま使うらしい)したいという人向けということなのかな。ただ、芸能人もアメーバブログ書いたり、Amebaなう書いたりする暇があるのだろうかと勝手に心配してみる。